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日本語の主語の単数、複数の使い分けについて
Tacosanの回答
- Tacosan
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後者についてだけ, かつ本論と離れてしまう可能性が高いのですが 1点指摘させてください. 日本語には「代名詞」は存在しないという考え方があります. つまり, あたかも「代名詞」のように見えるものは文法上ただの名詞であり, それが状況によって代名詞のように使われる, という考え方です. もちろん「代名詞的に使われる」ときには, その場によって「何を指示するのか」が変わります. 逆に, 同じものを指示する場合であっても周辺状況で使われる名詞が異なることもあります. この視点で考えると, 「われ」にしろ「おのれ」にしろ「自分自身」をさす「ただの名詞」であり, これらの語で指し示される「自分自身」が文脈 (状況) によって 1人称になったり 2人称になったりすると解釈できます. これならまったく問題はありません.
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お礼
「われ」にしろ「おのれ」にしろ「自分自身」をさす「ただの名詞」であり、それが一人称とは限らないということですか。 いやそれは勉強になりました。他言語にいう代名詞は日本語にはない。 そうなんですか。そういう心性についてよく自分に反省していきたいと存じます。 有り難う御座いました。
補足
Tacosanさん、今朝また一度読んでいます。 【あたかも「代名詞」のように見えるものは文法上ただの名詞であり】はつまり“文法上の品詞区分では”という理解でよろしいでしょうか? そして文(会話)中において【あたかも「代名詞」のように見える】ということですね。 つまり使われ方で「代名詞」になるということですか? そして【「われ」にしろ「おのれ」にしろ「自分自身」をさす「ただの名詞」】であり、語としては,"I"の如き人称代名詞専用ではないのだ、ということですね。 しかし日本語にもやはり第一人称という観念はあるのですよね。当然ながら。 無論、第二人称も三人称も。自他を指す、こういう第○人称がないという意識存在ってありえないですものね。 お時間がありましたら、ご回答をこのように理解申し上げてよろしいか、どうかご投稿ください。 よろしくお願い申しあげます。有り難う御座いました。