• ベストアンサー

一人称単数形が複数ある言語は日本語だけ?

一人称単数形が複数ある言語は日本語だけなのでしょうか。 小説や漫画でいろいろな一人称や二人称が使い分けられ、そのキャラの人格まで表しますが他の言語はどうなのでしょう。 ドイツ語や中国語の二人称は2つあり、英語でも神様などに呼びかける言い方は知っていますが、他には思いつきません。 日本語に多い理由もご存じでしたら教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • MagMes45
  • ベストアンサー率63% (7/11)
回答No.5

No.2の者ですが再度の書き込みを御容赦ください 皆様の回答に刺激を受けつつ新たに浮かんだことなどを書きたいと思います まず質問者の方は「一人称単数形の多さ」というよりは「自称に使われる言葉の多さ」に興味を持たれたのだと見受けられます(違ったらごめんなさい) つまり「わたし」「あたし」「あっし」「わてくし」のように同じ「私」であってさえも性格の違いを生み出す日本語の不思議さに気付いたのでしょう そしてどうして元が同じでありながら日本語にはこのようなたくさんの表現が生まれたのかを知りたいのですね? ね? ね? という前提で話をしますが、あくまでも私は言語学の専門家ではありませんので、その点はご了承願います まず、「私」が「あたし」「あっし」になるような音の崩れに、日本語は寛容であり柔軟です その為に同じ源流から多様な表現が生まれています これは他の言語ではあまり起こり難いですよね `I´が`ワイ´とか`ヤイ´に崩れることはなさそうです また、中国語の`我´を`wa´や`wu´と発音すれば、まず`瓦´や`武´`五´のことだと思われるに違いありません 次に日本語には方言があります 「私」が「わて」「わだ」と地方によって変わりますね それこそ漫画のキャラクターの出身地を読者に伝える役割を果たします これも他の言語では見られない傾向ではないでしょうか というよりも同じゲルマン語系で英語では`I´、ノルウェー語では`jeg´となっているのが当てはまるのかも知れません 更に日本語は他言語を取り込むことにも柔軟性を持っています 他言語と言ってもほとんどは中国語由来ですが、例えば「ミーはおフランス帰りザンス」というような言い方も受け入れられますよね しかし英語ではまず `Ich love you.´ という言い方はしません 余談ですが「ミー」で思い出しました 以前に『セサミストリート』で `Me want cookie!!´ と、一人称を混用させてクッキーモンスターの幼さを表現していました 英語ではこれくらいが精一杯でしょうか 最後に日本語には「月」を表現するのにも新月、朔月、三日月、十日余りの月、望月、満月、十六夜月、立ち待ち月、居待ち月、臥し待ち月、更け待ち月、宵闇月と、月齢などによって細かに違う呼び方をします(漢語もありますがw) 斯様に自称するにも状況や立場によって様々に使い分ける繊細さが日本人にはあるということではないでしょうか

tsumiwara
質問者

お礼

やはり日本だけなのですね。 バディものが好きでよく読むのですが、自分と相手の呼び方の違いのニュアンスが外国語に翻訳すると転がり落ちてしまうのは、もったいないな~と思います。 ありがとうございました。

その他の回答 (4)

回答No.4

 こんにちは。  ★ 一人称単数形が複数ある・・・日本語   ☆ この事実について いささか反証する資料を挙げるだけの回答ですが:  つまり それほど異種が多いとも思えません。  1. わ(我・吾)   ・わ‐れ(我・吾): ‐レは 自然生成相=親愛〔相〕称。      ・ あは( Ah! Oh! )⇒あはレ(哀れ・天晴れ)      ・ 自然生成相は ‐ルとして 動詞をつくる。          あらは(顕)⇒ あらはル(現わる)   ・わ‐つ‐あく‐し > わたくし       ・ ツ=属格(の)        ・ アク=推測で 南島語のワレ      ・ シ=方向相〔ヒ(日)‐ムカ(向か)‐シ⇒ひんがし=東〕          →強め相〔だれ‐シ‐も / 果て‐シ‐ない〕          →そのもの相〔それ‐が‐シ 〕   ・あ / あーれ(吾):ワとの子音交替による異種形   ・わたくし > (一音節脱落)わたし      > (発音しやすいように音韻変化)わちし・わっし・わし・      >  わたい・わたぁぇ・わて・わい・あたい・あちし  2. おの(己)∽ うぬ(己‐惚れ)∽ あな(あな‐がち)   ・おの‐れ > おれ   ・おのれ‐ら:‐ラも 親愛称       > おれら > おいら > おら  3. そのほか漢字語など。これは 多いかも知れませんが。  ☆ ワレ(自称)とオノレ(再帰称)とは 意味が違いますから 一人称単数の代名詞として いろんなかたちが有るとは必ずしも言えないのではないでしょうか。

tsumiwara
質問者

お礼

韓国語にあるとは知りませんでした。 儒教が関係しそうですね。 ありがとうございました。

tsumiwara
質問者

補足

僕、君、貴様とかどうですか。 やはり多いと思います。 お礼コメント、他の方と間違えてしまいました。 すみません。 どうもありがとうございました。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.3

日本語の場合, 「そもそも『代名詞』が存在するのか」というところまで議論しなきゃならないかもしれないね. つまり「代名詞」というカテゴリの単語を持たず, 一般的な名詞を転用していると考えることもできて, 状況によって「代名詞に転用する名詞」を変えていると思えば (一人称に限らず) ひじょうにたくさんの「代名詞」が存在することが説明できる, って議論があったような気がする. ちなみに英語では we で一人称単数を表す特殊な用法がある. 「朕」に対応する使い方だけど.

  • MagMes45
  • ベストアンサー率63% (7/11)
回答No.2

ハングルでは チョ (一般的に使う「私」) ナ (親しい友人や目下の人の前で使う「僕、私」) という2種類があるようようですが、日本語ほどに豊富な使い分けがある言語はないでしょうね 因みにハングルでは 私・は チョ・ヌン 私・が チェ・ガ 私の  チェ 僕・は ナ・ヌン 僕・が ネ・ガ 僕の  ネ というように助詞によって変わったりもします

tsumiwara
質問者

お礼

韓国語にあるとは知りませんでした。 儒教が関係しそうですね。 ありがとうございました。

  • webuser
  • ベストアンサー率33% (372/1120)
回答No.1

朕という一人称は、元々は中国のモノでは?

tsumiwara
質問者

お礼

そうですね。 でももう中国では使う人がいませんね。 誰もが自由に使えるわけでもありません。 ありがとうございました。

関連するQ&A

  • 一人称の複数形について

    英語や、中国語には、一人称に、複数形(日本語の我々やわれらなど)がありますか、どの言語にも、一人称の複数形ってあるのでしょうか? もし、一人称に複数形のない言葉があれば、知りたいのですが、教えていただけないでしょうか。

  • ◆1 日本語の主語の単数、複数の使い分けなどですが、私達は第一人称を主

    ◆1 日本語の主語の単数、複数の使い分けなどですが、私達は第一人称を主語にしていても、謙譲などの気持ちから単数であっても、時として複数形を用いている場面に出会います。  “私ども、・・・”とか。  無論、他の民族の言語のようには述語動詞までに拘る言語ではないので、単数なのか複数なのかは情況からの理解となります。  このようなことは、聖典などのもみうけられます。  http://okwave.jp/qa/q6242974.html  http://okwave.jp/qa/q6169428.html  日本語での単・複の混用は   1)どのくらいの時期まで遡れるのでしょう?   2)上記URLでの例と何か共通するところがあるのでしょうか? ◆2 更に日本語では第一人称の指示代名詞“われ”という語で、第二人称を指示することが見受けられます。   “われ、おのれに聞いてみぃ”とか。   3)ここの“われ”も“おのれ”も本来は第一人称の指示代名詞であって、それを第二人称の指示に宛てているという取り方は間違いでしょうか?   4)本来、第一人称の指示代名詞を第二人称の指示に宛てることは心理的にはどういうことなのでしょう?  国語のことは決して専門ではないのですが上記の既出質問で疑問に思いましたので、お伺いいたします。  どうかよろしくお願い申しあげます。

  • ~人称 単数 複数が理解できません

    英語を初めて1・2週間  単純な~人称と現在 過去 未来の文法はなんとなくですが理解はできました しかし今だに単数 複数の意味が理解できません 単数はa ~ 複数は語尾にsと 英語で書かれればなんとなく意味は分かるのですが それを日本語から英語に直せと言われれば話は別です しかもそれに~人称が加わると誰かに話してるのか 単に独り言を言ってるのか訳が分かりません そもそも単数と複数の区別ができないのです どのような場合に単数・複数なのか 詳しい方にお願いします 分かりやすい例文で説明していただけ無いでしょうか? よろしくお願いします

  • 外国人が日本語を話すときの一人称

    日本語には一人称がたくさんありますが外国の方が日本語を話すときに一人称をどれを使うかで戸惑ったりはしないのでしょうか? 自分は日本人ですが、いまだに「僕」「俺」「私」のいずれをつかってもしっくりきません。 英語や中国語のように一人称が一つしかない言語圏の人は日本語の一人称に対してしっくりこないなーとは思わないのでしょうか? それとも日本語のほうが一人称は表現しやすいと思ったりするんでしょうか? どなたかご存知の方がいらっしゃいましたらご回答よろしくお願いします。

  • 単数形、複数形に分けるとどのように良いことが?

    英語は物を単数か複数かで分けますよね。日本語ではそのあたりは区別しません。 「鞄に本があります」では一冊なのか二冊以上入っているのか分かりませんが、日本人でそこが分からなくて困ると言うことはないと思います。 でも英語だと 「I have a book in my bag」 「I have books in my bag」 と二種類あります。 実生活ではどっちでも大差ないのかもしれませんが、分けた言い方がある以上、英語を話す人にとって何かよいことがあったのだろうと思います。 なぜ、単数か複数か、分ける言語になってしまったのでしょうか?

  • 単数と複数

    「私は本を持っている」という場合、 日本語の場合は単数か複数は区別しませんが、 英語の場合は a book(1冊)なのかbooks(複数)なのかどちらかに決めなければいけません。 これを1冊なのか、複数なのか、ぼかして言う表現はあるでしょうか?

  • 三人称単数の「s」はなぜつくのか?

    素朴な疑問なのですが、なぜ三人称単数の動詞には「s」がつくのでしょうか? I go to ~ He gose to ~ 中学の初歩の英語ですが未だになぜ「s」がつくのかわからず子供に「なぜ?」といわれたら「言語に意味なんて無いから覚えて」としか言えず、情けないです。 雑学程度のことから言語学的なことまで納得のできる説明方法を教えて下さい。

  • 動詞の人称による変化について

    一口に、動詞の人称による変化はインド・ヨーロッパ語族の共通の特色だといいます。素人判断ですがラテン語系では、将来は動詞の人称による変化がなくなるであろうことを英語(三人称単数現在のみs)が暗示しているように思えます。英語では動詞に人称による変化がないからといって動作の主が不明になることはありません。 ということは最初から動詞の人称による変化がない言語もあって、それはそれで合理的なのだと思います(日本語、中国語も?)。 さて、質問です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%81%AE%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7 によれば言語の系統は30もあります。判る範囲で動詞の人称による変化の有る言語と無い言語で仕分けしていただけますか。動詞に人称による変化があることの必然性が理解できないので、実はこれの無い言語も多いのではないかと密かに期待しています。また、嘗てはあったが無くなる方向に移行中であると認められる言語が英語の他にあれば挙げて下さいませ。 よろしくお願いします。

  • 三人称単数の文

    下記の英文で少し混乱してしまったので、皆様のアドバイスをお借りしたく質問させていただきます。 Is there a word that doesn't understand in these?(これらの中で分からない単語はありますか?) という英文ですが、なぜ、「dontではなくdoes」が使われてるのか分からなくなりました。 主語が三人称単数なら、ということは分かりますがこの英文では主語が何だろうと思いました。 日本語訳で「これら」となってたので直感的に三人称複数かな?と思い、 Is there a word that don't understand in these?としましたが、正しいのはDosen'tだったので混乱した次第です。 主語がwordでwrodが三人称単数であるなら、この文を「これらの中で分からない単語たちはありますか?」とするとdont? と複雑に考え過ぎてしましました。 どなたかご返答のほどよろしくお願いします。

  • 1.5は複数(ドイツ語)、単数(フランス語)というのは本当?

    1.5 はドイツ語では複数扱い、フランス語では単数扱いというのは本当でしょうか?