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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:工事損失引当金)

工事損失引当金とは?その概要と計算方法

nayuta_lotの回答

回答No.1

こんにちは こちらを、まずご参照ください。 下の方に例が載ってます。    ↓↓↓ http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/joho-zeikaishaku/hojin/080702/04.htm ご質問に書かれた内容から推測して、下記のようになるかと思います。                             1年目    2年目    3年目 工事収益総額                  150,000    150,000    150,000 過年度に発生した工事原価の累計         0     12,000      96,000 当期に発生した工事原価            12,000    84,000      64,000 完成までに要する工事原価           108,000     64,000         0 工事原価総額                    120,000    160,000     160,000 工事損益(△損失)                 30,000   △10,000    △10,000 決算日における進捗率               10%       60%      100% <年別の損益表> 当期の工事収益                  15,000     75,000     60,000 当期の工事原価                  12,000     84,000     64,000 当期の工事損益                   3,000     △9,000    △4,000 <1年目>  進捗率 10% = 12,000/120,000 (当期に発生した工事原価/工事原価総額)  工事収益 15,000 = 150,000 × 10% (工事収益総額 × 進捗率)  工事損益  3,000 = 15,000 - 12,000(工事収益 - 当期に発生した工事原価) <2年目>  進捗率 60% = (12,000 + 84,000)/160,000 ← 当期までの累計原価で計算すること  工事収益 75,000 = 150,000 × 60% - 15,000 ← 過年度までの工事収益を除くこと  工事損益 △9,000 = 75,000 - 84,000 2年目に工事原価総額を見直し、見積もり総額が160,000に40,000増加 しているはずです。 このため、工事全体で10,000の損失がでます。 さて、この損失ですが・・  「工事契約に関する会計基準」(抄) … 国税庁のHPより抜粋  工事契約から損失が見込まれる場合の取扱い  19. 工事契約について、工事原価総額等(工事原価総額のほか、販売直接経費がある場合には  その見積額を含めた額)が工事収益総額を超過する可能性が高く、かつ、その金額を合理的に  見積ることができる場合には、その超過すると見込まれる額(以下「工事損失」という。)のうち、  当該工事契約に関して既に計上された損益の額を控除した残額を、工事損失が見込まれた期の  損失として処理し、工事損失引当金を計上する。 とあります。 要約すると、見積もり工事原価総額が  工事収益総額を超過する可能性が高い。  見積もり金額を合理的に見積もることが可能である この場合、工事収益総額(請負額)を超過した損失額のうち、  既に計上済みの損益を控除して、   工事損失が見込まれた期の損失として引当金を計上する。 ・・となります。 発生が見込まれる損失 △10,000から、1年目の+3,000、2年目の△9,000の損益を控除します。  工事損失引当金 △4,000 = △10,000 - +3,000 - △9,000 損失(マイナス)を起点に計算しているので、利益はマイナス、損失はプラスの計算になります。 >2)見積もり工事損失に利益を足して、損失は控除としか書いていないので・・・ 工事損失をプラスの数字として計算すると、4,000 = 10,000 + 3,000 - 9,000 4,000の損失ということになります。 この損失を引当計上するということは、繰り返しますが  翌期以降に発生が見込まれる損失を工事損失が見込まれた期に計上する ということです。 つまり、当期の損失は、△9,000 + △4,000 = △13,000となり、当期損失と翌期以降の見込み 損失額ということになります。 翌期の損益が見通し通り△4,000だとすれば、翌期に工事引当金 4,000を取り崩し(利益)、 相殺されて、3年目の損益は0となります。 説明しきれていない面もあるかと思いますが、なにかあれば補足してください。 それでは

ImaginaryN
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 かなりわかりやすかったです。『翌期以降に発生が見込まれる損失を工事損失が見込まれた期に計上する』この言い回しが、ものすごくすっきりさせてくれました。 本当にありがとうございました。

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