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遺伝子情報の保護と利用のバランス
- 遺伝子情報は保護されるべきで、都合のいいように使われるべきではないという内容の文章です。
- 法制定がDNAの利用を阻害することなく、人間の苦しみを軽減したり、自己理解や起源の解明、犯罪者の特定に役立てることができる一方で、個人の市民権や人権を守ることが最小限の保証となるべきです。
- 【while】はこの場合、「同時に」と訳されます。【ought not defeat our ambition】は、「我々の願望をくじくべきではない」という意味で、toがつかないのは用法の一つです。 【minimally ensure】は、「最小限に保証する」という意味です。
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「人々の苦しみを和らげる、人類自身について、あるいはその種の起源について知る、犯罪者を割り出す、そういったことにDNAに秘められた知識を使いたいという強い願いを、法規制で縛るべきではないかもしれない。しかし、自分の遺伝子に何が刻まれているかによって、市民としての人間としての権利が損なわれることがないよう、法的な最低限度の保証だけは必要である。」 >【while】この場合は、同時に、と訳して問題ないでしょうか。 はい、そのような意味で使われています。対比ですね。 >【ought not defeat our ambition】 >ought not to defeat ~のように なぜtoがつかないのでしょうか。つかない場合はどのような用法なのでしょう。また、訳もこれで大丈夫でしょうか。 米国用法では、否定的、疑問的でtoを省略することがあります。toがあるとして訳して問題ありません。 >【minimally ensure】 最小限に保証するとは? 最小限度を示しています。最低でも、それだけは保証する、ということですね。
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- KappNets
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辞書などには通常 "to" をつけるようにしか書かれていませんが、否定文では to はつけない方が現実には当たり前になっています。 最低限これだけは保証する、という意味合いです。
お礼
ありがとうございました。 toをつけないよう法は知りませんでした。今後英文を読むとき意識してみます!
- bakansky
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> While legislation ought not defeat our ambition to exploit the full potential of DNA to alleviate human sufferings, or to tell us about ourselves and our origines, or to identify those among us guilty of crimes, it must minimally ensure that no citizen be deprived of civil or human rights on the basis of what might be inscribed in his or her genes. 「人の苦痛を緩和したり、その人の特質や系統を研究したり、あるいは犯罪者を特定したりするという目的でDNAが研究されることを法で禁じることは好ましくないといえるが、他方、その人の遺伝子の様態に基づいて市民としての、あるいは人間としての権利を奪うことがないように、法は最低限の保障をしなければならない」 > 【while】この場合は、同時に、と訳して問題ないでしょうか。 時間的に同一の瞬間上にあるという意味での 「同時」 ではないということが明らかであれば、問題ないと思います。 > ought not to defeat ~のように なぜtoがつかないのでしょうか ought to ... の to は略されることがあります。また、明白な場合には、その後ろの動詞も略されることがあります。 > 【minimally ensure】 最小限に保証するとは? 私は 「最低でも・・・を保障する」 と読みました。 * 申し訳ないですが、私は 「上級者」 ではないことを申し添えておきます。より優れた回答をされる方がおられるかもしれません。
お礼
ありがとうございました! 大変わかりやすいです。 訳も、原文と照らし合わせやすく、大変勉強になりました。 ought to のtoの省略は知りませんでした。 辞書などでも(10年程前の古い電子辞書ではありますが)その用法については見つけられなかったので、勉強になりました。