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江戸時代 医者は看板を掲げていましたでしょうか。

たとえば目医者なら目の治療の専門だぞとわかるような看板を入口に掲げていたものでしょうか。 わかる方がいたら教えて下さい。

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回答No.1

こんにちは。 私は、自称「歴史作家」です。 回答から先に述べますと、商家のように大きな看板は出してはいませんでしたが、カマボコ板位の「医師・○×療庵」などという表札は出していました。 江戸時代、医師は資格試験などというものがありませんでしたので、誰もが「医師」を名乗ることができました。 診療は漢方医で、顔色や病状を聞き、触診をしたのち判断をくだして漢方薬を調合しました。 たくさんの患者を手掛けるのが名医のあかしで、将軍家や大名家お抱えの「御殿医」と町民専門の「町医者」とがありました。 また、町医者でも、武家や大店などに気に入られる、籠の乗ってくる「乗物医者」と庶民専門の徒歩で診察に出向く「徒医者」(かちいしゃ)とがありました。当然、「乗物医者」は診察代も高かった。 享保7年(1722年)12月21日に小石川薬園(現在の小石川植物園)内に「小石川養生所」が開設され、江戸の庶民も気安く診療を受けることができました。この小石川養生所には、門があり、その門には「小石川養生所」という看板がさげられていました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E9%A4%8A%E7%94%9F%E6%89%80 (よもやま話) (1)砂糖は薬屋で売買された。 江戸では白砂糖のことを「唐三盆」(とうさんぼん)と言い、これは言うまでもなく輸入品で貴重だったため薬屋でのみ販売が許可されていた。 (2)歯磨きの好きな江戸っ子。 歯磨き(磨き砂)売りは一袋6文~8文のものを売り歩き、一袋で約1ケ月~2ケ月は使えました。これが商売として成り立ったのは、江戸っ子は歯を白くすることを大切にしたからです。 京都などの公家衆は「お歯黒」が有名ですが、江戸の武士も庶民も「お歯黒」はしませんでした。 歯磨きを使うか使わないかで、江戸っ子か田舎者かがわかると言われ、ちょっとした悪態にも「口が臭いぞ。黙ってろ、この田舎者めが」と言うくらいでした。 また、歯磨き売りは、「お早う」の歯磨き売りといわれ、毎朝早くに歯磨粉(歯磨き砂)を入れた箱を肩にかけて「お早う」「お早う」と言いながら長屋などを売り歩きました。 (3)二千両もらった幕府の医官・狩野玄竹 慶安三年(1650)正月。堀田伊賀守が大病にかかったとき、幕府の医官・狩野玄竹が幕府より命ぜられて、堀田の治療にあたりました。幸い、いいあんばいに全快しましたので、その褒美として幕府から千両を賜りました。そして、堀田家からも薬代という名目で千両が渡されましたので、合計で二千両も手にしたことになりました。(現代の2,000~3,000万円位でしょうか) (4)御殿医には坊主の位と同じ。 「法印」(ほういん)、「法眼」(ほうげん)、「法橋」(ほうきょう)というのが医官の位で、「法印」は坊主の「僧正」に当たり、「法眼」は「僧都」に当たり、「法橋」は「律師」に当たるとされ、坊主の扱いをされていました。 では、医者の身分は・・・と言うと、武士と庶民の中間位でしたが、庄屋などと同じような扱いでした。 (5)匙(さじ)を投げる。 「御匙」というのは、御殿医の中でも、将軍とその家族を診察する奥医師のことで、江戸時代では最高の権威でした。 しかし、どのような治療をしても治らない、死んでしまった。これを「匙を投げる」と言うようになりました。

その他の回答 (1)

回答No.2

回答としては、斜めすぎるが そもそも江戸時代には医者は存在しない。 居るのは、調剤・薬屋である 漢方医が調剤・薬剤師なのだから、江戸時代の医学の全般としては、当然『”医者”は存在しない』と解するのが妥当だろう では、漢方医が「調剤師・調薬・薬剤師」として表札を出していたか?という話でいえば、出している ただし、漢方は総合医学なので、外科・内科などの診療専業化などはしていない。 なお、医学的見地を別にした『瀉血』など擬似医療行為は寺社仏閣などが行なっているが、そのような行為に対する責任負わないので、表札は出していない。 ちなみに、江戸庶民(町人だけではなく、地方の農村も含めた話)においてもっとも信用され価値をもったのが、加持祈祷の類であって、寺社仏閣が販売するお札の類が・・・・以下自重 なお、幕末になって蘭学の官製自由化になれば、医者らしい医者(いわゆる西洋医学の医者)が生まれるが、表札には専門診療項目などは提示していた話は聞かないし、知らない 以上

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