- ベストアンサー
新司法試験合格の実質難易度は?
- 新司法試験は合格者の層が変わったような気がする
- 一般入試での合格と比べて新司法試験はいい勝負かもしれない
- 低学力の人も含んだ弁護士の増加に不安を抱いている
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
別に有名大学を出た人間=高学力・有能とは限りませんよ。もちろん、比率や確率的に は多いとは言えるでしょうが。大学入試は家庭環境や受験者の要領のよさにも左右され ますからね。それは逆も然りです。 それはさておき、新司法試験は基本的に法曹の門戸を広げ、法曹人口を増やす目的で生 まれたものです。故に、旧司法試験のような東大や有名私大出身のエリートばかりが合 格する硬直化した閉鎖的で権威に満ち満ちたモノでは意味がありません。現実に、今ま での法曹は非常に頭の硬い、法律を杓子定規に運用する者も多く、反面、高所得や社会 的地位が保証され、一般大衆の思考や多面的な価値観にそぐわない判決や判断が多くな されてきました。しかし、今度の新司法試験では、より多彩・広い層からの合格者を輩 出することで、新しい風を送り込むという面も期待されているのではないでしょうか。 ですから、おっしゃるようなことは想定内のことです。 それに、曲がりなりにも新司法試験に受かる、もしくは合格後に司法修習を受け、修了 しているわけですから「低学力」という論がどこから出てくるのかが不思議です。確か に現実には「司法修習で落第が激増」したり「就職困難者が溢れている」「法科大学院 に入学できるのは金持ちの子弟や社会人だけで、格差社会の再生産では」という「低学 力」「低能力」「門戸の開放には繋がっていない」の証左ではないか?という辛辣な見 解もありますが、過渡期ゆえ、それに今までの硬直化した法曹世界の弊害・影響も有る と見ることもできるのでは、と思います。 最後に「一般入試で同志社法に合格するのと新司法試験に合格するのは、地頭的に結構 いい勝負なのではないか?」という見解については、「そりゃ、そうでしょ」と申し上 げておきます。上記のとおり、門戸を広げるということには「努力すれば合格できる」 という面があるわけで、関西の関関同立という有名私大の一つであり、ある程度は入試 でフルイに掛けられる同志社の法学部に合格できる地頭があれば、法科大学院にも新司 法試験にも努力すれば合格できるだろうと考えるのは普通じゃないでしょうか・・・・
お礼
tomson1991さん回答ありがとうございます。 >東大や有名私大出身 東大と有名私大を同列に並べるとは私大卒ですか? 地頭的には東大と早慶では50倍、中央大では100倍違うと思いますが。