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日本神道は奪い合うことをどう考えているのですか。

私は祭を見るのが好きであちこちに出かけますが 少し気になっていることがあります。 餅撒き・豆撒き・粽撒きなどで ●大人が我先にと手を伸ばしてひとりで何個もとっている。  まず子供にあげたらどうか、と思う。  ひどい人になると、コンビニ袋などに大量に独り占め。 ●初老の男性がご婦人を押し倒すのを目撃してショック!  ご婦人が拾って手にもっている粽をもぎとった! ●撒かれる豆を取るために押し合い・へしあい。  挙句の果にとりそこねて他人の頭を叩く。  謝罪もなし。 お餅や豆・粽にはご利益があるとされているので こうなるのでしょうが、 このような行いを日本の神々は許しているのでしょうか。 日本神道に詳しい方の回答を望みます。

noname#163492
noname#163492

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  • myeyesonly
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回答No.5

また失礼します。 順序が変わりますけど…m(__)m >>統治の為に作られた神様や、軍事を司る神様だったりします 具体的な神事の名前と神様の名前を教えていただけませんか。 これは簡単にググれば出てきますよ。 例えば ●上杉謙信が建立したらしいですが、  栃掘巣守神社・裸押合大祭 毘沙門天:お札を奪い合う  →毘沙門天 ●八坂神社はあちこちの地方でも何かと奪い合うのが大好きなようです。  →スサノオ命様の影響でしょうか。 「神事 奪い合い」「祭り 奪い合い」などでググると結構探せるでしょう。 「日本の奇祭」などの成書なども結構情報源になります。 >お稲荷さん…土着 これに触れている書物といえば日本書紀ですね。 これは行政が作った神社統治の為の神話集です。 元々各地の土着信仰にお稲荷さんを割り込ませたのかもしれません。 現在の形式を当てはめられてしまった稲荷信仰では、そういうご指摘はあるでしょうが、名前の由来と考えられる「稲などの五穀豊穣」を願う地方の振興があり、そこに秦氏の稲荷を割り込ませた物が融合して現在にいたると考えるのが私は合理的だと思います。 なお、私は反神道、反伊勢などの者ではありません。 実家は神官です。 私は神官ではないですけど、神道という物を考えるとき、土着信仰と支配の為に信仰を利用した神話創生による行政神道ともいうべきものを考えないと現在の神道の状況が説明できないのです。 >祝詞に書いてある…大体、完全に土着の信仰に神社本庁の定める祝詞がなぜ必要なのでしょうか。 古来から伝わる伝承行事・そちらの祝詞だけで十分なはずです。 国家統率の為の目的をもたされて、創世神話による行政が作った神様を祭った結果、そういう事になったわけですし、神社本庁も本来の昔から伝わる祭事に際しては、神社本庁の定型の祝詞・形式を使わない事も尊重しています。

noname#163492
質問者

お礼

何度も回答をありがとうございます。 お寺の行事などで牛玉宝印を奪いあう、というのは存じ上げています。 ただ、あれは男同志の力の競り合いで 女性や子供など力のないものを押しのけてでもとる のとは若干異なるような気がしています。 >土着信仰と支配の為に信仰を利用した神話創生による行政神道ともいうべきものを考えないと現在の神道の状況が説明できないのです。 家族にも同じ質問をしましたが、同様のことを言っておりました。 確かに記紀神話は天皇家(藤原氏か)が支配するために記したものだと思います。 しかし天武天皇が病気をしたときに、民に施しを与えたという話を聞いたことがあります。 おそらく神仏の祟りだと考えたのでしょうね。 この逸話を考えると ものをばら撒くのは一概に権力の誇示だとはいえない、と思います。 むしろ、人々に施しを与えることによって 神に許しを得るという信仰があったのではないか、と思えるのです。 (別に神道を振興しているわけではないのですが。無宗教です。) スサノオは閻魔大王と習合されているようですから 閻魔様が強欲な人間を裁いてくださるでしょう。 大変参考になりました。ありがとうございます。

その他の回答 (4)

  • myeyesonly
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回答No.4

またお呼びですね。m(__)m >そういう思想が神道に… 元々の自然信仰の神道にはこのような「大自然の神様が物体を投げ与える」ような思想は考えられません。 理由は、神様が与えてくれるのはその場で投げられるような物体ではなく、豊作であり大量であり、安全な生活だからです。 物に名目上の価値を付けて投げ与えて取るのを競い合わせる=忠誠心を競い合わせる事であって、すなわち統治の為の宗教での儀式です。 似たような物で、お札や神様に関係する何らかの物を小数だけ置いたり投げ入れたりして、競い合わせる儀式もいくつもあります。 それらをつかさどる神様は、大抵はお稲荷さんのような土着の神様じゃなくて、統治の為に作られた神様や、軍事を司る神様だったりします。 この統治の為に作った神様を自然信仰の神様の上に置く事で、統治の神様に従う事が自分の土地の自然信仰の神様に報いる事みたくしてしまったのが現在の日本の神道です。 各地方に土着の自然信仰の神様の各種儀式はありますが、そこには必ず統治神道の何らかの儀式などが取り入れられてしまい、完全に単独で残っているところは殆ど存在しないようです。 あるいは知られていないだけかもしれませんが。

noname#163492
質問者

お礼

何度もありがとうございます。 おっしゃりたいことはわかります。 ただ、そのようなことがなぜ考えられるのか という質問なのですよ。 例えば記紀や祝詞のこの部分にこう書いてあるので、こう解釈できる・・・ というような回答を望みます。 >稲荷さんのような土着の神様じゃなくて、 お稲荷さんが土着の神様というのは以外です。 お稲荷さんは渡来人である秦氏が祭った神なのでは >統治の為に作られた神様や、軍事を司る神様だったりします 具体的な神事の名前と神様の名前を教えていただけませんか。

  • myeyesonly
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回答No.3

お呼びですか。m(__)m >というのはひょっとして神仏習合の考えから来た… ないとはいえませんね。 仏教では施す事を結構重視してますし。 ただ、仏教の施しは奪い合いなどにならないように行われるのに対して、ちょっとこちらは乱暴すぎるという気がします。 なので、仮にそういう方向から来たとしても、行政支配の為に作られた神道で「ありがたくも(かしこくも?)神様(=行政 or 天皇)が与えてくださるものだぞ~♪」ってな感じでアレンジしたんじゃないでしょうか。 他を一切省みず、その与えるモノに対して飛びつく姿勢は、与える主(神=行政 or 天皇)に対する忠誠、盲信の度合い、それらの従属者側からの表現として、かなり重要なものだと思います。 ちなみに、日本にやたらと神様が沢山いらっしゃるのは、元々、各地の自然信仰の神様を勝手に一つの体系に纏め上げ、全ての神様の上級神?として天照大神を位置付ける事により、各地の自然信仰はそのまま、元の神様を崇拝してよく、その代わり、その上級神である天照大神をあがめさせる事で、各地の自然信仰を行政が支配に利用したためです。 結構うまい手段ですよね。

noname#163492
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 「ありがたくも(かしこくも?)神様(=行政 or 天皇)が与えてくださるものだぞ~♪」ですか。 よろしければ、そういう思想が神道にあったと考えられる理由を教えていただけませんか。 昔、隣のおじさんが厄年で、善哉食べにおいでといわれて 友人と食べにいったら母親に 「厄もらってきてからに」と叱られた記憶があります。 餅や豆を撒くというのは、厄払いという意味合いもあるのではないでしょうか。 そうだとすれば、強欲に豆や餅をとるのはよくないということに成ると思います。 >ちなみに、日本にやたらと神様が沢山いらっしゃるのは、元々、各地の自然信仰の神様を勝手に一つの体系に纏め上げ、全ての神様の上級神?として天照大神を位置付ける事により、各地の自然信仰はそのまま、元の神様を崇拝してよく、その代わり、その上級神である天照大神をあがめさせる事で、各地の自然信仰を行政が支配に利用したためです。 うーん、そうですかね? 記紀を読むと天照大神って物部氏の神だと思えてなりませんが。 天照大神は伊勢は「神風のうまし国」と言ったそうですが 「うまし国」って物部氏の祖神であるウマシマジノミコトの国という意味ではないですか。 天皇家が天照大神の祖先とされてるのは 神武が物部王朝に入り婿に入ったからじゃないですか。 天皇家の祖であるニニギもホオリも入り婿になっていますよ。 あ、これは本題とはずれますね。 失礼しました。

  • myeyesonly
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回答No.2

こんにちは。 日本の神道に限らずですが、宗教には大きく二つの由来があります。 一つは五穀豊穣だとか豊漁、地震や噴火・台風などの自然現象を鎮め収めてもらう、といった自然信仰で、日本の神道も元々はこれでした。 もう一つは、行政が自分の格つけの為に為政者を神にする、あるいは神の子孫、神官などにする為に勝手に作った神話理論によるものです。 日本では伊勢・出雲などの創世神話を含む神道の系列がこれです。 日本では行政による支配の為の神道が地方の自然信仰の神道を取り込んでしまい、すべて伊勢・出雲などの神道系列にまとめられてしまいました。 ご利益なり価値なりがあるモノを民衆にばら撒くというのはこの行政支配の為の神道からくる儀式です。 自然信仰では神様や神官がばら撒いたりしません。 反対にお供え物をします。 ばら撒くのを取り合わせるのは、支配神道としては、支配を誇示する儀式であり、かなり重要な意味を持ちますので、殴り合いだろうが乱闘だろうが、きっと大歓迎なのでしょうね。テンテルダイジン様。

noname#163492
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 なるほど、二系統あるのですね。 ばら撒く、というのはひょっとして神仏習合の考えから来た、ということはありませんか。 仏教では古より福祉の精神があったようで、 福祉施設が作られたりしているようですが。

  • debukuro
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回答No.1

神道の神様は元は人間ですから神道の儀式は人間くさいのです なんと言っても国を取り合う神様たちですから

noname#163492
質問者

お礼

早速の回答をありがとうございます。 そういわれればそのとおり。 イザナギとイザナミなんか障害児を生んで捨ててるやん。 どうしようもない神々なので 日本神道は仏教と習合されたんでしょうかね。

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