天皇と習国家副主席の会見

質問

中国を訪問中の小沢議員に中国の要人、しかもかなりの実力者が
天皇の会見を申し込んで来ました。
しかし、その日程が急らしく政治利用とかで宮内庁が不快感を出しているそうです。

この辺は某巨大掲示板のニュース板を見ていて情報は詳しく分かりました。
でも、この要人は将来的に国家主席候補になれるほどの実力者で
自分的には将来の国益も考えて会見しても悪くないと思います。
そういう積もりでカキコしたらいきなり工作員乙だの売国奴などと罵られました。

すいません、全然意味が分かりません。
天皇は国の役に立ててこそ存在価値があるのではないでしょうか。
日本は忌まわしい過去があるから天皇陛下が政治の舞台に立つのはタブーなんでしょうか。
でも右よりな彼らは核を保有するべきだとか平気で言っています。
とても忌まわしい過去があるからという反省からの立場だとは思えません。

天皇陛下は国益のために習国家副主席と会見するのは悪くない
というのはそんなに変でしょうか？
ご回答して下さる方は必ずこの部分を含んでご回答下さい。

なお、中国側に政治利用されるという意見は情報としては受けつけますが、
日本の国益にプラスになるのであれば、特に考慮はしません。
日本の国益にマイナスになるという意見であれば私も納得できます。
私には単なる彼らの感情論にしか思えないのです。

回答No.27

ideal777 · ベストアンサー

質問者様の質問と、多くの方々のご回答を読みました。
　１か月ルールは、天皇陛下ががんというご病気を抱えておられ、ご高齢とご多忙であることことから2004年から各国の外交団も１か月ルールを遵守してきました。
　これをバスに乗る譬えで考えてみます。以前は、大型バスの運行があり、多くの人が乗れました。天皇陛下のご病気とご高齢を配慮して小型バスに切り替え、さらにバス乗車には１か月前までに申し込んで一列に並んで順番に乗ることに決めました。大国・小国という区別はしません。
　１か月前までに申し込んでもらうというルールです。これは法律で決めたのではなく、天皇陛下のご健康を配慮しての約束ごとで、世界のどこの国もそれを守ってきました。
　今回、鳩山首相は、１か月ルールを曲げて外国の要人との会見を設定しました（天皇陛下は公平を重んじられますから、人口１４億人の中国も人口３０万人のアイスランドも差別はなさらないと考えます。）。
　問題点は、１か月前までに申し入れをして１列に順に並んで待つというルールを曲げて、鳩山首相が「この人（中国）は途中割り込みだけど入れます」と決めたことです。
　平野官房長官は、「お体の調子が許せば（政府の選択で、途中割り込みでも）今後も（途中割り込みを）行う、と言っています。
　小沢幹事長は、「（公平性でなく）優先性の低い行事はお休みになればいい」と言い、天皇陛下のお心を小沢氏の考え方に合わせようさせていると見えます。
　品格のある諸外国は、相手国（日本）の事情をわきまえてそのルールに従っています。中国（習副主席）も品格を保持して１か月ルールを尊重し、来年１月に来日すれな、何の問題も起こらなかったことです。
　（ここからは私の意見）：中国は、ルールを熟知した上で、わざと無理難題を突き付け、それに日本が従うかどうか試しているのです。そしてこれまでの多くの事例のように、日本は中国の横暴を唯唯諾諾と受け入れているのです。そうやって中国は、日本が中国の朝貢国であることを調教しているのです。
　これは、日中米の対等な三角関係とはかけ離れた中国の属国になっていく一つの作業がまた進んだとことだと考えます。
　私は、習副主席が１か月ルールに則って来年１月に来日すれば、全く問題はないと考えます。
　質問者様の質問要点については、世界の各国が遵守しているルールを中国だけが無理難題をつきつけ、日本がそれに折れて認めたということはマイナスであり、中国にだけは「ルールに合っていません」と言えないことを世界に発信したマイナスな出来事であったと思います。

お礼

ご回答ありがとうございます。
中国が無理難題を突きつけ、試しているという意見ですね。
それが事実だとすればとんでもない話ですね。

属国化という危機的な状況で直接指摘して頂いて
問題の本質に迫れたような気がいたします。

中国によるガス田などの横暴さは当然不快に思っていましたが、
今回の件については強力なパイプができるからいいのではくらいに考えていました。

回答No.4

robin2006

質問者さんは、今回慣例を破ってまでも、天皇陛下が中国副主席とお会いになるのは、国益のためと思っていらっしゃるようですが、その国益とは何ですか？
まず、それを具体的に、教えてください。
私には国益になる事など、微塵も感じられないのですが。

そもそも元首でもない副主席がいきなり謁見を申し込んできたという行為は、天皇陛下を軽んずることであり、ひいては天皇を象徴とする日本国を貶めるのと同じです。また、これは今までルールを守ってきた他の国への無礼でもあるし、これからも、何かあれば天皇陛下を担ぎ出すという政治利用にもつながります。

そしてまた、この習近平という人物は、国家元首でもなく、しかもウイグル人デモの際の武力制圧責任者です。なぜ、そんな人物を天皇陛下と会わせなければならないのでしょうか？

私には民主党の中国詣でに続き、民主党や小沢が自分たちの利権等の為に、天皇陛下を利用しているのだとしか思えません。

質問者さんは、このことについて肯定的なようですから、
是非、あなたが考える国益について補足をお願いします。

回答No.3

keiike

こんにちは。
今回、中国がやったのは国益云々を前に単なる礼儀知らずです。
１ヶ月前の申し込みが必要なのを中国が知らないとは思えません。
天皇陛下の世界的な視点から見た場合の立場を知っていますか？
中国の副主席ならば最大の礼儀を取らねばならないのです。
私はそこに中国の姑息さを感じます。
同時にその話を持って帰った小沢氏の中国への媚び方にも辟易します。

お礼

某巨大掲示板でもそういう人は何人かいたと思います。
たしかローマ法王よりも格が上とか言っていましたね。

そういう格式の上下関係だけで無礼だと判断している方が多いと思います。
あなたもその一人ですよね。
ですが法律上は鳩山総理が天皇の上司に当たり、官邸の指令を宮内庁は拒否できないとあります。
それは宮内庁長官もいっているので間違いないでしょう。

１月ルールを強調される方は中国がルールを守れば文句はないのでしょうか？
そもそも、その１月ルールというのも前政権下での取り決めであって
新政権には新政権のやり方があると思います。

回答No.2

rikukoro2

じゃ・・一切の感情論なしで・・・ｗ
国益になるかどうかの一点で意見を言います。

　これが自民政権なら問題にならなかったでしょう。しかし現在の民主党政権が行ったことが問題です。
　昨日、民主党の国会議員のご一行が、大挙して、中国の人民大会堂に出向き、胡錦濤・国家主席に謁見していました。同時に米国の場合は普天間基地を始め、明らかな反米親中路線を形成しています。
　つまり今回の中国外交は米国の感情を逆なでしたようなものです。

　このまま中国経済が伸びて、中国が世界の中心になるならいいでしょう。しかし世界の中心はいまだ米国であり、世界の基軸通貨もドルです。又軍事力も遥かに突出してますので日本の国益を考えるなら明らかに今の米国軽視路線は国益を害してます。
　現在の中国は世界の不況を物ともしない経済成長を遂げてます。しかし内容を良く見ると中国の経済成長率は5～8％といわれています。しかしその成長の内容を見ると外需が6割という海外依存型の内容です。株式における海外資本率も異常に高い。その理由として中国の安い労働力にあります。

　しかし、その蓋を開けてみると昨今の米国不況により海外売り上げが急に落ち込んでいます。外需型の中国では本来そんな数字はありえません。それに対し中国は上海などの外需型都市部の落ちこみを成都などの内陸部の内需需要に切り替わったと発表してます。
　しかし１年で他国の不況にあわせ国内産業が急に切り替わるなどありえないのです。実際に中国の歳入は-5.8％の落ち込みを示しています。又中国物価指数も急上昇して、もはや中国は安価な製造工場ではありえません。
　それを抑えてるのは人民元の固定相場です。他にも中国は大規模な公共工事、昨日は中国政府が家電を購入する際に国庫で支援という発表がありました。これは実質GDP成長が5～8％の国家ではありません。今中国は米国と比較にならないほどのバブル状態なんです。
　現状の投機筋では中国バブルの崩壊は近いとみてます。中国はその崩壊を先延ばしするために中国政府が輸出依存型経済を維持する為に、巨額の人民元売り・ドル買い介入を続けている事が、中国国内のバブルを大きくさせています。
　先程、中国の1～11月の不動産投資額が、前年比17.8%増となった事や、11月の不動産価格が前月比1.2%、前年比5.7%上昇したと発表されました。全国平均でこれだけの上昇率となっていると云う事は、都市部等の上昇率はすさまじいものとなっているはずです。まさに、バブル経済まっさかりです
　一方、貿易不均衡が愈々、放置できない問題になりつつあり、来年は人民元の大幅な切り上げを求める声が、ますます高まってくると思われます。しかし、もし、中国政府が、人民元の切り上げを認め、ドル買い介入を止めてしまうと、これまでの様な、国内への人民元の垂れ流しが無くなってしまいますから、急速にマネタリー・ベースが減少してしまい、中国経済は謂わば、貧血状態に陥る可能性があります。

ですから、人民元を自由化すると、バブルが崩壊するおそれが高く、中国人民銀行は、おいそれと人民元切り上げには踏み切れない訳です。その一方で、このまま人為的にドルを買い支えても、ドルがどんどん安くなってしまい、バブルは膨らむばかりで、結果的に、インフレ懸念が高まり、金融引き締めが必要となって、結果的にバブル崩壊の道へ進みます。多分、人民銀行は現在、どちらの道を歩んだ方が、傷が浅くて済みそうななのか、シミュレーションしていると思います。
　中国は崩壊してしまえは後は何も残りません。中国には基礎技術がなく、特許保有も少ない、そこで外国資本が逃げてしまえば何も残りません。
　しかも近年では親密なロシア政府も距離をとってます。そんな中国に対し米国の反感を買ってまでご機嫌をとる必要はありません

お礼

ご回答ありがとうございます。
確かに某巨大掲示板でも中国崩壊説をいう人はいましたが
裏でこんな事態が進んでいるとは夢にも思っていませんでした。
興味深く拝見させて頂いています。

アメリカとの国益を損ねたのなら確かに大問題ですよね。
小沢議員の一連の動きは切腹ものに等しい背信行為だと思っています。
それは掲示板で怒っている大勢の人に同意します。

ただ、小沢議員が幾つも犯した売国行為とかいう奴に比べれば
天皇への会見はその中のほんの一部のような気がしています。
アメリカとの関係は普天間問題などで相当にギクシャクしているのですし、
天皇との会見で今さらどうなるものでもないのではないでしょうか。

なら幾つも犯した小沢議員の間違いの中でも、
これは将来的に日本の国益に繋がる可能性も高いわけですから
むしろグッドジョブとさえ思えてくるのです。

もっともあなたのいうように最初から沈没するのが明らかであるのなら
グッドジョブどころの話ではないですね。

まだ気持ち的にはすっきりしないのですが、rikukoro2さんの投稿で
気持ちを納得させることはできそうです。

回答No.1

chie65535

「会見の申し込みは１ヶ月以上前」が慣例。

相手が誰であろうと、国益がどうであろうと「慣例を無視すれば、悪しき前例となる」ので、宮内庁が不快感を表明するのは当然。

国益にプラスかマイナス、以前の話です。

ぶっちゃけ、宮内庁は「礼儀知らずだ」と言っている訳で、どんなに国益にプラスになろうが「許しも無く土足で皇居に踏み込むに等しい行為」であり「礼儀知らずの我侭を許す訳にはいかない」のです。

質問者さんは「お前に１億円やるから」と言って許しも無く土足で自宅の居間に上がり込んで来て、居間を泥だらけにする人間を許せますか？

それを許せば「１億円で自分を売ったこと」になってしまいます。話を元に戻せば「国家の象徴を、国益と引き換えに売った事になる」ので、それはズバリ「売国奴」です。

因みに、当方は国粋主義者でも何でもありません。単なる「礼儀を重んじる一般人」です。