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本屋の経営をするには

私は、本が好きで、出来れ本屋さんになりたいのですが、どの様な手続きが必要でしょうか 実際の経営の方よければ助言頂けないでしょうか

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noname#5987
noname#5987
回答No.2

以前似たような質問がありましたので、そこでの私の返答を見てください。 現状として日本では書店経営をするにあたって書籍取次(書籍の問屋)との契約が前提となります。 自分で物件を探してから相談してもよし、物件も問屋に探してもらう方法もありです。  いずれにしても問屋にまず問い合わせるのが最初のステップと思います。  あとは、そこで必要書類の説明など、書店設立に関する手続きは説明してもらえます。  (初期在庫もほとんどお任せの状態になる可能性あり)  問題は、それからの書籍の配本です。100坪以上の店でないと満足な配本はないと思ってくださいね。(大雑把な言い方ですけど) 辛口ですが、私は泣いている人をたくさん見てきました。本屋になりたいという人の話もたくさん聞きました。 必死で止めました。それでもやった人の涙を見てきました。 売れなくても好きな本に囲まれていたいというならば、止めません。

参考URL:
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=675070

その他の回答 (1)

noname#195872
noname#195872
回答No.1

経営学修士(MBA)で書店経営に携わっていました(といってもニューヨークでですが)。 ご質問が広範で一般的ですので、具体的な回答はできませんが、本屋ならではの事情をふまえたアドバイスをさせて戴きます。また、会社設立や事業の登録等については、一般的でしかも回答が長くなりますので、ここでは敢えて割愛します。 +++ 1. 品揃えについて 本が好きで商品知識があるといっても、ご自分の好みだけで厳選した少数の品目だけでは、決して売上は伸びません。自分としては「こんな本誰が買うか!」と思う品でも、客に選択の余地を与えることが課題ですので、品揃えを豊富にしなければならず「"something for everybody"(どんな客にも見合った商品がここにはある」という印象を客に与えなければなりません。従って、仕入れは、品数の豊富な大手の出版社や、複数の流通業者と取引することがたいへん重要です。 2. 在庫管理について 在庫管理をコンピューター入力で徹底するかどうかは、コストや人手の関係で難しい場合もありますが、それでも、品数を豊富にするためには、在庫を豊富に揃える必要があります。八百屋さんのように野菜の葉を綺麗に切り落とすまで慎重になる必要はないかもしれませんが(汚れた本でも好んで買う人は意外にいますので)、少なくとも、週に一度の割合で、在庫や陳列品の整理や入替をしましょう。客に、「ここは何時も何か新しいものがある」と言わせる努力が必要となります。結果として、売れ筋の把握や仕入れ及び在庫管理が、何らかの形で必至となります。 3. 初期在庫と継続入荷について 開店時の品揃えは、捨て在庫のつもりで行います。従って、開店段階である程度在庫が揃ったからといって、次の仕入れや棚卸しをおろそかにしてはいけません。これは、「パイプライン」といって、初回の在庫以降の入荷数を迂闊に抑えることのないよう、商品が引続き順調に入荷するようにスケジュールする必要があります。開店後以降(第二期以降)の入荷を、変動なく出きるよう、在庫の回転率をしっかり予測、把握、コントロールできなければなりません。 4. 単位面積当たりのコストの把握とこれに応じた経費及び価格管理 本一冊分がとるスペース(数十センチメートル四方)当たりのコストを計算してみて下さい。これと本一冊の平均単価とを比べ、一定期間内にどれだけの売上を挙げると採算があうか計算し、これに見合った経費節減及び(特に古本屋の場合は)単価設定をしましょう。 5. 毎月の固定経費の伸びの把握 本の値段は長期的にみて変動(上昇)の割合が少ないにも拘らず、場所代(家賃)等はひきつずき上昇するとすれば、開店時には家賃が十分に払えても、十年後に手一杯となる危険性が十分にあります。例えば、ニューヨークの小規模書店は、これが原因で、近年相次いで倒産しました(十年前の家賃が月30万円、今年は100万円以上、等といった例は幾らでもあります)。家賃の上昇が原因で、必要な保険代(火災保険等は決してばかになりません)が払えなくなり、また10年後にエアコンが故障しても修理代が払えず...といった様に様々な必要経費に影響が出ます。なお、月々の家賃は、月始めの最初の3日から多くても5日分の売上で払いきれるだけの余裕を常にもっていないと、後々必ず行き詰まりますのでご注意下さい。 6. 店舗の所在地について 小売業に共通して重要なことですが、同じ道沿いでも、通りのこちら側と反対側で、商売の出来が丸っ切り違うということがよくあります。混雑する商店街だからといって安心せず、人の流れや車の交通規制等にも注目して、出店場所を選びましょう。 7. 客足と顧客ベースについて 特定の趣味嗜好をもった固定客をしっかり確保できれば商売安泰、という訳では決してありません。一般客、しかもランチタイム客に相当程度依存し、そこから殆どの売上をあげるつもりで、客層を選ばない工夫が必要で、これは所在地の選定や品揃えによって左右されることを十分ご承知下さい。 8. 社員や店員の確保 本屋は、経営者の好みや人となりがよく出る商売で、頑固な経営者について行けず、去っていく従業員が少なくありません。パートやバイトだけに限定すると、イザという時に頼りになる人手が足りずに混乱することもあり、かといって、本屋の売上や賃金で、有能な人材や番頭さんを確保するのは至難の業です。長期的な視野で考え、この商売は決して一人ではやっていけないという覚悟で望み、従業員との感情的なイザコザを極力避ける一方で、従業員と客との間の問題を防げる様な人材配置や人材管理が必要です。ご自身のリーダーシップがどの程度のものか、よくよく検証して下さい。家族中心の経営に頼る場合でも、家族外の従業員が差別感を持ったり、実力主義の概念を蔑ろにしたりすると、後でしっぺがえしをくらいます。

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