微分方程式の解答の途中で絶対値がつく場合のはずし方

このQ&Aのポイント
  • 微分方程式の解答の途中で絶対値がつく場合、積分した後に絶対値を取り除くために対数関数を使用します。
  • 具体的には、絶対値の内側の式を正の値として扱い、対数関数を使って絶対値を自然対数の形に変換します。
  • このようにして絶対値を取り除いた後は、通常の計算手順に従って解を求めることができます。
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微分方程式なのですが・・・2

いつもお世話になっております。今回の問題は・・・正直微分方程式には関係してない疑問なのかもしれませんが、わからなかったので質問させていただきました。 xy'+(1+x)y=e^x この問題の解答の途中でxに絶対値がついたのですが(積分したら対数になり、log|x|という形になったので)これの絶対値のはずし方がよくわかりません。よろしくお願いします。 以前この問題を質問させていただいた際、回答してくださった方が「左辺=0として基本解を求める」とおっしゃっていたのですが、私も見間違えでそのまま理解していたのですが、実は右辺にe^xがあり、それに触れていないので実際の答えとは違っていました。なので何度も申し訳ないのですが質問させていただきます。よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.2

#1さんのように言ってしまいたい気もあるのですが、 前回の回答で、理解していただけなかったのは、残念ですが、 解るように説明できなかったせいもあるかと思うので、 再度、説明してみます。 質問は「これの絶対値のはずし方がよくわかりません」ですよね? 「一般解を求めてほしい」だったのなら、それはそれで考えましたが、 途中で出た絶対値の消し方、または、大抵の場合は、消えてしまう仕組 のことを解りやすくするには、プロセス自体が長いと、見えにくくなるので、 「とりあえずは、左辺=0で、基本解を出すところだけで、十分ですよね?」 と念を押して、質問への答が見えやすい形にしました。実際、そこの ポイントについては、わかりやすかったはずです。 仮に「一般解」でやったとしても、本質ややり方は同じ、 式が複雑でポイントが見えにくくだっただけです。 もしも、「基本解」という言葉が理解できなければ、そこで質問して ほしいところでした。「一般解」なら、その教科書をみても、同じ言葉 ですが、実は、「基本解」「特殊解」は、少し違う言葉になっている こともありますから。 そのへんを説明すると、y' + P(x)y = Q(x) 形の微分方程式の場合は、 y' + P(x)y = 0 の一般解が、「基本解」(積分定数Cが入っています) y' + P(x)y = Q(x) を満たす解の、何でもいいから1つが「特殊解」、 一般解は、「一般解」=「基本解」+「特殊解」で求まります。 「特殊解」は、原理的にはいくらでも存在するので、マグレでも、 たまたまでも、方程式に当てはめて成り立てば、OK。 ということで、こっちには、積分定数Cは不要です。 当然、前回、答ではなく、絶対値の消し方のサンプルとして、プロセス を見せただけの「基本解」が、模範解答に出ている「一般解」と違うのは 当然のことで、そういう話は、用語が多少違っても、どの教科書にも、 ハッキリ出ています。 「特殊解」の求め方ですが、コツが必要ですが、手っ取り早いのが、 こんな形と言う見当を付けて、代入して、確かめる方法。 例えば、右辺が多項式なら、やはり多項式で、y = A + Bx + Cx^2 + … みたいな形を、適当な次数(右辺の次数くらい)まで代入して、 成り立つように係数を決めます。 右辺が、sinx や cosx の形なら、y = A*sinx + B*cosx、 右辺が、e^x や e^(-x)なら、y = A*e^x + B*e^(-x)を代入して、 成り立つような、A,Bの値を調べる。こういうのが、基本パターンです。 この問題は、右辺=e^x ですが、左辺のy'に、xがかけてあるので、 両辺をx で割り、y' + …y = e^x/x として、右辺=e^x/x で考えます。 これなどは、Ae^x/xでいける、と考えられるのは、経験の産物なので、 思いつかなければ、他の方法を考える必要があります。 (ただ、このヤマを張る手に比べると、手順は長くなります) 代表的な手段が、y = 基本解×u (uはxの関数)とおいてみる、 y' = (基本解)'×u + 基本解×u' を使って、元の式に代入。 出だしは、複雑に見えますし、実際、面倒ではありますが、 計算していくと、うまく出来ていて、あちこちが消えて、 uが求められる形になっていきます。これを設定どおり、 基本解にかけたら、一般解です。 これをどんな場合でも成り立つように作ったのが、公式で、 簡単めの積分×複雑めの積分の形になっているのは、 そのせいで、頭の簡単めの方が、基本解、ということです。 2次方程式を解くとき、パッと思いついて因数分解できると、 最速、それが無理でも、割と簡単な形なら、平方完成が解り やすい、それに対して、覚えるのが面倒だけど、どうしてもの ときはこれで何でもとけるのが、解の公式、というのと、 似たような図式で、順に、ヤマはり法、基本解×u、公式、 と言う感じになります。

その他の回答 (2)

  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.3

基本解云々は別として、今回質問のほうを… 微分方程式を解く過程で log|x| が現れたとき、 x>0 の範囲の解と x<0 の範囲の解は、 x→0 の極限で繋がる場合も繋がらない場合もあり、 個々の例で検討しなければなりません。 x>0 の範囲と x<0 の範囲を場合分けして それぞれの範囲での一般解を求め、 例えば、初期条件が x>0 で与えられた際は、 x>0 側の一般解に初期条件を代入して 特殊解を求めた後、x→+0 の極限を計算します。 そして、x<0 側の一般解の中に x→-0 の極限で それと繋がるものがあるか考察するのです。 y だけでなく、y' の値も x→0 で一致する必要があります。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.1

「基本解がど~たらこ~たら」って, 本質的にはあなたの疑問と無関係だよね.

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