金利スワップ取引の時価評価:固定金利CFPV算出の割引率に変動金利を用いる理由

このQ&Aのポイント
  • 金利スワップ取引の時価評価において、固定金利CFPV算出の割引率に変動金利を用いる理由について質問します。
  • 固定金利CFPVと変動金利CFPVは同じ算出式を使用して求められますが、なぜ変動金利を用いるのでしょうか?
  • 変動金利CFPV算出には理解がありますが、固定金利CFPV算出に用いるのは理解できません。ご教授いただけると助かります。
回答を見る
  • ベストアンサー

金利スワップ取引の時価評価:固定金利CFPV算出の割引率に変動金利を用

金利スワップ取引の時価評価:固定金利CFPV算出の割引率に変動金利を用いる理由を教えてください。 度々こちらでお世話になります。 今回は金利スワップ取引の時価評価について 質問があります。 期末に金利スワップを時価評価するとは 期末時点における 1)固定金利支払のキャッシュフローの現在価値 (CFPV)と 2)変動金利支払のキャッシュフローの現在価値 (CFPV)との 「損益差」を計上することと理解しています。 まずこの理解があってるかどうか疑わしいのですが。。。 質問したいのはもう少し先です。 上記CFPVの算出式は、割引率=rとして ?{利息÷(1+r)n} =利息/(1+r) + 利息/(1+r)2 + 利息/(1+r)3 + ・・・・利息/(1+r)n ですよね。 固定金利のCFPVも、変動金利のCFPVもこの算出式で求めるとの事ですが、 この割引率をその時点での変動金利そのものを用いる理由がわかりません。 いや、正しく言えば、変動金利CFPV算出に用いるのは 理解できますが、固定金利CFPV算出に用いるのは解せないのです。 この点についてどなたか、ご教授いただけないでしょうか。

  • quomo
  • お礼率68% (53/77)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

 金利スワップの時価評価は、「将来キャッシュ・フロー(CF)の割引現在価値の差額を求める行為である」という理解で正しいかと思います。  なぜ、固定金利にも変動金利を用いて割り引くかという質問にお答えする前に、「将来CFを固定金利で割り引く行為」に違和感を感じませんか?  なぜなら、固定金利というのは、過去の取引時点から変動することがない「過去の将来予測」を元にした金利だからです。したがって、固定金利を用いて割引計算をするという行為は、「過去の将来予測」に従って現在価値を求めるようなものです。これはおかしな話です。  一方で、時価評価というのは、「現在の将来予測」を元に資産を評価する行為です。「現在の将来予測」を変動金利に置き換えてみてください。変動金利は、将来の予測を織り込んで刻々と変化しますから、その時点での将来の予測にピッタリなんですね。  ゆえに、「固定金利の将来CFの現在価値算出に変動金利を用いる」という行為は、「固定金利の将来CFの現在価値算出に『現在の将来予測』を用いる」という行為と言い換えてもよいと思います。変動金利についても同じです。  

関連するQ&A

  • 固定金利と変動金利

    4.2%の固定金利を変動金利にすると、何%になりますか?(スワップレート?) 詳しいサイトも教えてください。

  • 変動金利と全期間固定金利

    変動金利は5年間支払い額が変わりませんが 見直しされるため、支払い金額が上がる事は理解出来ます。 しかし、前回支払い額の1・25倍が限度とあるので 全期間固定金利(仮に3%と設定します)の利息分より得なのでしょうか? 金利が上昇し続けて4%になったとしたら 固定の方が全期間3%なので得と言えばそうなんですが 変動は1・25倍が限度なので、そんなに一気に6万払ってたのが 15万支払いに変わってしまった!なんて事にはならない気がします。 なので、5年ごとに支払い額が上がっていく間に繰上げ返済すればいいのでしょうか? 変動金利とは短期間で完済する人が利用するプランでしょうか? おおまかな意見で結構ですので、(当方、繰上げ返済可能と言う設定で す)お願いします。 細かい突っ込みはしないで下さい。

  • 10年固定金利か変動金利か

    家の新築に伴い、住宅ローンで1,500万円を借りる予定です。返済期間は10年です。計画を立てている時は変動でいこうと思っていたのですが、最近の金利上昇気運で10年固定のほうがいいのかなあと迷っています。 ちなみに今相談の金融機関では、変動1%、10年固定2.35%ということです。金利はこの先間違いなく上がりますが、変動にした場合5年間は返済金額は変わらず、利息、元金部分の割合を操作するということです。つまり変動金利が上昇していくと、元金は減らず、利息を払っているというふうになるそうです。 その辺のことも踏まえ、皆々様のお考えをお聞かせ下さい。

  • 住宅ローン 3年固定と変動金利

     2月に住宅ローンの申し込みをしますが、3年固定と変動金利で迷っています。どちらも全期間1,2%優遇、35年ローンです。どちらも毎月の返済額は同じくらいなので、自分では3年固定の予定でしたが、変動金利を勧められました。しかし3年固定と比べて変動金利を勧める理由とメリットが理解できないのですが・・・

  • 変動金利か10年固定で悩んでいます

     住宅ローンのことで質問します。今月、35年ローンの3年固定(1,2%)が終了し、次回の選択(変動か10年固定か)に悩んでいます。ローン残高は約3000万円です。次回は現在より毎月の返済額が2万円近くUP覚悟の上で、10年固定(優遇後2,45%)にして、まずは2~3年のうちに200万~300万を繰り上げ、10年間のうちにもう一度300万くらいを繰り上げして行こうと計画しています。(実際は計画通りに繰り上げ返済が出来るかどうか、かなり心配ですが・・・)低金利の変動も考えましたが、性格上、少しでも長い固定で安心したいタイプです。この3年間の金利の変化を見ていると、当初も10年固定と3年固定で悩み、3年を選択、そして今現在、当時とほとんど金利が同じ10年固定を選ぶしかないような気がして、いろいろシミュレーションしているのですが、この先、金利の動向は誰にもわからないと承知していますが、しばらくは変動にして、繰り上げ用に貯蓄しておいた方がいいのかどうかも悩んでいます。また、借り換えというのをよく目にしますが、いまいちよく理解出来ません。誰にでも、どこの銀行でも出来るものなのでしょうか?どうやって手続きするのでしょうか?

  • 外貨クロス取引の時価評価の算出方法

    法人で外国為替を時価評価しているケースです。 例えば、以下の場合((4)の時点)はどのように時価評価するのでしょうか?(数字は仮定のものですので、実勢相場とは乖離しております。また預金利息は省略しています) (1)2004年3月  110円/US$で100千US$の外貨預金を作成。 (2)2004年5月期(決算期)  期末時点100円/US$となったので、▲10円/US$の評価損を計上  =為替評価損▲1,000千円。 (3)2005年3月  100千USドルを0.8AUD/US$でクロス=125千AUDの外貨預金作成。  この時95円/US$。 (4)2005年5月(決算期)  期末時点0.7AUD/US$、90円/US$となった場合、この時の為替評価損益はどうなる  のでしょうか?(125千AUD×0.7AUD/US$×90円/US$)-10,000千円=▲2,125  千円ということでよろしいでしょうか?

  • 【企業価値評価】NOPLATを使う理由

    【企業価値評価】NOPLATを使う理由 企業価値評価の一般的な手法として、 「NOPLAT+減価償却-投資 = 営業フリーキャッシュフロー」 で算出したで営業FCFを現在価値に割り引く方法が ありますが、 なぜ、実際のフリーキャッシュフロー(キャッシュフロー計算書 上の、営業CFマイナス投資CF)で計算しないのでしょうか? 資金調達の一貫性を保つ(負債の影響をなくす)という趣旨ならば、 キャッシュフロー計算書をもとにしたFCFに、支払利息を足し 戻せば済む話だと思うのですが。 アドバイスよろしくお願いします。

  • 簿記1級の質問です(複数)

    1級を独学しているのですが、使用しているテキストは仕訳中心で解説が少ないので、以下のことが理解できません。ご教示いただければ幸いです。宜しくお願いします。 (1)金利スワップ取引 「決算日における金利スワップの時価は100円である」といった場合の「金利スワップ資産(負債)」とは一体なんでしょうか?時価というからには、スワップ契約内容が市場で取引されるってことなのでしょうか?利払いは受取利息勘定等で処理しているので、仕訳とはそれで十分ではないでしょうか。 (2)ヘッジ会計 なぜ時価ヘッジが例外で繰延ヘッジが原則なのでしょうか?時価評価のほうがより正確な内容を開示できると思うのですが。 (3)為替予約 独立処理した場合に為替差損益の相手科目として「為替予約」勘定が使われていました。この勘定の要素は何ですか?

  • FCF計算における支払金利除外の理由

    企業価値などを算出する際に、FCFを割引率で現在価値に割り戻したりしますが、なぜFCFは、NOPAT(税引き後営業利益)を使い、あえて「支払金利」を除いて算出するのでしょうか。 支払金利を除外ということは、FCFはあくまで「企業価値算定の指標」であり、実際に手許に残っているであろうキャッシュではない、ということになるのでしょうか。 宜しくアドバイスをお願い致します。

  • WACCをFCF割引率に採用する理由がわかりません

    投資効果を算出するにあたって、非常に初心者な質問で申し訳ありませんが、どうしても理解できません。お知恵を拝借頂ければ幸いです。 WACCの算出方法は理解できたのですが、なぜそれを割引率に適用し、投資効果を算出するのかが、理解できません。 例えば、毎年のFCFが100で固定として、WACCに基づく割引率が10%だとします。 その場合、初年度のFCF現在価値は、90.9・・・になると思うのですが、これは飽くまで現在価値の話であって、実際の負債額が実額ベースで多額であった場合、損益上は赤字になることだってありえると思います(例えば、負債額10,000で利率10%であった場合、利息は100発生し、FCFは0になってしまう。) その場合、投資効果がないのは、火を見るより明らかであると思うのですが、WACCに基づく割引率で算出していった場合、投資効果あり(現在価値のFCF×稼働時期-投資額=黒)と判定されてしまう場合があるのではないでしょうか? そうだとすると、アプローチの仕方次第で投資効果の有無の判断に違いが生じてしまうのではないでしょう? そもそも、WACCの割引率は、分母に負債等を置いたうえでの支払利息等の割合であって、FCFに掛け合わせるという行為自体、お門違いに感じます(現在の負債に割引率分をかけて、それをFCFから引くというなら理解できます。それは単純に利息という意味になってしまいますが・・・)。 なぜ、WACCを割引率として採用させる必要があるのでしょうか。 疑問点が分かりにくくて申し訳ありません。よろしくお願いします。

専門家に質問してみよう