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戸建を売却し、マンション購入
私の実家の戸建に関して、両親から売却し、マンションを購入したいとの相談がありました。 私の心情としては反対なのですが、両親にとって良い生活が送れるのなら仕方ないかと考えています。 そこで相談なのですが、近い状況を経験された方、マンション購入のメリット、デメリットを教えていただけないでしょうか? ちなみに現在の状況ですが、 戸建売却を考えた両親の意見 ●広い家で、年齢的にも管理が行き届かない。今後、体力的に厳しい。 私としては以下の理由でマンション購入は反対の気持ちがあります。 ●自分の生まれ育った家で、思い入れがある。 (私が生まれた時に新築し、築30年です) ●戸建を売却し、値崩れが激しく、維持費の高いマンション購入はもったいない。 (戸建の売却金額だけでは足りず、数百万の貯金を崩す必要があるようです。) 現在、私は独身ですが仕事で遠い所に住んでいますので、家を継ぐことは難しいです。 姉がいますが、独身で両親と同居しています。
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- -yo-shi-
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私はご両親の考えに賛成です。 ご両親が何処に住まわれているのかわかりませんが… 地方都市の郊外の住宅街だと仮定して回答を致します。 ご両親の理由は貴女でも理解できると思います。 次にマンションの立地条件を考えて見てください。 公共交通機関の無い郊外に立ってますか? 一般的に考えたら、利便性の良い立地だと思います。 今は大丈夫でも高齢になれば利便性の良いところに住むのが一番良いです。 貴女が反対する理由の一番目は理由になって無いので回答は省きますが… 2050年には日本の人口が9000万人(2/3)にまで減ると言われています。 おそらく大阪や名古屋などの大都市と言われるような都市部での減少率は少ないと思われるので、大部分は地方都市であり、県庁所在地以外の地域では半数近くまでに減少するとも推測されます。 現在でもすでに人口減少に入りつつある現状ですから、人口が減れば住居を求める人は少なくなるでしょう。 また、40年先を見越して言うならば、わざわざ郊外に住まいを求める人も居ないだろうし、商業施設も郊外型ショッピングモールという考えも無くなってくるでしょう。 そうなった場合、郊外で土地を求める人はいないです。 値崩れどころか、買い手が見つかりません。 ちょっと先の事を見すぎかもしれませんが… >私は独身ですが仕事で遠い所に住んでいますので、家を継ぐことは難しいです と言うくらいですから、「難しい」では無くその気は全く無いと勝手に想像します。 私の想像が正しいなら、貴女だけでは無く他の人も同じではないですか? 同郷の若者だって同じこと、県外に就職先を探すでしょう? そうなれば、その地で生涯生活をする事を考えるでしょう? すでに40年先の前兆が見えてるんじゃないですか? マンションの方が維持管理は高いかもしれませんが、築30年そろそろリフォームの必要もあるでしょう。そうなれば数百万ぐらいは掛かりますよ。 いろいろ言いましたが、単純に言えば…故郷に帰ってご両親の面倒を見る気が無い貴女の意見よりも、妹さんや当事者であるご両親の意見を尊重すべきだと私は思います。
>近い状況を経験された方、マンション購入のメリット、デメリットを教えていただけないでしょうか? 50歳で終の棲家として今のマンションを購入。それまでも郊外の広めの3LDK、都内の3LDKと住み替えてきました。 マンションのメリットは (1)フラット(階段がない)最近はバリやフリーの設計になっている (2)コンパクトで生活動線が短くて楽 (3)建物維持管理が内装・設備だけでよい (4)防犯、防災面で安心 (5)戸建に比べて流動性がある(中古で売りやすい) (6)貸しやすい(両親が施設に入った場合) デメリットは (1)駐車場代をとられる しかし都心なら交通の便がいいので車はあまり使わないかも (2)管理費+修繕積立金が2万~3万/月かかる。(面積による) うちのマンションは50代以上の居住者も結構多いですね。 高層マンションですけど高層階の大半は50歳以上ですよ。戸建を売って住み替えた人も多い。 なにより買い物や医療施設が近くにあって、救急車で運ばれる大病院もたくさんある。 まぁ結構安心ですね。介護サービス施設も豊富。
- merciusako
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取り急ぎ、お知らせとお詫びをいたします。 申し訳ございません。 とんでもないことをしてしまいました。 私の回答がだぶってしまいました。 内容は同じですので、どちらかを削除したいのですが、方法がわかりません。 質問者の方をはじめ、多くの皆様のご迷惑になってしまったこと、重ねてお詫びいたします。
- merciusako
- ベストアンサー率37% (909/2438)
私の両親は、それまで住んでいた戸建てを売却し、マンションを購入しました。 理由の第1は、あなたのご両親と同様に「年齢的に戸建てを維持できない」というものです。第2は、病気への不安です。近くに病院があれば、定期的に通院するときの時間が短くて済みますので、体力的に楽ということです。 現在、両親共に亡くなりましたが、マンション生活には満足していたようです。 さて、私も通算28年マンションに住んでおり、役員を務めていますので、私なりのマンションに関するメリットとデメリットをお話しします。 ご両親あるいはあなたがマンションについてどの程度お分かりになっておられるのかが判断できませんので、長くなってしまいます。 お許しください。 メリット: 1.カギひとつで済むので楽。戸締まりなどに気を遣わなくて済む。(セキュリティーについては個人差がありますが) 2.管理人さんが色々なことをこちらに変わってやってくれるので助かる。(管理人さんが居ないという場合もありますが) 3.建物の維持・管理に気を遣わなくて済む。(管理が良ければですが) 4.希望する条件に合った物件を見つけやすい。(戸建てよりも選択肢は広いと思います) 以下はデメリットというより注意を要する点です。 1.戸建て生活とマンション生活の違い 戸建ての場合は、ご近所の迷惑にならなければ、庭の造作を変えたり建物の修理をしたり、何かを加えたりということはそこに住むご家族で決めれば良いのですが、マンションの場合は、マンション各戸の所有者全員で共有する部分(共用部分:例えばエレベーターや階段、廊下など)と各戸の所有者だけが所有する部分(専有部分)がありますので、この「共用部分」の維持・管理については全員で決めなければなりません。多数決です。 この、マンション各戸の「所有者全員」で組織する団体を「管理組合」といいますが、マンションを購入して所有者となると必ず管理組合に入らなければなりません。拒否できません。また、決まったことは守らなくてはなりません。 管理組合は共用部分の維持・管理をしますから、例えば防犯カメラを取り付けたいと思っても、管理組合として多数決で「不要」となれば実現しません。また、そろそろ塗装をし直した方が良いのではないかと思っても、一人では決められません。 いろいろな事柄を皆さんと一緒に考え、決めて行きましょうと言う方はマンションに向きますが、自分の判断で決めたいという方は向かないと思います。 決して難しいことではないのですが、共同生活という感覚が必要かもしれません。 ちなみに、管理組合の一員としての義務や責任、管理組合としての義務や責任、その他日常生活上の諸注意などは、各マンションに「管理規約」というものがありますので、購入前に不動産業者を通して見ることはできます。(新築にも中古にもあります) なお、管理規約の内容は、各マンションによって異なりますが、標準的な管理規約として、国土交通省より「マンション標準管理規約」というものがでています。ネットにも載っていますので参考にはなると思います。 2.庭いじりは1階の「庭付き」でないと難しい マンションにある植栽部分は、原則として管理組合によって管理されていますので、勝手に個人で選定したり、草木を植えて手入れしたりはできません。 ただし、管理組合として「ある人」に、あるいは「ある人たち」に植栽などの管理を任せることは出来ますので、その「ある人」になれれば良いのですが、管理組合として認められなければならないため難しいと思います。 ベランダではどうかというと、実はベランダはその住戸の所有者のものではありません。管理組合のもの(共用部分)なのです。 火事などの非常時には避難通路となりますので、邪魔になるような大きなプランターや植木鉢を置くことはできませんし、物置を置くこともできません。 とするとマンション1階の庭付き住戸ということになりますが、この庭にある植栽に手を加えることはできません。この庭にある植栽も管理組合のものだからです。それ以外であれば、草花を植えて手入れするということは可能です。 庭いじりを好きなようにやりたいという方にはマンションは向かないと思います。 3.ペットは要注意 「ペットはダメ」のマンションと「ペットOK」のマンションがあります。(不動産業者に問い合わせればすぐ分かります) 問題なのは「ペットOK」のマンションです。飼い主さんがマナーなどを守らないことが大きな問題になっています。 「ペットOK」のマンションは、それぞれペットの飼い方について取り決めを作っていますが、それでも守らない人が居ます。 この問題について明確な考えを持っていないと、入居してから毎日のように悩まされることになります。 「ペットはダメ」のマンションは管理組合が「ペットはダメ」としていますので、ペットは飼わないで、「ペットはダメ」のマンションに入居するのが無難だと思います。 ただし、入居後に管理組合として「ペットOK」に変わる可能性はあります。 犬や猫を飼いたいという方はそれなりの覚悟を要すると思います。 4.エレベーター停止 地震があるとエレベーターは自動的に停止します。復旧させるためには専門の要員を待たなければなりません。また、定期的にメンテナンスをしますので、この時間帯も停止します。(月1回) エレベーターの停止中は階段を使うしかありません。 眺望が良いからと高層階を購入したい場合は要注意です。 5.未収金の問題(中古の場合) 共用部分の維持管理については、一般にマンションを構成する各戸の所有者が「管理費、修繕積立金」という形で毎月負担しなければなりませんが、これを納めない人が居ます。この納めていない金額が未収金です。 マンションも戸建て同様、築年数が進むほど劣化してきますから、定期的に修繕を実施します。防水工事や、外壁の補修、様々な塗装などです。古くなればなるほど、これらに給水管や配水管の交換、エレベーターそのものの交換などの、設備の修繕が加わります。これが大規模修繕と言われているものです。 この時、未収金が多額だと、本来あるべき資金が削られているわけですから、大きな影響を受けることになります。 とにかく出来るだけ安くやってしまうか、出来る範囲に留めるか、先延ばししてしまうか、あるいは、一戸あたり数十万円という一時金負担が発生するかもしれません。 いずれにしても、良いことはひとつもありません。 管理組合は、年一回、必ず年間の収支決算をし、各所有者全員に知らせなければなりませんので、中古物件の場合、直近の収支決算書を不動産業者に見せてもらえば確認できます。 また、各マンションには20年後、30年後までにどのような修繕を予定しているかが一覧表でわかる、「長期修繕計画書」というものがあるはずです。これには各修繕工事の概算金額も記載されていますので、そのマンションがいつ大規模修繕工事を予定しているかが分かります。これも不動産業者より入手可能です。(新築にも中古にもあります) 収支決算書、長期修繕計画書が見せられない中古物件は絶対ダメです。 6.管理会社 どの管理会社が良くて、どの管理会社が良くないのかは分からないと思います。 ネットで評判を調べることはできますが、感情的な評価と言えるものもあり、客観的な判断はできません。 また、単純に業界大手だから安心、中小だから不安ということも当てはまりません。大手だからといって慢心しているところもありますし、中小だからこそ一生懸命なところもあります。 ひとつだけ明快なことは、管理会社は管理組合と契約しますので、管理組合が管理会社を変えたいと決めれば変えることはできるということです。 新築の場合、そのマンションのデベロッパーの子会社あるいは系列会社が多いようですが、数年たって管理会社が変わった例はいくらでもあります。 中古の場合は、管理組合の総会議事録を見れば変わったかどうか分かるのですが、過去の全ての議事録を見なければ分かりませんので、簡単なのは現在の管理会社に「管理会社の変更があって現在の管理会社になったのかどうか」を問い合わせることです。 管理会社の業務態度は、管理組合の役員に聞いてみることが良いのですが、そのマンションの居住者の方に聞いてみると大まかな様子は分かると思います。 ご両親のご希望は、熟慮の結果だと思いますが、マンションを「終の棲家」と考えておられるのであれば、気持ちよく生活が続けられるかどうかを第1にお考えください。 賃貸であれば、引っ越すことは簡単ですが、購入となれば高額な出費を伴いますので、十分お話し合いの上お決めいただければ幸いです。
- merciusako
- ベストアンサー率37% (909/2438)
私の両親は、それまで住んでいた戸建てを売却し、マンションを購入しました。 理由の第1は、あなたのご両親と同様に「年齢的に戸建てを維持できない」というものです。 第2は、病気への不安です。近くに病院があれば、定期的に通院するときの時間が短くて済みますので、体力的に楽ということです。 現在、両親共に亡くなりましたが、マンション生活には満足していたようです。 さて、私も通算28年マンションに住んでおり、役員を務めていますので、私なりのマンションに関するメリットとデメリットをお話しします。 ご両親あるいはあなたがマンションについてどの程度お分かりになっておられるのかが判断できませんので、長くなってしまいます。 お許しください。 メリット: 1.カギひとつで済むので楽。戸締まりなどに気を遣わなくて済む。(セキュリティーについては個人差がありますが) 2.管理人さんが色々なことをこちらに変わってやってくれるので助かる。(管理人さんが居ないという場合もありますが) 3.建物の維持・管理に気を遣わなくて済む。(管理が良ければですが) 4.希望する条件に合った物件を見つけやすい。(戸建てよりも選択肢は広いと思います) 以下はデメリットというより注意を要する点です。 1.戸建て生活とマンション生活の違い 戸建ての場合は、ご近所の迷惑にならなければ、庭の造作を変えたり建物の修理をしたり、何かを加えたりということはそこに住むご家族で決めれば良いのですが、マンションの場合は、マンション各戸の所有者全員で共有する部分(共用部分:例えばエレベーターや階段、廊下など)と各戸の所有者だけが所有する部分(専有部分)がありますので、この「共用部分」の維持・管理については全員で決めなければなりません。多数決です。 この、マンション各戸の「所有者全員」で組織する団体を「管理組合」といいますが、マンションを購入して所有者となると必ず管理組合に入らなければなりません。拒否できません。また、決まったことは守らなくてはなりません。 管理組合は共用部分の維持・管理をしますから、例えば防犯カメラを取り付けたいと思っても、管理組合として多数決で「不要」となれば実現しません。また、そろそろ塗装をし直した方が良いのではないかと思っても、一人では決められません。 いろいろな事柄を皆さんと一緒に考え、決めて行きましょうと言う方はマンションに向きますが、自分の判断で決めたいという方は向かないと思います。 決して難しいことではないのですが、共同生活という感覚が必要かもしれません。 ちなみに、管理組合の一員としての義務や責任、管理組合としての義務や責任、その他日常生活上の諸注意などは、各マンションに「管理規約」というものがありますので、購入前に不動産業者を通して見ることはできます。(新築にも中古にもあります) なお、管理規約の内容は、各マンションによって異なりますが、標準的な管理規約として、国土交通省より「マンション標準管理規約」というものがでています。ネットにも載っていますので参考にはなると思います。 2.庭いじりは1階の「庭付き」でないと難しい マンションにある植栽部分は、原則として管理組合によって管理されていますので、勝手に個人で選定したり、草木を植えて手入れしたりはできません。 ただし、管理組合として「ある人」に、あるいは「ある人たち」に植栽などの管理を任せることは出来ますので、その「ある人」になれれば良いのですが、管理組合として認められなければならないため難しいと思います。 ベランダではどうかというと、実はベランダはその住戸の所有者のものではありません。管理組合のもの(共用部分)なのです。 火事などの非常時には避難通路となりますので、邪魔になるような大きなプランターや植木鉢を置くことはできませんし、物置を置くこともできません。 とするとマンション1階の庭付き住戸ということになりますが、この庭にある植栽に手を加えることはできません。この庭にある植栽も管理組合のものだからです。それ以外であれば、草花を植えて手入れするということは可能です。 庭いじりを好きなようにやりたいという方にはマンションは向かないと思います。 3.ペットは要注意 「ペットはダメ」のマンションと「ペットOK」のマンションがあります。(不動産業者に問い合わせればすぐ分かります) 問題なのは「ペットOK」のマンションです。飼い主さんがマナーなどを守らないことが大きな問題になっています。 「ペットOK」のマンションは、それぞれペットの飼い方について取り決めを作っていますが、それでも守らない人が居ます。 この問題について明確な考えを持っていないと、入居してから毎日のように悩まされることになります。 「ペットはダメ」のマンションは管理組合が「ペットはダメ」としていますので、ペットは飼わないで、「ペットはダメ」のマンションに入居するのが無難だと思います。 ただし、入居後に管理組合として「ペットOK」に変わる可能性はあります。 犬や猫を飼いたいという方はそれなりの覚悟を要すると思います。 4.エレベーター停止 地震があるとエレベーターは自動的に停止します。復旧させるためには専門の要員を待たなければなりません。また、定期的にメンテナンスをしますので、この時間帯も停止します。(月1回) エレベーターの停止中は階段を使うしかありません。 眺望が良いからと高層階を購入したい場合は要注意です。 5.未収金の問題(中古の場合) 共用部分の維持管理については、一般にマンションを構成する各戸の所有者が「管理費、修繕積立金」という形で毎月負担しなければなりませんが、これを納めない人が居ます。この納めていない金額が未収金です。 マンションも戸建て同様、築年数が進むほど劣化してきますから、定期的に修繕を実施します。防水工事や、外壁の補修、様々な塗装などです。古くなればなるほど、これらに給水管や配水管の交換、エレベーターそのものの交換などの、設備の修繕が加わります。これが大規模修繕と言われているものです。 この時、未収金が多額だと、本来あるべき資金が削られているわけですから、大きな影響を受けることになります。 とにかく出来るだけ安くやってしまうか、出来る範囲に留めるか、先延ばししてしまうか、あるいは、一戸あたり数十万円という一時金負担が発生するかもしれません。 いずれにしても、良いことはひとつもありません。 管理組合は、年一回、必ず年間の収支決算をし、各所有者全員に知らせなければなりませんので、中古物件の場合、直近の収支決算書を不動産業者に見せてもらえば確認できます。 また、各マンションには20年後、30年後までにどのような修繕を予定しているかが一覧表でわかる、「長期修繕計画書」というものがあるはずです。これには各修繕工事の概算金額も記載されていますので、そのマンションがいつ大規模修繕工事を予定しているかが分かります。これも不動産業者より入手可能です。(新築にも中古にもあります) 収支決算書、長期修繕計画書が見せられない中古物件は絶対ダメです。 6.管理会社 どの管理会社が良くて、どの管理会社が良くないのかは分からないと思います。 ネットで評判を調べることはできますが、感情的な評価と言えるものもあり、客観的な判断はできません。 また、単純に業界大手だから安心、中小だから不安ということも当てはまりません。大手だからといって慢心しているところもありますし、中小だからこそ一生懸命なところもあります。 ひとつだけ明快なことは、管理会社は管理組合と契約しますので、管理組合が管理会社を変えたいと決めれば変えることはできるということです。 新築の場合、そのマンションのデベロッパーの子会社あるいは系列会社が多いようですが、数年たって管理会社が変わった例はいくらでもあります。 中古の場合は、管理組合の総会議事録を見れば変わったかどうか分かるのですが、過去の全ての議事録を見なければ分かりませんので、簡単なのは現在の管理会社に「管理会社の変更があって現在の管理会社になったのかどうか」を問い合わせることです。 管理会社の業務態度は、管理組合の役員に聞いてみることが良いのですが、そのマンションの居住者の方に聞いてみると大まかな様子は分かると思います。 ご両親のご希望は、熟慮の結果だと思いますが、マンションを「終の棲家」と考えておられるのであれば、気持ちよく生活が続けられるかどうかを第1にお考えください。 賃貸であれば、引っ越すことは簡単ですが、購入となれば高額な出費を伴いますので、十分お話し合いの上お決めいただければ幸いです。
- Mokuzo100nenn
- ベストアンサー率18% (2123/11344)
私も20年ほど前に同じ経験をしました。 自分の育った家が人手に渡り、壊されて行くのを観るのは忍びないですね。 で、両親の方は、近代的なマンションの最上階に引っ越し、富士山を眺め、住民仲間と趣味のサークルを造り、また、冬の夜にトイレに行くのも全く寒くない、と喜んでおりました。 20年前に資金力があれば、両親の家を取り壊して、近代的で、冬でも寒くない、大きな家をたてて上げられたのに、自分の経済力の無さが無念でしょうがありません。育った土地は人手に渡り、二度と取り返すことはできません。
- home147
- ベストアンサー率56% (25/44)
長文ですが最後までお付き合いください。マンションの購入を考えているなら、必ず寄与できる事柄の筈です。 マンションの購入にあたって私ができるアドバイスは、マンションは購入の際に本当に重要視すべき点は、価格やそれに見合った外観や間取り、利便性や眺望、などではなく、絶対にはずしてはならない最重要視することはそれ以外の面です。 マンションは管理費や修繕積立、駐車場費などの経費がかかるため、マンション本体価格とこれら経費の合計で他の物件と比較したりしましたが、マンション購入前のこのような行為は徒労だったとつくづく感じています。 戸建てにはなくて、マンションのみに存在する問題点は、 (1) マンションには多額の修繕費(15年~20年サイクルなどを目途にして、繰り返し行われる大規模な補修工事の費用の積立金)が必要なことです。 さらに適正な金額ではない修繕費が非常に多いということです。 その多額の修繕工事自体、管理組合(マンションを購入した時点でそのマンションの組合員になります。) の素人集団には、本当に必要な工事の提案なのか、工事価格が妥当なのか、工事が手順どおりに行われ、有意義なものになっているのかさえわかりません。 この工事に手抜きがなく契約どおり実施されているか、マンションの周りに設置された足場(工事の際に建物を取り囲むように組み立てられた業者が歩く通路)にのぼって工事を監督できる人材など管理組合の中にはいないはずです。組合内のご主人の仕事柄、工事についてわかる方がいたとしても、工事は昼間なので、そのご主人が在宅しない時間帯にどんどん進んでいきます。 例えば購入当時は毎月徴収される修繕積立金が安く設定されていても、修繕が行われる際になると足りない費用分は、一時金として必ず徴収されることです。 ですから現時点(購入時)で修繕費が安価だとしても全くあてになどなりません。徴収される時期が今ではないだけです。 (2) 管理費ですが、一年更新で同じ管理会社に委託契約をすることになりますが、その際に何を再契約の根拠とするかが大切です。 マンションの出納全般に関して管理組合内に会計監査に長けている方がいらして、更にこれを精査するために協力いただけないといけませんし、これに不可解な点が発生していないかを確認しないといけません。 管理会社は会計のプロなので、どのような抜け道でも見出せることを忘れてはいけません。 (3) それ以外でも、マンションに付属するあらゆる設備の修理や交換、新設などが、建物が大きいこともあり引っ切り無しでやってきますが、これに関しても知識がある方がいないと、管理会社の言い値で行うことになります。 これも修繕工事と同様で、管理会社の暴利行為のひとつです。 手間がかかる管理をご自分せず他人に任せるということは、それが暴利行為であっても受忍するということです。 上記にあげたこれらの問題は既に社会問題化し始めています。すべての管理会社がそうだとは言いませんが、ご自分で調べてもわかると思いますが、このような欺瞞行為は氾濫しているのが現状です。 (4)この問題にさらに拍車をかけているのが、管理組合の無関心です。自分達の問題のはずですが、もともとマンションを購入した人たちは、とかく他人との関係性を築きたくない方や、管理活動に協力的でない方が多いため、情報交換や問題点発生時の話合いなどに非協力的です。 これが仇なって喫緊の問題がおざなりになりますし、逆に必要ない工事でも組合内で熟議することに面倒くささを感じて、惰性で賛成する人が必ずといっていいほど存在します。こうなるとマンションは議決権を各組合員が持っていることから、本当は不要な工事も過半数などで実施が決定されます。 更に最悪なのが、そのマンションに管理会社の人間が一人ずつ管理組合員として住んでいる物件があります。(一室を購入して組合員として住んでいるということです。) この管理会社社員兼、管理組合員は管理会社の提案した工事などに有利に働く発言するように教えられていて、それも仕事のひとつとされています。ですが他の管理組合員には管理会社の社員であることは伏せて住民のふりをしています。実際、大手管理会社で行われています。 他にもまだまだマンション管理に関しては死角になっている部分がたくさんありますし、これは誇張して発言しているわけでもありません。 修繕費を多額に積立できていマンションは、修繕の際に一時金が発生しないからと安心はできず、その積立額を管理会社が知っているので、不当な高額の工事見積もりをされ、常に標的とされることが多分にあります。 管理会社は自分たちを管理する立場の者がいないためにやりたい放題ですし、管理組合が機能していないところは、コツコツと積み立てた修繕費などの費用を管理会社に湯水のごとく使用されているのと同じ状態になります。 マンション管理に無関心な管理組合は、総会や理事会の出席者数や出席者の発言の少なさで、管理会社にしてみれば一目瞭然で見分けがつきます。 たとえばチャックをきっちりと締めて胸元のポケットに入れている財布と、チャックが壊れたままでをどこにでも置きっぱなしにしている財布とでは、どちらが紛失しやすいかはお分かりいただけると思います。自分のマンション管理に無関心な管理組合は、悪徳な管理会社からしてみれば後者なのです。 悪徳な管理会社など、平然と存在できるわけがないと思うかも知れませんが、管理会社を信用しきってはいけません。 近々のニュースで生活保護受給問題が表面化してきて世間が騒いでいますが、この問題ももう何年も前から不当な受給が横行していることは指摘され、国の精査強化や規約改正が言われ続けていました。実際、私のまわりにも離婚して生活ができなくなったと生活保護費をもらっているにも関わらず、別れたはずの主人と住んでいる人間がいましたから。(身内や友人ではありませんのでお見知りおきを。) このように重大な問題が長期的に潜在していても、国が大きな政策を打ってこない限り、社会の中ではあらゆる不正が見えないところでは頻繁におこっていて、被害者はただ泣き寝入りというのが実情です。 マンション問題は聞いただけで「面倒くさい」と思うかもしれませんが、機能している管理組合をもつマンションを購入すれば、長期的に見て管理費などの自己負担費用が数百万から数千万も節約できるはずです。マンション購入費以外にランニングコストとして必ず必要となるこの費用を削減することは結果として一財産をのこすことに繋がります。 戸建ての場合は、リフォームにしても、設備が壊れたとしても、何か問題点が起こった時も、ご主人と話し合って決めたことが簡単に実行できますが、マンションはそんな訳には行きません。 マンションは性格や考え方、価値観の違う人間の集まりですから、最善の意見であっても一つにまとまらず、常に疲れ果てます。 それでも、どうしてもマンションを熱望されるなら、中古物件の場合に限定されますが、購入前にその組合の総会などの議事録を閲覧してください。 ここに取り上げたすべての問題点がこれを見ると瞬時にわかる優れものです。管理組合が独立した考えをもち、健全に機能しているか、知識人が存在するか、これまでの活動などあらゆることがわかります。 購入前に活動を続けている理事長などの中心人物に会うのも、非常に有効でしょう。 マンション購入は、購入前より購入後のほうが、とてつもない労力を必要とすることを肝に銘じてくださいね。 気を落とすようなことばかりのアドバイスで申し訳ありませんが、マンション問題で苦しむ人が一人でも増えないことを祈る気持ちからです。 良い物件に恵まれますよう陰ながらお祈りいたします。