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国の財政赤字について

at9_amの回答

  • at9_am
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回答No.7

> 1.財政赤字の問題は私の記憶する範囲では15年ぐらい言われ続けています(実際は20年ぐらいでしょうか)。 具体的には、1980年代から言われています。 1979年に公債依存度が39.6%となり、この時から財政赤字問題は始ります。 その後、1991年にかけて公債依存度を減らし、赤字国債をゼロにするところまで成功しました。 しかし、直後に自民党下野・細川政権誕生後、バブル崩壊を政争だけで何もしなかった細川・羽田政権下において再び赤字国債が発行されることになります。 因みにこの細川・羽田政権の中心人物は、現在の民主党の幹部です。 この後、緩やかに国債が積み上がっていきますが、特に大きく国債が積み上がっていくのは1997年の金融危機から不良債権問題がひと段落するまでです。この時、2004年頃までに公債依存度が43%まで上昇しましたが、その後安倍・福田・麻生政権下において30%前後まで徐々に減りました(実際、2005年から2008年は国債がほとんど増えていない)。 その後、政権交代を経て民主党政権では、過去最大規模50%程の数字を続けています。 因みに、民主党政権では景気対策は自民党政権下よりもかなり少ないですが、支出は自民党政権下のどの年度と比べても多いです。何に消えたんでしょうね? > 国の赤字規模の適正な範囲はどのように決められるでしょうか。 > 例えば、日本の国土全体が保有しているすべての総資産の合計などが目安となるのでしょうか。 日本国債は国内消化されているので、国内の資産は国債を発行するほど増えます。なので、有名な「民間金融資産が上限」という議論は、誤りだと思います。 「適正な」というのはかなり難しいですが、上限は決めることができます。デフォルト以前まで、つまり国債の利払いが可能である範囲において、です。 税収の半分を利払い費に充てるとして、現在の金利が続くならば今の倍程度まで大丈夫でしょう。 > 2.経済評論家がこういう比較をして何かを言うということは、何か言いたいことがあってそれを強調するために無理やり持ちだしたのではないかと思うのですが。 企業でも国でも共通して言えることは「100万円の不渡りでも倒産」であることです(国債の場合はデフォルト)。なので、無借金・黒字の企業でも資金繰りが詰まれば倒産しますし、借金まみれ・万年赤字の企業でも、資金繰りが何とかなっている限り倒産しません。 評論家の中には「企業だったらとっくに倒産~」と言っている人もいますが、企業でも倒産していないでしょうね。 国が動く、というだけの問題であれば、過去最大規模の公的負債額は太平洋戦争末期、GDPが750億円程度の時に5000億円超という、約6倍(内国債だけで2倍規模)でもなんとか動いたわけですから、動くだけなら国債が如何に積み上がっても動くんでしょうね。 その後どうしたのか、というと、年金や郵便貯金なんて制度を作って国民からお金を巻き上げて戦争を遂行し、戦争に負け、インフレ・デノミで収束させましたが。 > 3.もしそうでないならば、赤字規模のアウト宣告のラインをしっかり示してもらいたいと思うのですが。 そんなものがはっきり分かるなら、誰にも教えず黙って大儲けします。

skmsk1941093
質問者

お礼

回答有難うございます。 国債の利払い可能な範囲が限度とのご意見でした。利払い可能というのは、1年分(1日分)の利払い分をその年(日)のうちに返済することが可能な範囲ということでしょうか。国の借金の利子は1秒間に145万円とのことでした(別の回答)。 としますと、145万円×24×3600×365日は、46兆円(ゼロを間違えるとたいへんですが)となります。利払い可能とは、実際に利払いするという意味でしょうか。それとも1年間全くお金を使わずに利払いだけにお金を払う能力がある、すなわち国の年間予算が46兆円以上とにかくありさえすればOKということでしょうか。 戦後はインフレ・デノミで収束とのことですが、現在でもそういう方向で処理することはできないのでしょうか。 アウト宣言ラインは誰にも分からず市場が決めるという意見が多いですが、市場というのは要するに”気持ち”ということでしょうか。すなわち物理的な崖っぷちがあるわけではないということですが。

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