- ベストアンサー
消耗戦と消耗品の正しい読み方は、「ショウコウセン」と「ショウコウヒン」?
osaji-hの回答
以前に私も、消耗は「ショウコウ」と読むのが正しく、「ショウモウ」は間違った読み方だったのに広まって一般的になってしまったと、国語の教科書に書かれていたのを記憶しています。 そこで、20年以上前に高校の授業で使っていた副読本、第一学習社『新総合国語便覧』を引っ張り出して調べてみました。 (“引っ張り出して”と書きましたが、非常に便利なので今でも使っていて、すぐ見られるよう居間に置いています) ありました。 〈漢字の音訓〉という項目で、次のように書かれています。 慣用音 漢字を誤読したものが、そのまま定着して一般に通用するようになったもの。 実例:消耗(ショウモウ)正しくはコウ 漁師(リョウシ)正しくはギョ 本来【耗】の字には「コウ」の読みしかなかったのに、つくりの部分の読みにつられて【消耗】を「ショウモウ」と誰かが読んでしまって、それが一般化してしまったといえます。 ここで重要なのは、【消耗】が質問のとおり消耗戦、消耗品のように三文字の熟語を作ることです。 つまり、【消耗】の語がそれだけ頻出することになり、これら三文字の熟語とともに「ショウモウ」の読みが広まってしまったのでしょう。 その証拠に、あまり頻繁に使われない【耗弱】は「コウジャク」の読みしかありません。 この間テレビのクイズ番組で【耗弱】の読みを答えさせる問題があり、「モウジャク」と読んだ回答者が不正解にされていました。 そういうわけで、消耗戦と消耗品の正しい読み方は「ショウコウセン」と「ショウコウヒン」ですが、一般的には慣用音を採用し「ショウモウセン」「ショウモウヒン」と読んだほうが通りがいい、となります。 (【漁師】を「ギョシ」と読む人は今ほとんどいませんよね?) ちなみに私が今使っているMacの入力辞書『ことえり』では、【消耗】は「ショウモウ」「ショウコウ」どちらでも変換されますが、【消耗戦】【消耗品】は「ショウモウセン」「ショウモウヒン」と打つと一括変換される一方「ショウコウセン」「ショウコウヒン」では変換候補に出てきません。
関連するQ&A
- 簿記3級 消耗品 消耗品費
(費用法) 7月7日 消耗品372,000円を現金で購入した。 12月31日 決算を迎えた。消耗品の期末有高は64,000円であった。 このときの仕訳なのですが、 なぜ、 (消耗品) 64,000 (消耗品費)64,000 (損 益)308,000 (消耗品費)308,000 のように、貸方に消耗品費が2つ出てくるのでしょうか。
- ベストアンサー
- 簿記
- いくら何でも、この「消耗品」は高すぎ!・・・と思うものは?
○プリンターのインクカセットは、プリンター本体と同じくらいかかる! ○電動シェーバーの替え刃が消耗したので、買い換えると5千円もかかる! 確かに、消耗品で儲けようというのも分るけど、ちょいっとやりすぎじゃない? 皆さんも、この「消耗品」は高すぎ!・・・と思うものないですか?
- ベストアンサー
- アンケート
- 消耗品 消耗品費 簿記仕訳
決算整理前の合計試算表には 消耗品 借方13 貸方13 消耗品費 借方60 損益勘定の借方に消耗品費50 繰越試算表の借方に消耗品10 とあります。どのような仕訳でこうなるのか教えてください。 ちなみに問題では、決算整理前の合計試算表の消耗品の貸方と消耗品費の借方が、空白になっていて、そこを答える問題です お願いします!
- ベストアンサー
- 財務・会計・経理
お礼
ご回答ありがとうございます。 消耗は使用頻度が多い故に、誤読した言い方が広まってしまい、制御不能になってしまったんですね。 確かに耗弱は使用頻度が低いですよね。 >そういうわけで、消耗戦と消耗品の正しい読み方は「ショウコウセン」と「ショウコウヒン」ですが、一般的には慣用音を採用し「ショウモウセン」「ショウモウヒン」と読んだほうが通りがいい、となります。 やっと疑問が解決しました。 ありがとうございます。