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平安時代の寝殿造り.....冬はどうやって寒さをしのいだのでしょうか?

ssytmg4の回答

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  • ssytmg4
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回答No.2

「家のつくりようは、夏をむねとすべし。冬は、いかなる所にも住まる。暑き比わろき住居は、堪へ難き事なり」これは鎌倉時代の終わり1330年ごろに兼好法師が「徒然草」に書いた、日本の気候風土と住まいについて書いた有名な一説です。 寝殿造(しんでんづくり)は、夏向けの建物です。そのかわり装束は冬向けに作られたといわれます。 寒さを凌ぐために、重ね着を着れるだけ着たでしょうし、綿衣(わたぎぬ)という真綿(まわた)を袷(あわせ)の中に入れた今でいう綿入れのような冬着もありました。舶来の毛皮などもありました。 几帳、屏風、衝立、襖は寝殿造りの内部の調度品のなかにあって日本独自のものとして生まれ、これが工夫されて、間仕切りの少ない寝殿造りの防寒、機密性を保つ為に作られたものと考えられているそうです。 部屋は帳(とばり)を引きつめて、炭櫃(すびつ)や火桶(ひおけ)を部屋に集めてがんがん焚けば、それなりにしのげたようです。 火桶(ひおけ)・火櫃(ひびつ)・炭櫃(すびつ) 木をくり抜いて金属製のおとしを入れ、その中に灰を入れ、炭火を焚いて暖を取る暖房機具。主に桐の木で作られる。炭への灰のかけ具合で暖かさを調整する。本来は円筒形のものを火桶、方形のものを火櫃と呼んでいたが早くから混同していたらしい。炭櫃は方形で脚のあるもの。または、据え付けの大きな角火鉢のこと。 建物の風雨を防ぐ物としては、格子(こうし)、蔀(しとみ)妻戸(つまど)等がありました。    http://www.iz2.or.jp/kizoku/chodo.html

kkemjy
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 ご丁寧にお答え頂き感謝します。 >寝殿造(しんでんづくり)は、夏向けの建物です。 そうなんですね。私は冬の方が辛いと思うのですが....。 十二単もそうですが重ね着したら血行悪くなって運動不足に なりそうですね。^^; 風雨を防ぐ物は防寒に使わなかったのですかね? とてもおもしろいです。 ありがとうございました。

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