• 締切済み

放射物の許容基準値はいくら?

ドイツの放射能の許容基準は、大人で8ベクレムとありましたが、なぜ日本の基準と違うのですか? IAEAで統一されていないのでしょうか?

  • kiatu
  • お礼率68% (51/74)

みんなの回答

回答No.4

大人で8ベクレルといっても、何が8ベクレルなのか。Kgあたりなのか、リットルなのか。そこがわからないと何とも言えない。 人間、皆、5000ベクレル程度の放射能がありますから、8ベクレルという基準だけ言うと、皆、人間失格となりかねない。5000ベクレルはよいが、5008ベクレルはだめというのもおかしいです。 ところで、他の回答で凄まじいのがあります。 >放射線に対しての考え方はICRP(国際放射線防護委員会)とECRR(欧州放射線リスク委員会)の >二つに大まかに分かれます。 ECRPは、公的には全く認められていない。それに、ICRP100mSv以下を無視しているとあるが、これも全くのデタラメ。ICRPは、100mSv以下では、放射線による影響と断定できないと言っているのであった、無視してよいとは全く言っていない。 ECRPって、私も内容を見てみましたが、いわゆるトンデモ学に近い。 チェルノブイリやウラン劣化弾で生じた症状を全て放射能を原因とし、天然放射能は無害となるようにモデル化すると、こうなるのかなという感じですから、科学というより科学小説と思った方がよい。 日本語訳も存在するようですが、翻訳する人も、よくも頭が痛くならないものだと思う。極めつけは、”6.11節 2次的電子効果”の中で、 >最後に、モンテカルロ法を用いた物理モデルは有益なデータを確立する事はできそ >うになく、明らかに、提案された機構の重要性を破棄したいという試みのために使うべき >ではないと言う事を指摘しておく。 これって呆れてしまう。コンピューターシミュレーションもできていない。実験や疫学調査は予算と手間がかかるから、それによる検証が大変というのはわからんでもないが、コンピュータシミュレーションで検証くらいして主張すべきですよ。 たぶん、検証はできないでしょう。それをするには、これまでの原子核物理、原子物理、放射化科学等を全て見直すことになりかねない。野心的といえば、それまでだが、そんなものを規制の根拠にできるはずがない。 今までのモデルでコンピュータシミュレーションすればECRPの主張は間違いという結論になるが、それは許さないとうことのようだ。こんな身勝手な理屈があるものか。 こういうトンデモが流布される危険としては、福島近辺の人が発ガンしたときに、セシウムの数ベクレルばかり問題にして、実は近くの瓦礫に大量のアスベストがあることに気付かなかった、というようなことになりかねないことです。 これってありうる話ですよ。放射能は微量でもすぐわかるが、アスベストやカドミウムなどは調査自体がものすごく大変です。

kiatu
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 ベクレルの単位は、秒であり、測定する場合にKgやlを付加します。従って何Kgであろうとそれに含まれる、放射物をベクレルであらわすようです。

  • Mumin-mama
  • ベストアンサー率45% (1140/2503)
回答No.3

放射線に対しての考え方はICRP(国際放射線防護委員会)とECRR(欧州放射線リスク委員会)の二つに大まかに分かれます。 ICRPはリスク・コストベネフィット論でげんしりょくの利用は危険でも、相応の利益があれば、経済的負担をかるくして、ある程度の人的被害(癌など)が増えてもよい。と云う限りなく非人道的なスタンスで、成人男性の外部被曝のみを扱い、被曝とレントゲン撮影、国際線搭乗、温泉などによる被曝と比較することが多く、福島県の子供の年間被曝量20mSvや作業員の100mSvなどはICRPを日本の政府が参考にしたもので、福島県の医療アドヴァイザーの山下俊一医師をはじめ、殆どの御用学者と呼ばれる学者はICRPを支持しています。また、IAEA, WHO等も同じで、元々、広島や長崎の原爆投下後に米国から派遣されたABCCの報告をICRPは基準にしているようです。 それに対し、ECRRはチェルノブイリ原発事故で2000Kmも離れた西ヨーロッパも風下になり、多くの健康被害を受けたことと、ICRPの非人道的数値に対抗して立ち上がった医師などがつくった委員会で、その考えは「限りなく人道的」で飲食と呼吸で取り込む核種による子供や性別の低線量の内部被曝を重視しています。 2010年勧告は「公衆の構成員の被曝限度を0.1mSv以下に」と提言しています。 IPPNW=>ドイツの医師たちがチェルノブイリ原発事故後の健康被害を調査していて、報告しています。 http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/04/blog-post_17.html 簡単に言うとICRPは100mSv以下の健康被害について無視していて、調査していないく、ECRPは100mSv以下の内部被曝の危険性を調査して、危険性を知っているということです。 日本で、ECRRの様な考えを持つ学者や医師は、琉球大学名誉教授・矢ケ崎克馬氏、 肥田舜太郎医師(低放射線被曝によるぶらぶら病について)、 菅谷昭医師(元松本市市長でチェルノブイリで子供の甲状腺医療に関る医師)、矢ケ崎比早子さん、武田邦彦氏など。 武田邦彦氏の意見では、「年間被曝量の上限を100mSvとすれば、原発は安全になり、いくらでも建てられるが、1mSvにすると、原発は危険な物になり、建てられなくなる。」と、おっしゃっています。 もし、今、日本政府が1mSvを上限にすると、賠償責任が膨大になり、国家破綻に繋がるからだと思います。 また、すぐに原発を止めなければいけなくなからだと思います。 http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/10/06/tanemaki-oct6/

kiatu
質問者

お礼

回答ありがとうございました。難しい問題ですね。

回答No.2

「ここからなら確実に害がある」という限界点はわかっていません。「たぶんこのぐらいなら大丈夫だろうけど、念のためもっと厳しく見てこのぐらいにしておこう」で運用しているだけ。

kiatu
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

  • fasa1111
  • ベストアンサー率20% (10/50)
回答No.1

元々、日本では口に入る物の放射能基準値が無かったので、(正確には物によってあったりなかったり) 暫定で作ったのもでありますが、 個人的には今の日本の暫定基準値が 人体への影響<経済を円滑に回す を、基準として作られていると思います。 例えば 基準値を50ベクレル→大半の作物が出荷不可能→経済は回らなくなる→人体は比較的安全 基準値を500ベクレル→大半の作物が出荷可能→経済が回る→人体は危険(特に若い方) 健康被害が出るとしても、「ただちに!」出る事はなく 10年20年後に国民に多大な健康被害を与えても、知らんぷりするつもりなのでしょう。

kiatu
質問者

お礼

回答ありがとうございます。難しい問題ですね。

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