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関係代名詞についての疑問とその使い方
- 関係代名詞のthatが現れる文には欠落があるという認識は間違っていませんが、名詞のS Vの形になるからといって必ず関係代名詞ではない場合もあります。
- 例えば、補語が後に続く場合や動詞が欠落している場合は同格の関係です。
- また、名詞のS Vの形になっている文でも、文脈によっては同格の関係である場合もあります。質問文章の例文を使って具体的に説明します。
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1)先生のおっしゃられたことをもう少し正確に言いますと 関係代名詞節では、その関係代名詞が受ける名詞(先行詞)がピタリと入って文を形成するような欠落がある、ということです。 This is the temple that I visited last month. なら、that=the temple で、 I visited the temple last month.という文を形成します。つまり that I visited ( ) last month の( )部分が名詞の欠落部ですね。そこに that がすっぽり入るわけです。 2)名詞 + SV なら、稀な例外を除いて、まずほとんど全て目的格の関係代名詞の省略された形です。先生のおっしゃられたことは正しいです。 ×She lost all awareness he was her husband.は She lost all awareness that he was her husband.と that が必要です。同格の that は省略できません。 3)The smoke came partly from the fires that were all the people had to keep themselves warm and partly from the factory chimneys. は間違った文です。were が不要です。 The smoke came partly from the fires that all the people had to keep themselves warm and partly from the factory chimneys.なら、that は関係代名詞で、the fires を受けますので、 All the people had【the fires】to keep themselves warm.という文が形成できます。 「みんなが暖を取るために燃やしていた火」という意味です。
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- princelilac
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awareness = (that) he was her husband 同格と見なします。指摘は正しいと思います。 予備校の先生がちょっと勘違いをされたようです。 the fires that were all the people had (to keep themselves warm) 「火、それは人々が(暖を取るために)使っていたすべての物」 ※「暖を取るには火をたくしかなかった」という意味です。 こちらは先生の方が正しいようです。 have (had) to ... の部分を取り違える危険性の高い文ですね。
- bakansky
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> She lost all awareness he was her husband. 「彼女は彼が自分の夫であるということを全く失念した」 みたいな意味だろうと思いますが、そうだとすると、he was her husband の前に that が省略されていると見てもおかしくないです。 構造としては [She ] [ lost ] [ all awareness ] [ he was her husband ]. ということで、主語 + (他) 動詞 + 目的語 + 補語 (S + V + O + C) という形ではないかと思います。 手持ちの辞書 (「スーパー・アンカー英和辞典」 第2版) から例文を1つだけ引きますと、 I don't know the reason (that) he quit the company. (彼が会社をやめた理由を私は知らない) この例文と構造は同じじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。 この例文は that の 関係代名詞 の項目に出ていたものです (ただし、用法としては 「理由」 を表しているので 関係副詞的 という註がありました)。 (that) he was her husband という部分は all awareness の内容についての記述であり、そうであるならば that が関係代名詞であってもおかしくはないと考えます。 お示しの文が、たとえば She lost all awareness, the fact that he was her husband. のようであれば、all awareness と the fact が並置されていて、that 以下は the fact の説明であるとして、all awareness と the fact 以下が 同格 といえるのかもしれませんが、お示しの文の場合には that が省略された文であり、それは関係代名詞であるとして問題ないように見えます。 > The smoke came partly from the fires that were all the people had to keep themselves warm and partly from the factory chimneys. これは何ともすごい文で、意味を取るのも楽ではないなという印象を持ちました。 その講師の方が 「hadの目的語がallだ」 という説明をされたのだとすると、 ... [ that ] [ were ] [ all ] [ (that) the people had to keep themselves warm ] ... というふうに読めということかと思います。 「人々が暖を取るのに使用していたのはそれがすべてだった」 と読めます。 そうであれば、 all (that ) the people had (人々が [暖房の手段として] 持っていたすべて) ということで、had の目的語に見えます。 そうであれば、that という関係代名詞が省略されていると見て不都合はなさそうに見えます。 仮に The smoke came partly from the fires, all that the people had to keep themselves warm, and partly from ... のような文であれば、the fires と all that the people ... は 同格 と見てよいように思います。
- wind-sky-wind
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She lost all awareness (that) he was her husband. 確かにこの場合,同格の that(の省略)です。 受験文法的には同格の that は省略可とはあまり習いません。 辞書にもあまり出ていませんが,ウィズダム英和辞典には the fact (that) ... と省略可であることを示しています。 だから,先生も同格の that については 名詞 SV という形を考慮していなかったのだと思います。 the fires that were all the people had to keep themselves warm の場合,the fires that were all (that) the people had X to keep themselves warm すなわち, the fires「火」に対して,まず主格の関係代名詞 that で「すべてであった」 that were all として,どんな「すべて」かというと, 「人々が自らを暖めるために持っていた」で修飾。 X の部分が欠落部分です。 「自らを暖めるために持っていた(その場に置いていた)ものが火元だった」 という内容です。 同格の that というのは後に欠けることのない文がくることが必要条件ではあります。 しかし,the fact/idea/feeling/news など限られた語について, 「~という」という意味合いでつながります。 think/know/say などの後にくる that と本来,同じもの。 だから,all のような語の後に同格の that はこないですし,意味的に成り立ちません。 「人々が自らを暖めなければならなかったという(事実)」ならいいわけですが, all だと意味になりません。 こういう 名詞 (that/which) 人 have to ... は have to とつながらず,have O to の O の部分が欠落したもの, というパターンはよくあります。
- Oubli
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She lost all awareness (that) he was her husband. おっしゃるとおり、接続詞that(の省略)です。関係代名詞ではありません。 The smoke came partly from the fires that were all the people had to keep themselves warm and partly from the factory chimneys. all (that) the people had...で、thatはallを先行詞とする関係代名詞であり、hadの目的語です。to keep themselves warmは目的を示す副詞用法の不定詞句で、hadは「持っていた」という意味です。