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16世紀にインドに侵入したイスラム系君主はティムールの直系子孫であるザヒール・アッディーン・ムハンマドこと後のバーブルです バーブルが生誕した時期ティムールの帝国はヘラートとサマルカンドの政権が分立し バーブルが11歳で父ウマル・シャイフから引き継いだのはサマルカンド政権側のフェルガーナ地方だけでした サマルカンド政権最後の君主スルタン・マフムード没後彼の子であるアリーと連合しサマルカンドを制圧するが アリーの裏切りでサマルカンドから駆逐されます しかしながら少数の兵の奇策でサマルカンドを奪回 しかし数ヶ月後で当時最盛期であったウズベクの君主シャイバーニーに制圧され惨敗 アフガンのカブールで再起するものの同盟相手にシーア派のサファビー朝と結んだ為 サマルカンドを再奪回してもスンニ派のサマルカンドの反感を買い、再びシャイバーニーにより惨敗 シャイバーニーはティムールの子孫を次々打ち破りバーブルを除き根絶やしにしていたこともあり リスクの大きい中央アジアへの進出を諦めインドへの進出を図ったのです インドへの進出は彼の祖ティムールの無差別殺戮や略奪 それ以前にインドにあったガズナ朝やゴール朝によるヒンドゥー教徒や仏教徒に対する寺院破壊や強制改宗などの圧制があったため ヒンドゥー教徒による激しい抵抗に会いました しかしながらバーブルは新兵器である火砲を駆使し北インド制圧に成功するのです
