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DNAの吸光度

今回実験で、鋳型DNAをpcrで増幅し、フェノクロで処理してDNAを抽出しました。そのPCR産物の吸光度を測定したところ A260=0.231、A280=0.207 となりました。通常純粋なDNAの吸光度はA260/A280=約1.8となるはずですが、上記の値ではかなり低いですよね; ここでちょっとした疑問なのですが、A260=0.231ということは、操作の過程でうまくDNAだけを抽出できず、DNA以外の不純物(プライマーなど)が混じっているためこのような極端に高い数値になってしまった、という見解で間違いないでしょうか?? ちなみに同じ実験をしている人のA260の値は0.008とかでした。 どなたか教えていただけたら嬉しいです。

みんなの回答

  • Mr_Spock
  • ベストアンサー率75% (57/76)
回答No.2

フェノールがその辺の波長に高い吸光度をもつので、フェノールのキャリーオーバーを拾っているのではないでしょうか。 http://omlc.ogi.edu/spectra/PhotochemCAD/html/phenol.html 反応に加える酵素類なんて極微量ですから、そんなに大きな影響はないでしょう。

  • CTAB
  • ベストアンサー率57% (41/71)
回答No.1

A260の値はDNAの濃度なので、低かろうが高かろうが、純度とは関係ありません。nae5さんもおっしゃっているように235とか260nmの吸光度と比較して純度を計算します。 そして、280はタンパクの吸光です。260/280比が高いのは、PCRからでうしTaqが残っているためでしょうね。BSAを使ってたらそっちもですね。 プライマーはDNAなのでコンタミしても吸光は260です。PCRの残留は電気泳動で調べましょう。 同じ実験をしている人の0.008というのはPCR産物の量が少なかったか、DNAの回収に失敗しているということです。

nae5
質問者

お礼

CTABさん 丁寧かつ分かりやすいご回答、ありがとうございます!! 参考にさせていただきます。