「はやぶさ」カプセルとアンドロメダ病原体

質問

「はやぶさ」カプセルとアンドロメダ病原体

「はやぶさ」お帰りなさい！

カプセルを調べている「防護服？」特に「防護マスク」の回収要員の写真を見て、マイケル・クライントンの小説・映画、アンドロメダ病原体を思い出しました。（1970年代ですから彼の想像力にいまさらながら驚いてもいます）

回収したカプセルの調査ですが、新聞報道によるとクリーンルームで行うとのことですが、アンドロメダ病原体では確か5段階（レベル５）の封鎖領域に部屋を分けていたと思います。各部屋のシールドが破れ、レベル５が破れたら核爆発で処理する手順でした。

で、質問ですがイトカワから持ち帰ったカプセルの中に「イトカワ病原体？」がもしかして入っていることを想定したプロトコールをJAXAは準備しているのでしょうか？

もしくは、このような地球外物質の取り扱いの国際的な処理方法は多分合意されていると思いますが、参考になるサイトの情報等、ご存知であればご教授願います。

ありがとうございます。

回答No.4

proproplan · ベストアンサー

ウィルスどころか大気に触れただけで試料として使い物にならなくなります。
カプセルの開封は半端でない装置の内部で行います。
もし未知のウィルスや生物がいても発見前に外に出る事は不可能でしょう。
参考までのＪＡＸＡ提供の開封につかう装置の画像を貼ります。
キュレーション設備と呼ばれる装置内で全く外気に触れる事無く調査が行われます。

補足

写真のアップ、ありがとうございます。

アポロ11号（1969年）が帰還したとき、3人の宇宙飛行士たちは隔離されたトレーラーのような場所で数日間外界と隔離された生活をしました。アンドロメダ病原体もその頃のフィクションです。「その時代！」では宇宙帰還物質の地球へのコンタミネーション（汚染）が真剣に考えられていた証左なのでしょうね。

はやぶさカプセルの窒素充填バッグでの保護、クリーンルームでの処理、真空状態での開封？、など地球物質の逆コンタミネーション考慮がなされた分析作業ですね。

イトカワの塵芥が見つかればいいですね。

ありがとう

回答No.8

debukuro

未知の病原体から見ると地球には未知の生物ばかりです
人間がいないところには人間の病気がないのと同様に地球には糸川病原体が取り憑くべき宿主がいません
だから地球の生物に対する心配は無用です
むしろ貴重な資料が地球の膨大な量の不純物で薄められる方を警戒するべきでしょう

回答No.7

dondoyaki

イトカワからサンプルを取りに行くというプロジェクトを進める過程で
なんちゃら学会とかいう処へリスクアセスメント関連の書類を提出して承諾を受けていたと思います。
ようするに、イトカワ星人が載ってきたらどうするかとかいう対応策ですねｗｗ
それは冗談として、ある程度のリスクへの対応策はできていると思います。
公にしないだけです。

回答No.6

kyo-mogu

アポロとかの時代は火星人がいるかもと思われた時代ですからね。そういった病原体の心配とかあったでしょうね。それと長期間宇宙に居ることで体にどのような変化があるのかも調べていたと思いますよ。

回答No.5

potachie

アンドロメダは銀河系外ですが、今回は、日常的に地球に降り注いでいる太陽系内の話ですよね。
地球から離脱した花粉や細菌が見つかっても、ヘンではないという環境なので、決めごとはないんじゃないでしょうか。

他の回答の方の施設も装備も、地球でせっかくの資料が汚染しないように、という配慮ですし。

回答No.3

isa-98

ウイルスにはキックがあります。
キック（足）が無ければ動物に寄生する事が出来ません。

未知のウイルスが、未知の生物の何をターゲットにするのか？
細胞の何をを破壊し、どこで内部で増殖するのか？

知能的なウイルスも存在は否定は出来ませんが、大いに興味のある所でしょう。

地球上のウイルスはこうやって
ターゲットの細胞をどうやって破壊し、どうやって子孫を増やすか。

こうやって生き残って来た訳です。

しかし、地球外のウイルスには、
リボ核酸やデオキシリボ核酸にどう「反応すれば良いのか」の遺伝子は組み込まれてはいません。

病原体では無く、生物です。
生存方法の選択であり、増殖方法の選択であり、子孫を残す為の選択です。

回答No.2

kyo-mogu

ジャクサのサイトでは残った火薬が点火したら危険だかとも書かれていました。
それとクリーンルームはまず地球のごみだのほこりだの入ると駄目なので必要ですし、地球の大気に触れることで変質が起こると駄目なので宇宙と同じ環境にするはずです。

　病原体の云々は無いでしょうね。生物が生存できる環境ではないので。でも、もし生物が見つかれば、世紀の大発見にはなりますが。

補足

こんばんは

回収チームにオーストラリアの検疫官が付き添っていたそうです。（NHK BS）解説者は検疫官は殺菌剤？を準備していて、カプセルが壊れていれば周辺に散布することになっていたと話していました。

回答、ありがとう

回答No.1

Tacosan

そんなことは想定してないはず.
むしろもっと切実な問題があるんだけどなぁ....