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地球温暖化は人為的なもの?

ruederouxの回答

  • ruederoux
  • ベストアンサー率44% (8/18)
回答No.4

3番の方の回答は、前半部分に関しては全くそのとおりだと思います。 少し補足しますと、自然の周期といってもいろんな時間スケールのものが存在し、そのすべての重ねあわせ(プラス人為的影響)によって実際の気候が規定されているということです。 少し難しくなるかもしれませんが、これを理解しないと質問者さんの疑問は解けないと思うので、あえて書いてみます。 これはちょうど、1年単位で季節が巡るサイクルと1日単位の昼夜のサイクルが重なり合ってその時々の気温が変化しているのと似たようなものと理解することができます。 自然の周期にはいろんなものがある、ということを視聴者や読者にわかるようにきっちり区別して伝えないために、質問者さんのような疑問をもつ人が少なくないのだろうと思います。 テレビなどに出て喋っているコメンテイター自身、その辺がよくわかっていない人が多いと思います。 エルニーニョなどの地球の気候システム自体が持つサイクルは数年から数十年周期で比較的短いものです。 太陽の活動などは、長いサイクルのものもあるのでしょうが、よく言われているのは11年周期ですね。 (太陽については、自分はあまり知らないので、もっと詳しい方の意見を待つのがいいでしょうけど) 地球が太陽から受ける光の量は、地球の自転・公転の変化に伴って周期的に変化しますが、その周期のことをミランコビッチ・サイクルといって、何万~何百万年という周期になります。 3番の方が指摘されているような、ここ数年の寒冷化傾向は、地球や太陽の変化などからあらかじめ予測していた科学者もいたようです。 そういった科学者たちは、これが人為的な地球温暖化が誤りだった、あるいはそれほど重要なものではなかった、という誤解につながることを心配していました。 というのは、短い周期の自然変動による寒冷化は、当然のことながら長くは続きません。 もしその間に温暖化防止という世界的な気運が冷めてしまったら、数年のうちには自然の周期も温暖化に転じ、人為的な温暖化と相俟って急激な温暖化が起こることが心配されるからです。 「温暖化が寒冷化の前ぶれ」に関しても、メカニズムや時間スケールから、おそらくは2つの見方があると思います。 自然のサイクルの温暖化というのは、ここ数十年の温暖化やここ数年の寒冷化の話ではなく、ミランコビッチサイクルに関係した、氷河期・間氷期のサイクルのことをいっていると思われます。 通常、氷河期は数十万年続くのに対し、温暖な間氷期は数千年から1万年程度なので、温暖な時期がしばらく続けば氷河期が近くに迫っているはず、という意味で、「温暖化が寒冷化の前ぶれ」という表現は可能だと思います。 これに関して人間にできることはほとんど何もありませんが、幸い、今回の間氷期は通常より長く、あと数千年から1万年程度は続くという説が有力です。 もうひとつは、人為的な温暖化に伴う、一時的なゆれ戻しでしょう。 典型的な例は、温暖化でグリーンランドの氷が溶け、堰を切ったように大量の冷たい淡水がいちどに北大西洋に流れ込む可能性が指摘されています。 その場合、ヨーロッパを中心に急激で大規模な寒冷化を引き起こすことが考えられます。 それだけでも甚大な被害をもたらすでしょうが、このような寒冷化が、氷河期入りの引き金を引く可能性があるといわれることもあります。 ただし、このあたりに関しては科学者が警鐘を鳴らしている、という話はあまり聞きません、どちらかというとSFの世界です。 おそらく、グリーンランドの氷は、実際には大規模な寒冷化を引き起こすほど急激には溶けていないということかもしれません。 いずれにせよ、このような影響があるとすれば、寒冷化ではなく温暖化の影響と考える必要があります。 なので、今私たちが心配しなければいけないのは、やはり人為的な地球温暖化です。 人為的な温暖化は、そのほとんどは二酸化炭素やメタンなどの温暖化ガスの人為的な排出によるものです。 海洋や陸の生態系が吸収する量も変化していますが、それは、海洋汚染や森林破壊の影響というよりも、むしろ温暖化(または温暖化ガスの濃度の変化)による2次的な影響が大半を占めます。 だからこそ、温暖化ガスの排出がこれほど世界的に叫ばれているわけです。

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