持病を理由に解雇するのは合法ですか？

質問

主人49歳は椎間板ヘルニアの持病を持っています。
長時間の立ち仕事、または座り仕事は出来ません。
現在、仕事や外出などする時は必ずコルセットを着用しています。

仕事は運転と業務集配の仕事をしています。
運転しっぱなしではなく下りて動いたりするので腰痛が出ても
何とか休む事もなく残業もこなしてきました。

最近、運転手が足りないからと業務命令で親会社へ移動（転籍）するように言われました。

親会社は数ヶ月前から大型免許所持者で真面目に働いている人を探していたようです。
仕事内容は大型ダンプの運転手で長時間運転しっぱなしになります。
また給料体形も月給から日給月給に変るとの事でした。
基本給も月給時の半分になります。

椎間板ヘルニアの持病の事を告げ大型ダンプの衝撃や運転で座りっぱなしは腰痛が悪化して仕事が続けられないと辞退しましたが
無理なら考えるから取り合えず試しに乗ってほしいと強固に言われ勤務に就きました。

案の定、二日目に激痛に襲われ以降休業する羽目になりました。
現在は毎日病院へ通いリハビリを受けています。

歩けるようになるまで回復し、元の職場へ戻してほしいと伝えましたが
返答はなく、何ヶ月罹るか分からないが腰を完全に完治させてから出勤してほしいと言われました。
また、その時には医者に完治したとの診断書を貰ってほしい、そして今後、腰痛での欠勤は認めないと。
人事の方が、今回、腰痛の事が分かっていれば移動候補に上がっていなかったかも…と言われましたが子会社では周知の事実でした。

主人は今までトラブルも起した事がなく腰痛に苦しみながら人一倍働いてきました。
会社側も今回の移動は降格人事ではなく本当に人が足らないからだと言います。
大型ダンプの運転希望者は親会社に数人いるのですが公共の仕事なので若い人だとトラブルを起すので信頼できないとも言います。

完全に完治といっても椎間板ヘルニアの手術での完治率は難しく
医者も完全に完治したとの診断書は書けないと言われています。
今のままだと職場復帰が難しくこのままだと仕事を止めないといけないのでしょうか？
書類上は、まだ親会社へ移籍はしていません。
また、解雇されても仕方ないのでしょうか？

回答No.4

v008 · ベストアンサー

まず　ヘルニアは私病であるということでよろしいですね。
であれば　休業期間の定めが合って　健康保険による傷病手当の対象であれば　６割の補償が出て、１８ヶ月で終了。

その間　辞令によりその労務の履行を免除するという休職辞令がでるが期間満了時　その際　労務可能でなければ自然退職になる。

質問を読んだ限りですが　休職期間が何ヶ月ある会社なのか？
休業補償は出ているのか？　これが良くわかりません。

その期間内に　きっちり治療をして直して欲しい　というのは
至極当然であり　その治癒というのは　症状が安定してそれ以上の悪化も改善も見込めない状態　というのが治癒であり　
完治とは意味が違うと思います。

会社に増悪の責任がある＝労災であるということであればその申請も出来るでしょうし
安全配慮義務違反として訴訟するなら　後遺症が残り労働力喪失率に対して逸失利益がいくらになるかを　その過失割合に応じて請求するという事も可能です。

つまり
１　先ずは治療で治す事。
本来の完治とは意味が違いますが　症状が落ち着くのは事実です。
手術が可能であればそれも検討の価値はあります。

２　休業期間いっぱいに治せば良い事。
労務可能な職に戻れればその状態でよいことになる。

３　もし　自然退職になってしまえば「　安全配慮義務違反での損害賠償請求」　きちんと必要な相談をすること。
　法テラスで紹介を受けて何人かに相談。（一人５０００円から）５人で２万５千円だが　そのくらいは相談すると結構実際のところが見えてくる。
４　腰痛の欠勤は認めない＝解雇と言う意味でしょうか？最低でも有給が２０日以内で付与されると思うのですが　それは取得できるでしょうし　欠勤での控除による給与の減額で対応できるはず。
ただし　復職が認められるかどうかが問題。

５　元の職（特にきつい環境の方）にただちに戻れないからといって解雇するというのは公序良俗に反していますね。社会的相当性が無いと思います。

ただし　今後は同一傷病で休んでも　健康保険の傷病手当が　給付する事が出来ないという意味でしたら大まかには事実です。

　ダカラ治せよといっているなら　言っている事は正しいです。

補足

回答ありがとうございます。
質問の補足ですが
＞休職期間が何ヶ月ある会社なのか？
職務中の怪我で1年近く経ってから復帰された社員さんの話が出たそうなので正確には分かりませんが相当月の期間があると思われます。

＞休業補償は出ているのか？
現在は有給を使って休んでいます。