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気圧配置と寒気の関係を教えてください。

気圧配置と寒気の関係を教えてください。 冬型の気圧配置では、関東北部の山では雪になりますが、2010年2月6日、7日の様な大雪は、寒気が入り、大雪となったのですが、同じような気圧配置は、結構出ると思いますが、1mくらい積もる大雪はめったにないため、同じ気圧配置でも、大雪が降ったり、少なかったりするのは何故でしょうか?北極にある寒気が入るときと入らないときのタイミングは気圧配置は関係がありますか?

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  • yot15
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回答No.1

 寒気の張り出しは、上空のジェット気流に大きく関係します。その情報はTVでめったに放送しないので、ジェット気流が何所まで南下しているのか不明ですね。それを知る手ががりは、シベリアの高気圧の発達の状態です。気圧が高く等圧線が込み合っている時は、寒気が南下しやすくなります。  日本の南岸には、20?にも達する黒潮が流れているので、真冬といえども、シベリア高気圧が南下しないと温暖な気温となります。つまり日本列島は冬季、寒気と暖気の境目に成りやすいのです。しかし寒気と暖気の温度差が大きいので、不連続線は、梅雨のようにはならず、寒冷前線、温暖前線と分かれて低気圧の発生と発達が起こります。  ジェット気流が南下すれば、低気圧は海上を移動する事が多く、寒気は南下し易くなります。そして南下しすぎると関東平野は先に通過する温暖前線の運び込んだ暖気が多くなり、雨となります。そして雨域すら外れる事ともなります。北に偏れば、ちらりと雪は降りますが、大雪にはなりません。勿論暖気の流入が増えます。山間部は寒気のせいで雪となります。  大雪になるのは、暖気の進入も少なく、寒気も十分に南下する低気圧の中心の通過が八丈島という事になります。ジェット気流は、常時変化を続けて、北半球の気温を変えます。三極型と四極型が有名ですが、極の頂点では寒気の張り出しで、気温は下がり寒い冬となります。その反対では暖冬となるのです。

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