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日商簿記3級第99回の過去問題第3問について
次の(A)10月1日現在の貸借対照表と(B)10月中の諸取引にもとづいて、(1)補助元帳における福岡商店勘定と愛媛商店勘定に転記し(日付、相手勘定科目名、金額のみを記入する。締め切らなくてよい)、かつ、(2)合計試算表を完成させなさい。 とあるのですが、補助元帳がなんの補助元帳かわからないです。 諸取引をすべて仕訳してその取引先の仕訳だけに注目してみると 福岡商店は売上勘定しかなく、愛媛商店には仕入勘定しかありませんでした。回答を見るとそれぞれ売掛元帳と買掛元帳でした。 一体何を基準に判断しているのか全く理解できません。 回答用紙には福岡商店は借方に、愛媛商店は貸方に前期繰越と記入されていて金額もバラバラでした。 しかもそれを含めて記入行数は2行でした。 ここから判断するのでしょうか? どなたか詳しい方やこの問題を覚えている方がいれば助けていただきたいです。
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問題を見ていませんので、あくまで一般的な意見です。 さて、補助元帳には、相手先名を記入しますよね。預金なら、銀行名ですし、私の知り合いは少し特殊な業種で、消耗品が多く消耗品の補助元帳があり、相手先名を使っています。 そういうことを考えていくと、何の補助元帳か分からなくなりますね。ただ簿記の試験では、商店名を使うのは売掛金と買掛金の補助元帳の問題となぜか決まっているようです。そのため、ご質問のような疑問がでてきます。 実は、補助元帳の商店名をそのまま勘定科目(売掛金・買掛金の代わり)として使う「人名勘定」という方法があり、当然のように商店名=売掛金・買掛金となったようです。「人名勘定」の問題は少なくなりましたが、その影響は残り続けている、と言ったところかも知れません。 問題としては、おっしゃるように資料から、売掛金・買掛金と推定させるという意図が有ると思います。残高が借方なら売掛金、貸方なら買掛金と判断できるかどうかを見ているのでしょうね。
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- srafp
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> ご回答ありがとうございます。 >>そもそも、『(B)10月中の諸取引』の内容から、売掛金元帳と >>買掛金元帳である事が分かる。 1番様も言及なされていますが、日簿の試験では余程捻くれた出題でない限り、人名勘定は『売掛金元帳』と『買掛金元帳』が出題されます。 斯様な裏情報を知らなくても、問題文は見ていませんが、ご質問文には『福岡商店は売上勘定しかなく、愛媛商店には仕入勘定しかありませんでした。』とありますよね。その相手勘定は「現預金」「売掛金」「買掛金」「受取手形」「支払手形」の何れかだと思います。 その上で、前回書いたロジックで取引内容から推測は出来てしまう。
- srafp
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> 一体何を基準に判断しているのか全く理解できません。 そもそも、『(B)10月中の諸取引』の内容から、売掛金元帳と買掛金元帳である事が分かる。分かる事を前提として問題は作られている。 1 解答用紙に前期繰越高が印字されているから、貸借対照表で使う勘定科目が対象。更にその印字が借方なのか、貸方なのかで「資産」「負債」の区別が付く。 2 『諸取引をすべて仕訳してその取引先の仕訳だけに注目してみると 福岡商店は売上勘定しかなく、愛媛商店には仕入勘定しかありませんでした。』と言う事は、売上に対して人名勘定を使うのは「売掛金」か「受取手形」勘定であり、仕入れに対して人名勘定を使うのは「買掛金」か「支払手形」勘定。 3 『(B)10月中の諸取引』を見ていないので推測ですが、福岡商店との取引に対する仕訳には「売掛金/売上」が存在している。このことから、福岡商店は「売掛金元帳」。同じく愛媛商店は仕訳に買掛金が存在 するから、「買掛金元帳」。
補足
ご回答ありがとうございます。 >そもそも、『(B)10月中の諸取引』の内容から、売掛金元帳と買掛金元帳である事が分かる。 なぜこの文章から売掛金元帳と買掛金元帳と判断できるのでしょうか? すみません。 まだ勉強をはじめたばかりで....
お礼
ご回答ありがとうございます。 そんな決まりがあるのですか、 初めて知りました。 参考になりました。 ありがとうございます。