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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:大阪大学教授の小野善康氏の経済学者としての評価はどういうものなんですか)

小野善康氏の経済学者としての評価と影響

at9_amの回答

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  • at9_am
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回答No.2

> 経済学の分野でも、主流派とか異端派とかに分かれたりしているんですか? > もしそうなら、彼はどちらに属するのでしょう? かぎりなく主流に近い異端です。 基本的な面は主流派と同じですが、幾つかの「独特な仮定」を置くことによって、いわゆる「小野理論」を形成しています。 ただ、ブレーンとしての手腕は未知数です。というのも、小野教授はマクロ経済理論を専門としており、実証的な分野は専門ではありません。例えば小野教授の「独特な仮定」については、現実に妥当するかどうかについてかなり議論は分かれるところです。 例えば、いかに優秀であっても理論物理学者が優秀なエンジニアである保証はないのと似ています。 > 菅氏は財務大臣になってから、財務省の緊縮財政思考になっているようですが、 菅氏は、拡大志向です。というか、経済を全く分かっていないというのが正確なところと思われます。例えば「増税すれば景気が良くなる」などという発言は、完全に拡大志向です。 > 小野氏はちょっと調べたところでは、「国債は必ずしも将来の子供達の負担にはならない」と言っております。 確かに一面では、国債は必ずしも将来の子どもたちの負担にはなりません。 日本のように内国債の場合では、国債は国内の人の資産でもあります。したがってその償還も国全体で見れば所得移転に他ならないため、AさんからBさんにお金が移動するだけになります。この面から言えば子どもたちの負担にはなりません。 問題は、この流れが資産を持っていない層から持っている層へという流れになりやすいことです。 > 菅氏はこの点では小野氏の影響を受けていないように見えるのですが? 菅氏が影響を受けているのは、適切な事業選定を行いそこへの集中的な資本投下を行えば結果として増税しても景気は良くなる、という部分と思われますが、適切な事業選定が行われるという前提が満たされる保証は今のところありません。 因みに、公共事業についても、一過性のものではなくて将来的な投資であるべき、というのは、ケインズの時代から言われていることです。小野教授ももちろんその点については指摘しているはずです。 > 菅氏にどのように影響を与えているのか 所信表明演説に、小野教授の本からの引用と思われる部分が存在します。

gokurosama
質問者

補足

回答ありがとうございます。客観的な見方を教えて頂き大変参考になりました。 小野氏は独特な仮定を持つ「小野理論」を持っているのですか。なかなか恐いですね。 理論物理学などと違って、経済学は現実の国民生活に直結しているので、真偽のほどが証明されていない理論で国家経済を指導するというのは非常な不安を感じます。 どの分野でも同じだと思いますが、自分の頭で考えて判断できるようになるには、毎日その勉強に没頭して最低でも5~10年はかかるのではないでしょうか? ある宗教団体に入って、1年もすると、いっぱしの宗教論を口にする人がいますが、菅氏のにわか勉強にそれと同じ臭いを感じるので質問しているわけです。 財務省の官僚自体が東大の法学部出身ばかりで、経済のことを全く解ってない連中とも聞きました。 このことについてはどう思われますか? >適切な事業選定を行いそこへの集中的な資本投下を行えば結果として増税しても景気は良くなる これが小野氏の考えなんですか?植草氏は「珍説」と書いてましたし、森田実氏は「インチキ理論」と書いてました。私もこれまでずっと、増税→景気後退と信じていましたから、これが経済の 常識に反する小野氏の独特の仮定ということなんでしょうか?

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