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血液型の誤判定についての疑問
- 血液型の誤判定についての具体的な要因や理由について詳しく調査しました。
- 血液型判定におけるペーパー法の誤判定の危険性や原因について解説します。
- 血液型判定の紙上での誤判定が起こる理由や問題点について考察します。
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前回の質問で示したURLの雑誌の他の号にホールグラス、平坦な紙、くぼみをつけた紙での比較研究がありました(何号かは忘れてしまいましたが) その結果がホールグラスとくぼみのある紙では差がなく平坦な紙での誤判定がわずかに多かったと記憶しています 上記結果から材質ではなく形状が誤判定の差の原因だと考えられます 以下は実際に実験をして比較したわけではなく単なる仮説による私の考察ですが 血液の凝集の強さにはいろいろあります 普通はほとんどの赤血球がくっついて大きな1個の塊(図の一番上)になりますが凝集が弱いと数個の小さな塊(図の真ん中)にしかなりません この場合もホールグラスの場合は時間がたつと凝集した塊が下に沈んで凝集の有無が判断しやすくなります(図の一番下) ペーパー法だと平坦なので凝集の有無がわかりにくくなるのではないでしょうか
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- php504
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文献検索してみました 裏試験での報告ですが原理は同じなので参考になるでしょう 以下参考URLより引用----------------- 凝集反応の比較観察において明らかに凝集を示しているが反応の弱いものが 平面紙法で340件(0.013%)、 凹面紙法で186件(0.007%)、 くぼみガラス法で167件(0.006%) で、凹面紙法とくぼみガラス法は平面紙法より少々鋭敏度が高いが凹面紙法とくぼみガラス法との間には特に差が認められなかった。 又誤判の原因となる疑凝集反応等の出現は、いずれの方法においても注意深い観察によって避け得られた。 ------------------引用ここまで ただこれは反応が弱かっただけでこの研究では判定は正確にされたようで 判定誤りはいずれの場合にも零であった。 と報告されています(注意不足だと誤判の原因にはなり得るでしょう)
補足
お手数おかけして申し訳ありません。丁寧なご回答ありがとうございます。 つまり、これは検査方法の問題ではなく、事務的な要因以外では、検査者の凝集見落としといったことが問題になってくるととらえてもよろしいのでしょうか? また、同じ質問のようになってしまい申し訳ありませんが、血球と血清の混和不十分で比率を誤るとどのような不都合が発生してしまうのかがやはりどうしても気になって四六時中頭を押さえつけてどうしようもないのです。どうしたらこれが解決するでしょうか。自分でできることは全てしたつもりだったのですが…。
お礼
ありがとうございました。振り回す形になってしまい申し訳ありません。