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皆の温暖化防止戦略。・・・・・・・科学者の間では、人類後、60年と囁か

coralseaco2の回答

回答No.5

「人類はあと60年で滅亡」というのは悲観的すぎる観測です。炭酸ガスが吸収できる15μmの波長では、地球放射と大気放射が同じ値で、炭酸ガスによる温室効果は既に目一杯発揮済ですから、濃度の上昇による温暖化は起こりません。 http://www.asahi-net.or.jp/~rk7j-kndu/kenkyu/ke03.html 近藤純正先生のHPの図 3.5 http://www.aist.go.jp/ETL/jp/results/bulletin/pdf/62-6/nishimoto72.pdf 大気放射スペクトル測定例 1896年にアレニウスは炭酸ガス濃度が2倍になると気温が5~6度上昇すると主張しました。1865年に炭酸ガスが温室効果ガスであることを発見したチンダルが、1900年頃に実験で炭酸ガス濃度を2倍にしても炭酸ガスによる吸収が増えないことを明らかにし、温暖化炭酸ガス原因説を既に論破しています。 当時の炭酸ガス濃度でも既に炭酸ガスによる赤外線の吸収は飽和していて、それ以上に濃度を高めても吸収は増えず、温室効果も高まらないということです。 温暖化炭酸ガス原因説では、炭酸ガスには温室効果があり、現状よりも濃度が高くなると、炭酸ガスによる地表からの放射の吸収が増えて、地球から宇宙に出て行く放射が減少するから、温度が上昇すると説明されています。  しかし、炭酸ガスに温室効果がある所までは合っていますが、その後の部分は間違っています。炭酸ガスは、地表からの地球放射のうち、吸収可能な波長15μmの赤外線をものすごく強く吸収します。わずか1mで9割以上、5mで98.4%、10mでは100%吸収します。 http://www.sundogpublishing.com/fig9-13.pdf 1mの空気柱の赤外線吸収率(Petty)  現在の炭酸ガス濃度は390ppmですから、わずか百分の1の3.9ppmしかなくても、波長15μmの地球放射は1000mの高さまでで全部吸収されてしまいます。ということは、温室効果の大きさはゼロと3.9ppmの間には明らかな差がありますが、3.9ppmと産業革命前の濃度280ppmとの間、280ppmと現在の390ppmの間、390ppmと2倍の780ppmの間に温室効果の差はありません。 「森林を増やしても炭酸ガス濃度を下げる効果はわずか」というのは同意できます。一時的に森林の成長過程で幹に炭水化物の形で炭素を蓄えますが、木は寿命を迎えると枯れて倒れ、微生物やシロアリに分解されて跡形もなくなります。土の中の腐植も長い年月の間に分解されてしまいます。伐採されて建材として利用されても老朽化して建物が取り壊されたら、廃材は焼却処分されてしまいます。正味の削減に貢献するのは沼地に埋没して嫌気条件で腐らずに堆積し、遠い将来に石炭となるものに限られます。 「東南アジアの雨季の水を利用した、サハラ砂漠・アラビア砂漠・中東の沙漠・中央アジアの砂漠に何千・何万という人工の湖を造れば」というのは東南アジアから中東の砂漠まで長大で巨大な水路を建設しなければならず、建設コストは莫大にかかりますから、コスト的に全く無理です。また、河川には水利権というものがあり、既に水を利用している人々の同意がいります。取水後でも下流の利用者のために一定以上の流量を確保しなければなりませんから、さらに利用できる水は洪水で無駄に海に流出する水が中心になり、巨大なダムを上流に多数造る必要が出てきます。ということで、ますますコスト的に無理ということになります。 「送水のための動力源は、ソーラーパネル」というのもコストの視点が欠けています。太陽光発電は火力発電の5倍のコストがかかり、経済的に引き合いません。家庭用太陽光発電の場合でも、原価償却に20年以上かかり、通常の装置類の耐用年数の7年とか10年を超えてしまっています。 温暖化は炭酸ガス濃度の上昇によるものではなく、1900年代後半の、8000年ぶりという極めて活発な太陽活動による自然現象です。過去400年で見ても1900年代後半の太陽活動は最も活発です。太陽活動の気温への影響のタイムラグ(時間的遅れ)は15年位であり、太陽活動の低下の影響は2015年頃から出てきます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E5%A4%89%E5%8B%95 太陽変動  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Sunspot_Numbers.png 400年間の太陽黒点数の推移 20世紀の太陽活動の変化による光の強さの変化は0.2%ですが、0.3度前後の温度上昇をもたらします。過去100年の温度上昇は0.7度ですから、これだけでも半分近くを占めます。 http://www.nistep.go.jp/achiev/ftx/jpn/mat009j/pdf/mat009j.pdf 元気象研究所所長 柳原一夫氏の報告 また、太陽活動が活発になると、太陽風速度が高まり、大気圏に入ってくる宇宙線が減少して、雲の核が減少し、雲による日射の遮りと反射が減って、地表まで届く日射が多くなりますから気温が高くなります。 これがスベンスマルク説で、IPCCは検討したが十分な証拠がなかったという理由で取り入れていませんが、宇宙線強度と下層雲の量、太陽活動と9000~6000年前のオマーンのモンスーン(降水量)、過去6億年の宇宙線強度と温度には明瞭な相関があり、天文学的要因が気候に大きな影響を与えています。 http://stesun5.stelab.nagoya-u.ac.jp/study/sub8.htm  太陽風速度、宇宙線が気温に影響を与えるメカニズム  アルプスの氷河は太陽活動が活発な時期に後退し、極小期に前進することを繰り返しています。 http://akumanosasayaki.blog.shinobi.jp/Entry/37  http://www.envi.osakafu-u.ac.jp/atmenv/aono/CliHis.html 太陽活動が不活発だった極小期はいずれも寒冷な気候となり、京都のヤマザクラの開花が遅れていることからも、太陽活動と気温の密接な関係がうかがわれます。 http://www.mission-k.net/globalwarming/cosmicray/cosmicray.html  オマーンのモンスーン(降水量の指標)と太陽活動に非常に密接な相関 http://file.akumanosasayaki.blog.shinobi.jp/43b86032.jpg 過去6億年の宇宙線強度と海水温に密接な関係

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