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異常気象時の交通事情

今回の台風15号でも各地で大きな被害が出ているようです。 一つ???と思いました。 東日本大震災のような多方面に大きな被害が発生したものなどの例は置いといて・・・ 例えば今回の台風15号の東京の場合など。 夕方電車がほとんど運休となりました。結果、多くの人が帰宅手段をタクシーに求めたり、バスに求めたりしていました。 思ったことが1つ。 バスが運行できるのなら、電車もバス程度の走行速度にすれば運行可能なのでは?と思いました。 乗客にその旨周知のうえ、一時間に一本でも運行すればいいのでは?と思うのですが他に事情があるのでしょうか?

みんなの回答

noname#143309
noname#143309
回答No.5

>多くの人が帰宅手段をタクシーに求めたり、バスに求めたりしていました。 これ自体がそもそも違うと思います。先日の台風15号のときも、多くの人はテレビや携帯などで適切に情報を得て、自宅、職場、外出先などで台風が去るまできちんと待機するという行動が取れていたかと思います。ただ、一部の人だけ、鉄道が動いてもいないのに駅に向かい混乱を引き起こしました。仮に、本来の鉄道利用者の全員がバスやタクシーに流れたら、輸送機関としてのケタが全く違いますから、輸送機能を果たせるはずもありません。 タクシーはそもそも交通機関とは呼べませんし、バスもせいぜい数十人しか乗れません。電車は一度に数千人が乗れますし、路線数・本数に応じて数十万人、数百万人を輸送することができます。たとえばJR新宿駅だけをみても、1日の乗降者数はおよそ150万人です。これほどの大量輸送機関と、バスやタクシーを同じ乗り物としてみようとすること自体に無理があるのではないでしょうか。 http://www.jreast.co.jp/passenger/index.html 私たちは、災害時に鉄道が止まることはもともと知っているはずです。東日本大震災の前から「首都圏で鉄道がマヒすれば数百万人の帰宅困難者がでる」ことは誰でも知っていました。台風も同様です。それなのに、いざという時になって初めて慌てる。報道も、いかにも想定外の大問題であるかのように報じる。このことが不思議でなりません。私たちにできることは、どこで何があったらどう判断し、どう行動するか。自宅、学校、職場など…それぞれきちんと考えておくことが、本当のリスク管理なのではないでしょうか。 >バスが運行できるのなら、電車もバス程度の走行速度にすれば運行可能なのでは? 残念ながら、速度だけでどうにかなる問題ではありません。たとえばバスは軽油で走りますが、電車は架線から集電して走ります。もし架線に飛来物が引っかかって停電したら、暴風雨のなか乗客は何時間も電車内に閉じ込められてしまうかもしれません。また、バスはアスファルトの上をゴムタイヤで走っています。もし倒木などを見つけてもすぐに止まったり、車線を変えて回避したりできます。電車は鉄のレールの上を鉄の車輪で走っています。車輪の摩擦力が自動車とは全然違いますので、仮に速度を落としていても、倒木を見つけてから非常ブレーキをかけては絶対に止まれません。倒木に衝突して脱線し、多くの死傷者がでるかもしれません。また電車はレールの上しか走れませんから、車線を変えて回避するようなこともできません。 こういったことを様々に考えたうえで運行を判断しなければなりません。鉄道にとっては運休することが「リスク」なのではなく、判断を誤って無理に運転して最悪の結果を招くことが「リスク」なのです。 >乗客にその旨周知のうえ、一時間に一本でも運行すればいいのでは? 先日の台風15号のとき、首都圏の地下鉄は地上区間を除いてだいたい通常運転をしていました。しかし、たとえば地下鉄銀座線では乗客が多すぎて対応しきれなくなり、安全を確保できないとして結局断続的に運転を見合わせる結果となりました。「乗客に周知」といっても机上の空論ならうまくいくかもしれませんが、現場では相当な困難が伴うものと思われます。それに何より、鉄道にとっては運休することが「リスク」なのではなく、判断を誤って無理に運転して最悪の結果を招くことが「リスク」なのです。 先日の台風15号のケースでは、仮に1時間に1本運転したとしても輸送力としてはほとんど機能しませんから、テレビや携帯などで適切に情報を得たうえ、職場や外出先などで風雨が去るまできちんと待機する、というのが最も安全かつ快適な対処方法だったのではないでしょうか。

  • nabe710
  • ベストアンサー率66% (2683/4030)
回答No.4

単純に速度だけの問題以前に、ダイヤ編成の問題があります。 限られた線路の上を往復する列車が入り乱れ走行するのを、正面衝突などなくうまく共用するには緻密なダイヤの組み合わせが必須です。 一歩間違えば大事故ですよ。 簡単に言えば等間隔で等速度でそれぞれが運行してこそ(一部特急や快速などは複線区間で追い抜くわけですが)成り立っていますので、それぞれが好き勝手な速度で走行したのでは各ポイントでの通過時刻、停発車時刻も読み切れず、それこそ線路上での鉢合わせばかりとなり大パニックです。 バスなどと違いその場で自由に追い抜く、待機できる物ではありませんし、あるいは路線も一方通行で限られる運行方法と違い、一部の路線の遅れが全国に波及するのが鉄道です。 一部路線の運休も、そのためのダイヤの再編成はものすごく緻密な物なんですよ?

  • santana-3
  • ベストアンサー率27% (3891/13901)
回答No.3

鉄橋では強風により車両脱線の危険性があるので運行停止になります。 過去、春一番の強風で電車が脱線しました。(1978年 営団地下鉄脱線事故)

  • domesso
  • ベストアンサー率27% (269/992)
回答No.2

数年前にJR東日本管内で羽越線の脱線事故があったのはご存じないでしょうか。 突風で煽られて脱線、転覆しました。 あれ以来JR東日本は風速規制を強化しましたね。 ゆっくり走れば大丈夫でしょ?と思われるかもしれませんが、風に煽られて飛んできた木などが線路に乗っていたらアウトです。 架線に木が引っ掛かっていてもアウトです。 駅と駅との間でどうにも運行不能になってしまったら、乗客を次の駅まで歩かせないといけませんし。 まあバスとは全く性質の違う乗り物ってことですね。

  • ulti-star
  • ベストアンサー率41% (186/452)
回答No.1

車両が脱線する可能性があるから ということではないでしょうか

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