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一般競争入札の落札率99.7%って

お世話になります。公共事業の落札率についてお尋ねします。 私の理解では『一般競争入札』とは入札者は当然落札価格を知らないので、ニアピン賞でも10%程度の落札誤差は必然的に生じるものだと思うのですが、実際は落札誤差が1%未満の公共事業はざらにあります。 一般的に官製談合といわれる(摘発される)公共事業の落札率とは何パーセント位の事を言うのでしょうか? また、下記の公共事業は3度の入札経緯を財務省のHPで公表していますが、官製談合の疑いは無いのでしょうか? 以上、よろしくお願いします。 公務員宿舎東雲住宅(仮)整備事業 ~事業者選定結果~ (財務省HPより) http://www.mof-kantou.go.jp/kanzai/pfi/shinonome/sjononome-hyouka.pdf 【事業者募集(入札公告):平成19年9月21日】 ・入札参加:1グループ(清水建設グループ) ・入札価格:15,204,390,092円(税抜) ・予定価格:11,423,306,667円(税抜) ・結果  :不落 【再度入札:平成19年12月26日】 ・入札参加:1グループ(清水建設グループ) ・入札価格:15,189,294,112円(税抜) ・予定価格:11,423,306,667円(税抜)  ・結果  :不落 【再々度入札:平成20年2月29日】 ・入札参加:1グループ(清水建設グループ) ・入札価格:14,160,607,496 円(税込) ・予定価格:14,202,323,985 円(税込)  ・結果  :落札 ・選定方式:総合評価一般競争入札 ・落札率 :99.7%

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回答No.4

市民オンブズマンからの審査要求や公正取引委員会 からの通知でしょうか。 いずれにせよある程度の裏付け(証拠)がないと難 しいでしょうが・・・ 公取りは、談合の立入り検査時、官庁側が絡む談合 の証拠(相見積等)にはあまり興味がなさそうで、 民間業者同士の談合の証拠を集めていました。 公取りが官製談合で動くことはよっぽどでないと、 という感じです。やはり、市民オンブズマンからの 審査要求が有効ではないでしょうか? しかし、今回の場合は、内部告発でも無いと証拠集 めは難しそうですが。

hamaguriko
質問者

お礼

>>公取りが官製談合で動くことはよっぽどでないと やはり身内には甘いと言う事でしょうね… ご回答ありがとうございました。 また、お礼が遅くなりまして申し訳ありません。

その他の回答 (3)

回答No.3

 本件が官製談合か否かの判断は出来ませんが、 再々度入札で予定価格が上がっている事と、落札 率が99.7%というのは確かに気になるところです。    再々度入札前に双方で何らかの話し合いがあった と見るのが妥当だとは思います。 予定価格を上げた所をみると発注者側の設計に無 理があった感じがします。  官製談合を行っていれば双方なるべく目立ちた くは無いでしょうから再々になる前に決まってい るのではないかと思います。特命随契は理由付け が難しいでしょうし、随契の決裁をおこなう全部 署に圧倒的な圧力をかけられる『天の声』でない と今の時代では・・・  この、総合評価方式は一般競争入札の一部ですが、 通常?の入札のように価格のみで落札業者が決定する わけではないので、発注者の意中の業者に落札させる ことが可能となります。  一般競争入札であるにも係わらず、意中の業者と契 約出来る。 官製談合には利用しやすい制度です。 産経ニュース ↓

参考URL:
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090806/crm0908060336001-n1.htm
hamaguriko
質問者

お礼

産経ニュース参考になります。 公務員宿舎東雲住宅(仮)整備事業は一般競争入札であるにも係わらず入札会社1社の無競争の契約ですし、3度の入札金額の動きから『密室』の臭いがしますよね。 やはり公表されている資料だけでは推測の域はでませんよね。 会計検査院はどういった場合に動き出すのでしょうか?

回答No.2

ANo.1の続きです。 入札参加者が1社で官製談合をするくらいなら理屈をつけて特命随意契約にしたほうが目立たないかと思います。 設計書や仕様書を見なければわかりません。 官製談合かもしれませんし、期間や金額に無理があったのかもしれません。 いずれにせよやや見方が単純すぎます。

hamaguriko
質問者

お礼

引き続きのご回答ありがとうございます。 おっしゃる通り公表されている資料だけでは推測の域はでませんよね。

回答No.1

一般競争入札と言っても発注内容の説明会などで業者が一同に会するようなことがあれば官製でなくとも「談合」が発生します。 私の勤務する役所では「電子入札」にし、設計書も窓口・インターネット配布、質問はファックス・メールで業者が顔を合わせることがないような入札システムにしました。 その結果、落札率はかなり低くなり、設計金額の50パーセント以下になる低落札もしばしばあります。 いずれにせよ落札率で「官製談合」か「民整談合」は判別できません。

hamaguriko
質問者

お礼

なるほど。役所でも様々な工夫をして「民整談合」を防いでいるのですね。。。 ちなみに公務員宿舎東雲住宅(仮)整備事業では応札業者は1社だけのようです。 この場合、「談合」の可能性としては「官製」という事になるのでしょうか?

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