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書籍の「種類」について
「小説」とか「自己啓発本」とか「専門書」とか、そういった「書籍の種類」を示す言葉は色々ありますが、 自分にあまりボキャブラリーが無いせいか、「この本ってどういう種類なんだろ」って思うことが多いです。 単なる興味からの質問ですが、例えば以下に挙げた本は、なんという種類の本でしょうか。 最近読んだ本から挙げてみます。 (1)「戦うプログラマー」 MicrosoftのWindowsNT開発プロジェクトについて、主要関係者の背景や 実際のプロジェクトの様子を、取材を通して小説風に書いた本です。 ノンフィクション小説っていうんでしょうか? ドキュメンタリー? (2)「システム障害はなぜ二度起きたか」 みずほ銀行の二度の大規模システム障害について、起きた事象全体の解説、 その原因分析、みずほのITに対する姿勢への批判が書かれた本です。 自己啓発本ではなさそうですし、これもドキュメンタリー・・・? (3)「TPP亡国論」 TPPに対する様々な角度からの批判が書かれた本です。 (4)「脳の中の幽霊」 脳の仕組みについて、実際の症例をもとに色々と解説した本です。 一般人向けの、ある意味トリビア的な本なので、専門書とか学術書とかとは呼ばないですよね? (5)「なぜ日本人は世界の中で死刑を是とするのか」 日本の戦後の死刑犯罪を一通り紹介し、時代ごとの判決の傾向の変化、 死刑存置論・廃止論の双方のメリット・デメリットを解説した本です。 「何でもかんでもきちんとカテゴライズできるわけではない」というのは分かってます。 もし上記5例について、「それは○○本・○○書って種類の本だよ」ってのがありましたら、教えて下さい。 よろしくお願いします。
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#1です。画像が添付できませんでした。省略します。
そういった「種類」というのは、図書館の分類のように整った分類とはちがい、慣習としての呼び方である性質が強いと思います。くわしく調べると途方もないことになりそうですが、ある程度似たところがある分類の例として、Cコードとオンライン書店e-honの分類をあげます。 まずCコードは、書籍の裏に表示される「CXXXX」の4ケタのコードです。 ISBN978-4-9903014-6-0 C3047 \6400E ↑ 添付画像の場合、「専門書、単行本、医学・歯学・薬学」を示しています。 それぞれ、第1ケタ:販売対象 第2ケタ:発行形態 第3・4ケタ:内容 の三段です。 日本図書コードの分類コード(Cコード) ここでコードの読み方がわかります。 http://www.asahi-net.or.jp/~ax2s-kmtn/ref/ccode.html Cコード - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/C%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89 またe-hon(コープデリのブックショップ)では、このような分類を行なっているそうです。 http://www1.e-hon.ne.jp/content/asp30812_sp_0003.html こちらは書店の棚が思い浮かぶような分類ですね。 分類詳細添付画像の本の場合、「医学一般」に分類されていました。 では(1)から(5)について。 戦うプログラマー(『闘うプログラマー』でした)C0055 → 一般、単行本、電子通信 『システム障害はなぜ二度起きたか』C0055 → 一般、単行本、電子通信 『TPP亡国論』C0233 → 一般、新書、経済・財政・統計 『脳の中の幽霊』C0398 → 一般、全集・双書、外国文学・その他 『なぜ日本人は世界の中で死刑を是とするのか』C0295 → 一般、新書、日本文学・評論・随筆・その他 時々納得のいかないコードが付いていることもありますが、出版の時の便宜上のものにすぎません。目的によっては「和書」「洋書」だけで済むでしょう。本屋で本を買ったらレシートになんでも「ビジネス書」と印字されていて苦笑したこともありました。 参考:図書館の分類法 http://www.asahi-net.or.jp/~ax2s-kmtn/ref/classification.html http://www.asahi-net.or.jp/~ax2s-kmtn/ref/subject.html