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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:事業価値と企業価値について(EVと真のPERの計算式から))

事業価値と企業価値についての混乱

このQ&Aのポイント
  • 事業価値と企業価値の計算式から混乱しています。
  • 株式時価総額を企業価値としてみると、事業価値は株式時価総額に有利子負債と現金同等物を加減した値になります。
  • 一方で、企業総価値として株式時価総額に有利子負債と現金同等物を加減した値を見ると、事業価値となっていますが、なぜこのような違いが生じるのか疑問に思っています。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ass559
  • ベストアンサー率52% (95/181)
回答No.1

会計はさ~~っぱりのド素人ですが、勉強になると思い調べてみました。 どうも、同じ語に2つの定義があるみたいです。 【1】EV=事業価値=企業価値 とする用法 手元の『日経経済用語辞典』を引いてみたところ、 EV(enterprise value)事業価値または企業価値と訳される。 株式時価総額に純負債を加えて求める。……(A) その企業を買収するときに必要となる実質的な買収金額ともいえる。 EV/EBITDA倍率の算出に使われる。 ・・・ってな説明。 あなたの質問文にあるのと同じ定義のようです。 EVの訳語として、事業価値・企業価値の両方が使われているわけですね。 【2】事業価値はキャッシュフローで、企業価値は事業価値と資産で決まる、とする用法 このサイトでは、定義が違いました。 http://otumami.info/valuation/archives/2005/08/post_78.html http://otumami.info/valuation/archives/2005/08/post_59.html http://otumami.info/valuation/archives/2005/08/post_77.html 予想期間のフリーキャッシュフローの割引現在価値+継続価値=事業価値……(B)※ 事業価値+非事業性資産=企業価値……(C) ※(B)は、あなたが御覧になった     事業価値=キャシュフロー総和 / ディスカウントファクター  と同じ考え方といえませんか?  (総和とか割引をどう定義するのか、不明ですが。) (A)=EVは、その企業を投資対象として値踏みする際の目安になるものだと思います。 EVをEBITDA(利払い・税・償却前利益)で除したものは、EV/EBITDA倍率。 株価の割高/割安を見る際には、これが何倍だから割高だとかいいます。(この倍率が簡易表示される株トレード・ツールもあります。) (C)は、その会社の収益力・成長見通し・資産という観点から見るもの。 株価の割高/割安を比較する場合、「EV/EBITDA倍率」を見るのと「(C)と株価の比率」を見るのとは、発想として近いと思いますが、将来予測が入っているかいないかは大きな違いですね。 将来予測なんてあてにならない以上、(C)は、株のフェアバリューのモノサシとしては怪しげな気がしますが…。 ●余談ですが、「真のPER」という指標があるそうです。 通常のPER(株価収益率)=株価/1株当たり当期純利益(EPS)……この株はPERは何倍だ、といいます。 ポール・ソンキンの「真のPER」= (時価総額 - 現金同等物 + 負債合計) / 当期純利益 「真のPER」の分子はEVですね。 2社の時価総額と純利益が同じ場合、純負債がある企業は純資産がある企業より株価が割高と判断できますから、通常のPERより合理的だと思います。

tugu3
質問者

お礼

大変分かりやすく、また自分にとっては解決のヒントなるようなご回答を頂きありがとうごうざいます。 自分が混乱していた「企業価値」と「事業価値」の言葉の違いが、 (1):式はたまたま同じだとしても、それぞれ違った観点から求められているので、細かいところまで考えると本来は違ってくる点。 例えば「非事業性(用)資産」ひとつとっても、観点の違いから定義づけもいろいろあり、細かいところで違ってくるのだろうと思えました。 (2)また(1)を踏まえた上で、その観点から求められる結果(答え)に該当する単語(呼び名)が、「企業」価値と単語にしていたり、「事業」価値という単語にしているだけで(例えばEVの企業価値=事業価値なっている点からしても)、要は・・・、無謀ですが自分なりに納得(区別できる)するような単語(呼び名)で考えていた方がいいのかなっと思えてます。(良い単語(呼び名)見つけるまで、いろいろまだ本読まないといけませんが・・・) また結構検索して調べてたつもりでしたが、すごく参考になるページ(アドレス)紹介してくださりありがとうございます。 私も余談ですが、本棚の奥で埃かぶっていた「日経経済用語辞典」を使うきっかけになりました。持ってて良かったです。

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