時価評価についての疑問

このQ&Aのポイント
  • 時価評価に関して疑問があります。特に、DCF法を用いた時価評価の意味が理解できません。
  • 貸付金や借入金には市場価値がなく、DCF法は将来のキャッシュフローを現在価値に割引する方法です。
  • そのため、現金や借入金の価値は発生時のままでなく、時価は変動します。また、敷金や保証金も時価評価されます。
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時価評価につきまして。DCF法将来キャッシュフロ-

お世話になっております。 下記の{}内の文章が理解できません。 {貸付金や借入金には市場価値がないため、対象となる金融資産、金融負債から発生する将来キャッシュフローを割引いて現在価値をDCF法を用いる} とあるのですが、 現金10/借入金10 なら時価は借入時から10のままではないのでしょうか? また、{敷金、保証金の時価もDCF法による}とあるのですが、 こちらも 差入保証金10/現金10 で支払時の価格が時価ではないのでしょうか? DCF法をここで使う意味がわからないです。 どういった場合の説明と考えればよろしいでしょうか? たぶんかなり的外れな質問なのでしょうが、全くわかりませんのでご指導願います。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • shostame
  • ベストアンサー率75% (6/8)
回答No.1

貨幣等の時間価値のお話ですね。 いまいちピンとこないかもしれませんが、例えば同じ1万円でも今手元にある1万円と10年後に手に入る1万円は同じ1万ですが、同価値ではありません。 例えば国債を10万円分買ってたとします。 仮に10%の複利だったとすると、10年後には約26万円になります。 ということは、今手元にある10万円は10年後には26万円の価値があるわけです。 逆に言えば、10年後の26万円は現在価値に直すと10万円しか価値がないとも言えます。 これがDCF法で時価を表すときの基本的な考え方です。 質問者様が例に出した借入金、敷金保証金を上の例に当てはめて考えてみます。 借入金10を例えば、2年後に返済するとします。2年後に10の価値を返済すればいいわけです。 ところが、上に書いたとおり、2年後の10と今の10は同価値ではありません。 利率を3%だとすると、2年後の10は現在価値では約9.4となります。 (利息の計算無視してるので、厳密に計算するともう少し大きくなりますが) これが時価となります。 敷金も一緒です。 10年後に現在の貸家を退去予定だとすると、10年後に10の敷金返済があるわけです。 しかし10年後の10は現在の10も価値がなく、例えば割引率を3%とすると現在価値は約7.4となります。 これが時価です。 ・今手元にあるお金と将来手に入る(支払う)お金は価値が違う。 ・将来の10と現在の10を比べた場合、将来の10のほうが価値が低い。 この2つが理解できれば、概ね理解できるかと思います。

fasdsfa
質問者

お礼

将来のお金と現在のお金の価値が違う事は理解しておりましたが、 ここでの話とは全く関係ない話だと思っておりました。 大変分かりやすく、理解できました。 誠にありがとうございました。

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