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アメリカンチェリーの農薬
アメリカンチェリー、大好きです。 抗酸化物質も多いらしく、健康的にもいいらしいです。 ただ、心配なのが、農薬。 皮をむくわけにはいかないし、どうすれば、洗い流せるでしょうか。 農薬は、油性なので、熱湯をかけるべきなのでしょうか。
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No.2の回答者の方とほとんど同じ答えになってしまいますが、多少補足も含めて。 まず、最も心配していらっしゃると思われるポストハーベストですが、 サクランボについては、国産、輸入のいずれについても日本では認められていません。 正規に輸入されたものであれば、日本で食べられるものには使用されていないということです。 それでは、通常に使われている農薬はどうなのか? 結論から申し上げると、適正に農薬を使用したものであれば、 残留農薬で健康に影響でるようなことはありません。 例えば、サクランボは傷みやすい果実ですので、 収穫前にイプロジオンという殺菌剤を使用するのが一般的ですが、 これはかなり短期間で分解・揮散してしまい、店頭に並ぶ頃にはほとんど残留していません。 実際、抜き取り検査では99%のものは検出限界以下、 残りの1%も、そのほとんどは基準値の100分の1程度です。 また、イプロジオンは水洗いでおよそ8割は流されますので、 現実に口に入る量はさらに少なくなります。 ちょっと横道にそれますが、(既にご存知のことでしたらすみません。) 基準値は、ADI(毎日摂取しても健康に影響が出ない量)を基本に定められます。 そしてこのADIは、新規物質の場合、動物に毎日長期間食べさせても影響が出なかった量の 100分の1という、かなり安全を見た量を基本に定められます。 (時々誤解されるのですが、動物が死ぬ量の100分の1ではありません。) でも、いくら少量でもやっぱり体に悪いものを摂るのは気持ち悪い・・・? では、ちょっと視点を変えてみましょう。 サクランボはバラ科の植物です。 バラ科の植物には(青梅の中毒でよく知られる)青酸配糖体という成分が含有されています。 http://www3.ocn.ne.jp/~eiyou-km/newpage161.htm これは主に種子に多く含まれ、未成熟な果肉にも存在します。 果実が成熟するにつれ分解してなくなりますが、それでも極微量は残存しています。 サクランボを食べれば、微量の摂取は避けられません。 だからサクランボは危険な食品・・・・・ではありませんよね。 理由は、普通に食べる限りは毒になる量を摂取することがないからであって、 「完全に」無毒だからではありません。 サクランボの主なリスクは、食べ過ぎによる下痢です。(消化があまりよくない) 例えば、一度に100粒とか食べると、おそらくお腹が緩くなります。 それでは、お腹が丈夫な人が1000粒食べたら? 熟しが足りないものだと、青酸の影響に注意する必要がありそうです。 それではがんばって10000粒たべたら? おそらく、残留農薬の影響はそれでも出ないでしょう。 食品のリスクに注意することは必要ですが、 農薬とか添加物とかの狭い視野でこだわるのではなく、 ぜひ食品の特性や成分と「量(これが最も重要)」も含めた、トータルで考えてみてください。
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- cm002
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とにかく洗う事です。 熱湯をかけて味を損なうのも気にしないならそれも良いでしょう。 どちらにしても完全に除去するのは不可能です。 どの程度の残留まで我慢できるかによって手法が変わると思います。
お礼
有難うございます。 水洗いが基本ですね。
- makocyan
- ベストアンサー率39% (1039/2623)
実際の検査では残留農薬は問題ないレベルです。というか、ほとんど検出されていません。日本のさくらんぼと有意な差はないと見ていいです。 ポストハーベストを心配されるのでしたら全く無意味です。そもそもポストハーベストは数十日をかけて船舶で輸送される果物のカビや腐敗防止を目的として行われるものです。空輸便で運ばれるアメリカンチェリーに行う意味がありません。 農薬散布は何のために行うか、流通はどうか、コストは等、冷静に考えればわかることですよ。
お礼
ありがとうございます。 ほとんど検出されないとは。 知りませんでした。 あんないたみやすい、甘いものが遠く地球の裏側からくるのですから、さぞ、体に影響あるものが降りかけられているのだろうと思っていました。 安心していただきます。
- zorro
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検疫を通過したものです。心配なら食べないことです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 心配なら食べないという選択肢は、とりたくありません。 食べられるものが無くなってしまいます。
お礼
ありがとうございます。 こんなに残留農薬が少ないとは、しりませんでした。 どこかで、「アメリカンチェリーは、なぜ検疫をとおることができるのか、不思議なくらい危険。」と、いうのを見たものですから。 でも、これからは、安心していただくことにします。 尿酸値を下げる効果があるらしく、夫に食べさせたく思っています。