男の人と仲直りする方法

質問

元彼と仲直りできたらな、と思っています。

イロイロ書けないくらい深い事情があって互いが傷を負って別れました。嫌いになったり冷めて別れた訳ではありません。
彼は私に負い目があるからかずっと逃げていて、謝罪の一言もありませんでした。ある時再会したら、彼はまだ私を好きだったのか、笑顔で私と話すタイミングを探していて、声をかけてくれましたが、不器用な彼はとんちんかんなことを言って私と上手く話せませんでした。プライドの高い彼にしたら勇気を出して話し掛けたのに受け入れられなかったと写ったようで、すごく私の対応にショックを受けていました。何度か手紙で責めて申し訳ないけど自分の悲しみを訴えたこともありましたが反応はありません。先日また仕事で再会した時、彼の態度から手紙は全て読んでくれていて私の辛さは理解してくれているんだな、と感じ、心の中で彼に感謝しました。
今回私から挨拶はしましたが、相手は意識しつつも罪悪感で逃げ出しました。
逃げる彼に一言、ごめんねと言った所、彼は尚更複雑というか悲しい顔をしていました。

もうこれ以上責めたくないし、互いに「あの時はごめんね」と一言言い合えたらな、と願ってやみません。
ある男性が「男は身勝手な生き物だから、自分が罪人となる女の前には居辛い、自分をヒーローと見てくれる女の所に居たがるし、ゴメンと一言言うより仲直りにケーキを買って帰る方が楽だ」とおっしゃっていました。

本心では互いに仲直りしたいと思っている感じですが互いの間には見えない壁があって、乗り越える方法が見当たりません。

一度目、彼の歩みよりを拒否したのは私ですが、もう一度彼がそういう気になるにはどうすればいいのでしょうか？
上記のある男性の意見のように、私が一切責めずに彼をヒーローみたいに接すれば彼は、私と話してみようかななんて感じるのでしょうか？

今まで手紙で彼をたくさん責めてしまいました。自分の傷も深いからですが、彼を傷付けたのだな、悪かったな。彼は彼で辛い気持ちで過ごしているんだろうなと考えると辛くなります。散々責めてしまいましたが、今からリベンジ可能でしょうか？

長文乱筆、御容赦の上、御意見頂ければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。

回答No.4

kanakyu-

再度お邪魔します。

わたしの書いた手法は、基本的に、
特定の相手を自分の思い通りにするようなものではないです。

小手先の見せかけのテクニックではなく、
本当にそういう女性に、自分自身が変化していくということです。

たいていの男性にそれなりの効果はありますが、
あくまでそれは、相手の自発的な反応ですし、
たいていは微妙に的外れですが、それも許容できる器も必要です。

私の別れた元彼の場合は、「困ったときにはいつでも助けになるよ！」といってもらえ、
きれいに分かれたので、気が向いたら何か頼みごとをしよう思っています。
それができる仲です。

質問者さんの彼とは、そういう関係は難しい状況なのですね。
復縁を求めているのではなく、謝りあいたいだけなのでしょうか？

質問者さんと彼は、過去に傷つけあったのですね。
わたしもそういう過去があり、お気持ちお察しします。

お互いに腹をわって語り合ったり、
謝りあったりすることもできなかったのなら、
ひっかかっている気持ちがあっても、無理はないと思います。

もし私だったら、ただお互いに謝りあいたい！
・・でも、私はなぜ、こう思うんだろう？
私は、何を恐れているんだろう？　
それによって、どんな感情を感じたいんだろう？
と、自分の心をまず掘り下げていくと思います。

なぜなら、「謝りあう」という事実そのものではなく、
「謝りあうことによって得られるであろう感情」が、
自分が本当に求めているものだからです。

（現実では、たとえ謝りあえたとしても、
自分が望むような形でそうなるとは限らないので、
期待していたような感情が得られるかどうか、わかりません。）

私が、相手につもりつもる感情があるときは、
「出さない手紙」を書く心理手法を用いて、
気持ちの吐き出しと整理をしています。

一通目：自分から彼への手紙
怒り、悲しみを中心に、できるだけネガティブな感情を
吐き出してください。
どんな罵詈雑言を書いてもいいです。出さない手紙なんですから。
いったんすっきりするところまで書いてください。

二通目：彼の「良心」からの返事
あなた自身が、彼の良心に立って、本音の手紙を、あなたに向けて書きます。
彼の良心からの正直な手紙なので、逃げや責めなどはありません。
あなたが聞きたかった謝りの言葉などを、
彼からあなたに聞かせてあげてください。
それは、彼自身も、言いたかったけれど勇気がなくていえなかった言葉です。
彼の良心にはちゃんとわかっています。
埋もれていても、彼にも良心があるのです。
相手の良心と対話することで、あなたは癒されます。

三通目：あなたからの返事
残っている怒り、悲しみも吐き出しつつ、
不安だったこと、後悔していることなどを吐き出します。
（基本的に、感情の吐き出しの作業のつづきです）

これを好きなだけ繰り返します。

途中、「第三者からのあなたへの手紙」を入れてもいいです。
それは、あなたの尊敬できるだれかや、偉人とかでもいいです。
あなたへのアドバイスやねぎらいなど、
やさしくさとしてくれる、第三者の大人の立場から書きます。

ネガティブな感情が吐き出され、心が洗い流されてきたとき、
彼への感謝や、許しの気持ちが、はじめて自然に出てきます。
その感情が自然にでてきたら、それも手紙に書いてくださいね。

それは、最初から心の奥にあったのですが、
ネガティブな感情が表面にあるので、掃除をしないとよく見えないんです。

無理に感謝したり、無理に許さなくていいんです。
それは、嘘です。
まず、本物の怒り、本物の悲しみ、本物の不安、後悔、そういうものを出さないと、そのダイヤモンドのようなきれいな気持ちは、出てきません。
そして、それが現れたとき、怒りも悲しみも、すべては心の奥にある清らかな気持ちを守るためのものだったと、わかるかもしれません。

一通り、出さない手紙を何往復も書き終わって、
やりとりを終えて満足しても、
また後から出てくるものもあります。
気が向いたら、好きなだけ、そうやって感情を整理したり、
吐き出したりすると良いです。
何度かやっていると、本当に楽になってきます。

現実に相手と話し合うとしても、感情を整理する前に本人にぶつけるより、
整理した後の方が、多少癒されていて、余裕もあって、
相手にも落ち着いて話せるものですよ＾＾

私は、「感情を整理しないと、相手にぶつけてしまうな」と思ったときは、
男性に限らず、友人でも家族でも、この「出さない手紙」を書いてます
たとえ、もう会うことのない人であっても。
その人のことを思い出すとき、自分の気持ちが整理できていると、
自分自身が、もう苦しくありませんから、その人のことも、それなりにですが、いい思い出になってくれます。

怒りの手紙は燃やし、悲しみの手紙は水につけるとよいとか。

くれぐれも、「出さない手紙」は、パソコンで打たないように・
便箋もダメです。
出したくなってしまいますから。
ノートとか、ルーズリーフとか、チラシの裏でもいいです。

男性との関係が悪くなるのは、「女性がネガティブな感情をむき出しにしてぶつけたとき」が多いそうです。
男性は、責められるときついんです。
なので、一番汚い部分は事前に吐き出しておいて、掃除・整理してキレイにしてから相手に差し出すと、ぜんぜん違います。
私の場合、友人や男性に対する、自分の本当の願いが見え、それをお願いという形で伝えることができ、よかったと思います。

まずはそうやって、ご自分の心を見つめるのがよいと思います。
相手に謝って欲しいと思っている限り、自分の心を見つめることはできません。
でも、これは、けっこう難しいことを言ってます。

自分の心を素直に見つめるって、結構こわいものです。
認めたくないものも、ごろごろありますからね。
けれど、その認めたくない感情こそ、解決の糸口になってくれたりします。

一人の相手に執着したり、過去の傷を整理せずに、
相手に何かをもとめていると、苦しいのは結局自分なんです。

他人や、外側の状況をコントロールすることによって、
本物の幸せをえることはできないんです。

幸せは、自分の心を掃除して、見つけ出すもので、
じつは最初から永遠にそこにあるものなんです。

外部状況ではなく、自分の幸せに主眼を置くと、
選択肢はとてつもなく広がります。

逆説的ですが、そうやって自分を幸せにしていると、
相手も結果的に心を開いてくれたり、謝ってくれたりします。

それは、北風と太陽の童話のようなもので、
謝って欲しいと正面から話をつけられるよりも、
謝ったらゆるしてくれそうな笑顔の幸せそうな人がそこにいるだけの方が、
謝りやすいからでしょうね・・

実際、幸せな人は、人を許しやすいものです。
罪をゆるすという意味ではなく、人をゆるすという意味です。

あまり上手に説明できたかどうか分かりませんが、
少しでも、伝わることがあれば、と思います。＾＾

私も恋愛ではいろいろあったので、応援しています。

お礼

さすが心理学を学ばれただけに説得力のある意見だと思います。

質問に、リベンジ可能かと書いたように、既に彼には手紙で責め立てました。それで見切りをつけようとしたのですが、しばらくして彼の仕事が評価されたことを知り、「不器用だから謝罪なんて出来ない人だけど、彼には彼のフィールドがあって、そこでなら彼はイロイロ返せる人なんじゃないかな？」と感じました。

心がたおやかであれば、彼を許せるでしょう。

散々責め立てて、ようやく彼の傷や悲しみや後悔を見つめる事が出来ました。
彼からほしかったのは愛情です。ただそれだけです。

散々責めた今からでも、間に合いますか？彼は私のおねだりをきいてやろうかな なんて心境に成り得ますか？