• ベストアンサー

村上春樹現象は 異常ではないでしょうか?

noname#117439の回答

noname#117439
noname#117439
回答No.7

オコリザルです。 私が数知れず表現した文学表現と何らかの混同をした上でお話しされることはないようにお願いします。(余計な心配ですけどね) すでに表明していますが教養の膨らませ方を現実に由来しない手法が私の表現です。でも夢の話じゃなくて、すべての現象が愛で説明できることを証明するすべをあきらめてはいません。いまは頭ごなしに誰もかれもをいじめています。 よく考えてみれば、壁はあくまでもシステムであり、人の作り上げたものに衝突したとしても、ぶつかっても村上春樹という卵は実際には割れないでしょう。でもぶつかった痕跡があるかどうかは作風でわかるでしょうが、どう思われますか。 この点に、 >つまり あくまで文学の世界のこととして作品じたいが自覚しているのであるならば―― 大した問題にはならないと思います。社会現象にまでなるとすれば それに対するきちんとした見方を みなで形成しておくことは大切なことだと考えます。 この見解とからめば面白いんですが、要するに村上春樹の世界と言う美しいドグマ(迷路)に誰もが陶酔しているという話であれば、それは「日本人は死んでいるのか」のような国民性の話でなく、海外で賞を取ってる実績の通り人類共通の恥でしょう。 村上春樹さんが意図してそのような罠を張ったのであれば素晴らしいうそつきです。 ノーベル賞は別のどうのこうの言うつもりはありません。私には別の誉れがあります。

bragelonne
質問者

補足

 primeape さん お早うございます。ご回答をありがとうございます。  ★ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  よく考えてみれば、壁はあくまでもシステムであり、人の作り上げたものに衝突したとしても、ぶつかっても村上春樹という卵は実際には割れないでしょう。  でもぶつかった痕跡があるかどうかは作風でわかるでしょうが、どう思われますか。  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  ☆ たぶん この作家のことを分析するとすれば このあたりが問題になるのでしょうね。  わたしの印象ですが 村上春樹という人は おそらく自分のことは何も語らない人間ではないかと考えます。個人的なことを誰か人に伝えようという気が起こらないのでしょうか。連れ合いにだけは話しているというような感じです。  むろん たとえばギリシャの島に 充電を兼ねてでしたか休暇をとって滞在したその日記のようなことを出版していたりしますが どうも――それ自体は おもしろいのですが―― それなどを読んでも あぁ この作家は こういう人間なんだと思うことは 少ないですね。  ですから  ★ 村上春樹もしくは作中の特に主人公が 壁にぶつかった痕跡があるか  ☆ は――いまは記憶のみで語っていますが―― あまり明確ではないと思います。  漠然と そして 乱暴に言ってしまえば   ○ わたしは人生が虚無だ。でも 物語を愛し 物語をつむぐことが 大好きだ。これをして生きていければ最高だ。  ☆ という人間だと考えます。  あるいは別様に考えて かれは 地下鉄サリン事件の被害者に取材したりしています。そして 臨床心理学者(ユング派で独自の療法ゆえ こういうらしい)の河合隼雄の思想に共鳴しているようで(ただし それは 振りかも知れませんが) 要するに きわめて曖昧な心理の世界が好きなようです。そこに 癒やしでしょうか 自己治療の方法を見ようとしているかに捉えられます。  もう少し言えば それはかれから言わせれば深層心理と言うのでしょうけれど わたしから見れば 精神つまり心の表層におけるものであるのに・しかもあたかも魂の遍歴とでも思えるような物語を編む。というふうに思います。――たぶんそこでは 読者はじゅうにぶんに遊べるのだと考えられます。  ★ 村上春樹さんが意図してそのような罠を張ったのであれば素晴らしいうそつきです。  ☆ もちろん 《物語》は 意図して書いているのでしょう。それが《罠を張る》ことになるかどうかを かれが考えたか? たぶん 自分の読者を得ようとしてその目的のためだとしたら わなを張ったのだということでしょうね。ただ  ★ 要するに村上春樹の世界と言う美しいドグマ(迷路)に誰もが陶酔しているという話  ☆ の罠は張ったおぼえはないと言うでしょうね。  そう言えば 以前に一度は――たぶん 十年くらい前でしたか―― 村上春樹批判が出たというのを新聞の文化欄の記事で〔だけですが〕見た記憶があります。登場人物の生活態度が軟弱だといった批判だったでしょうか。その後の経過や反響は聞かないですね。   わたしは 憎まれ口をたたくのが専門ですから言いますが ほかに よしもとばななを その当時として全作品について読んで これは これも おかしいと結論づけました。  要するに わたしはもうだめだと言っているひとに向かって ばななは 至極簡単明瞭に・それはもちろん作品をとおして間接的にですが 死ねと言っています。引導を渡すということですね。  春樹は そのまま現状維持で歩みなさいという声を伝えています。その今の《もやもや》をどんどん拡張し増殖し その繭もしくは天幕の中に入って 過ごしなさいと。その手段として わたしの小説を使いなさいと。

関連するQ&A

  • 村上春樹の小説について

    私は村上春樹はすごい変な作家だと 思ってます。 みんなはどう思いますか? 彼の作品の中で、 いちばん好きなものと 嫌いだったものを教えてください。 またその理由も。  はじめて、読んだ村上春樹の小説は なんでしたか? またそれを読んで、作品について 村上春樹についてどう感じましたか? 海辺のカフカ。っておもしろいですか?  おじさんとか石とか、カーネルサンダースとか わけわかんなくって 最後に少年は鳥になるし 空想の世界につっこみすぎって 感じで、 作品と自分自身の温度差を感じた。 読んでてかなりひいた。 海辺のカフカのよさを 教えてください わたしは村上春樹の作品が 好きなのか嫌いなのかわかりません。 性描写が多いとこは嫌。  空想がぶっとびすぎてるとこも ひきます。 村上春樹作品のテーマの特徴は 現実・非現実・性 哲学でしょうか? 彼はどっかで、 「むずかしいことを優しく表現したい」と いってましたが たしかにむずかしいことを 優しげな口調でかいてましたが ちょっとむずかしいんですよね。 嫌いなのか、じゃあ読まなきゃいいじゃんと 思われる方もいるかもしれないけど 私は 嫌いなところが、あるだけで、 好きなところもあって 気になってるんです。 こんな好きなところも嫌いなところも 正反対にあって なんだか気になって 心中おだやかではありません。 へんなアンケートになってしまいましたが みなさんお返事おねがいします。。; 海辺のカフカのどこがいいのでしょう? すごく変な世界感としか思えないけど 支持するひとは 多いから 村上春樹の小説にはなにかしらのものは あるんでしょうね。 わ

  • 伊坂幸太郎は物足りず、村上春樹はいけすかない人のための本

    ここ二年で300冊ぐらいの小説を読みました。 伊坂幸太郎が好きなのですが、少しもの足りません。 好きな点は、出だしから興味を惹き付けられるミステリー的な要素と、 問いかけるような人生観、哲学が明確に描かれているところ。 しかしテンポ良すぎて、少し深みが足りません。 もっとしっかり描いてほしいと感じます。 「オーデュボンの祈り」「モダンタイムス」「ゴールデン・スランバー」が好きです。 一方、村上春樹はいけすかないけど、実力は認めざるを得ない、感じです。 「1Q84」の緊迫感のある感じや、悪夢にうなされるぐらいの暗喩。 伊坂幸太郎には暗喩がないですね。 しかし村上春樹の嫌いのは引用です。 古典作品の引用が多すぎて、イヤミな少年を連想します。 この二人の間の作家、作品ってないものでしょうか? 両方とも読んだことのある人に回答をお願いします。 実は私自身、小説を書いていて、自分はこの2人の間のポジションかな、と考えているのですが、 近い作家がいるのならぜひ読みたいと思って質問しました。

  • 村上春樹の読み方は?

    最近、村上春樹氏の本をはじめて読みました。 「海辺のカフカ」です。 今、「ハードボイルド」を読んでいます。 村上氏にはまっている方・好まない方 それぞれの意見が聞けたらな~と思います。 例えば、村上氏の個性が出ている作品が何か また、理由もお聞かせ頂ければ嬉しいです。 (ネタバレは全く気にしません。) ちなみに私は、少ししか読んでないんですが 結構好きな感触です。 いずれ全部読むつもりでいます。 「自分流 村上春樹の読み方」なども、もしあったら あわせてアドバイス頂ければと思います。

  • 村上春樹の凄さ

    村上春樹の凄さは どの辺りにあるんでしょうか? 私は「1Q84」「ノルウェーの森」「多崎つくる」 「海辺のカフカ」を読みましたが 「海辺のカフカ」を読んでみて 伏線や謎が未回収で終わってしまったので それ以後、村上作品は読まなくなりました。 あまり私は小説を読むタイプではないんですが、 辻村深月さんの小説を7冊くらい読んだことがあったんですが、 辻村作品の方が伏線や謎をきちんと回収して終わるし、 その意味では完成度やレベルが高いんじゃないかなと思いました。

  • 村上春樹さんの小説はどちらでしょうか?

    「文学小説」と「小説」の違いは何でしょうか? 区別して話す方の「文学」の定義を教えてほしいです。 また村上春樹さんの小説は「文学」ですか? 「風の歌を聴け」のみを僕は読んだことがあります。 この小説で「文学」な部分を教えてほしいです。 他の村上春樹さんの作品で文学小説があればおすすめしてほしいです。

  • 村上春樹さんの評価をお聞かせください。

    村上春樹さんの評価をお聞かせください。 先刻発売された「1Q84」は初版が50万部、既に20万部の増刷も決まっているそうです。平成の作家でこれほどの売上と人気を誇る作家さんは稀でありますが、はたしてそういった結果に相応しいお方なのでしょうか?ノーベル文学賞にも名前が挙がったと噂で聞きましたが村上春樹さんの作品はそれ程に高い評価を受けるものだと思いますか? 日本の文学と言えば私は夏目漱石や太宰治、谷崎潤一郎などが浮かびます。日本の昔の小説は使われる漢字も難しく文章の質感も硬い印象を受けますのであまり日本の現代人には手に取るのに抵抗があるのではないかと思います。代わって村上春樹さんの小説は一見した小難しさはなく、また文章雰囲気や文調としても、すぅーっと話に入れる、海外小説に似た印象を受けます。村上春樹さんが人気なのは表現力や思想の面の他に、日本独自の文学にある堅苦しさや小難しさの無さにもあるのだろうと思います。読み易い。 現代人にとって村上春樹さんの作品は手に取りやすいものであるかとは思います。それもこの人気の要因だとは思うのですが、ここまでの人気を誇る程の作品だと皆さんは思われますか?何がこれほど読者の心を掴んでいるのでしょうか。どういった点が文学として作品として優れていると思いますか?お聞かせください。 また、村上春樹さんと肩を並べる、またはそれ以上の力量のある近年の作家をお聞かせください。 回答お待ちしています。

  • 村上春樹の小説

    私は村上春樹の小説が大好きです。 村上春樹の小説を何冊か読んだことのある方に質問したいのですが、あなたの好きな作品はどれですか? 長編でも短編でも構いません。 私は、ノルウェイの森・羊をめぐる冒険・世界の終わりとハードボイルドワンダーランドが好きです。

  • 村上春樹さんのよさはどこでしょう?

    村上春樹さんのノルウェイの森を読みました。 村上春樹さんは非常に有名で、このカテゴリーでもファンの方は多いようですが、 彼の小説のどのようなところが好きなのでしょうか? 非難するつもりではなく、単純にその魅力を具体的な言葉で知りたいのです。 ノルウェイの森しか読んでませんが、 私の感想では、、。 まず、主人公の人格ですが、あまり魅力が無いように思います。 実際にいても、友達が出来ず、人望も無いのでは? と思ってしまうほどに感じます。 また、相手の女性方も、全員とは言いませんが、魅力に欠けます。 無くてもいいのでは?と思えるようなエピソードもたくさん出てきます。 冒頭の、多少苦しみながらの回想シーン、 これは小説の終わりに、冒頭の部分につながるはっきりとした何かが来るのかなと思えば、何もありません。 冒頭の部分がなぜ必要なのかもわかりません。 最後、年上の女性と肉体関係を持ってしまうのも いったいこの本で何を表現したいのかと思ってしまいます。 他の作品もたくさん読んでみたいとも思うのですが、 迷っています。 村上春樹さんの作品を好きな方の魅了されている点を具体的に教えて頂けないでしょうか?

  • 村上春樹著『青が消える』について

    村上春樹著『青が消える』について 学校の授業で村上春樹の『青が消える』という小説が出てきました。 5~6回読み直してみたのですが、私にはさっぱりで作品の本質がはっきりしません。 教師にも何を意味しているのかなどを聞いてみたのですがよく分かりません。 ・何故筆者は『青』を消えるものにしたのか。 ・筆者は読者に何を語りかけているのか。 回答者様の一考察で宜しいので、どうか回答おねがいしますm(_ _)m

  • 村上春樹の作品について

    こんばんは。僕は今19歳の大学生です。 村上春樹の作品を初めて読んだのは去年の夏でした。そのとき読んだのは『海辺のカフカ』です。すごい衝撃を受けました。おもしろ過ぎて。でも難解すぎて言いたいことがうまく掴めませんでした・・・(自分の中で作者の言いたいことをつかんで自分なりに解釈できなければ、その本を読んだということにならないのかもしれませんが・・・)それから村上春樹の『ノルウェイの森』『中国行きのスロウボート』『風の歌を聴け』を順に読みました。でもやはり言いたいことがうまく掴めません(><) そこで皆さんは村上春樹の作品についてどう思われますか?作品の根底には何が流れていると思いますか?また、村上春樹の作品を読むに当たっての心構えなどありますか?本は自分で読み解かなければ意味が無いというのは重々わかっているのですが、参考にさせてください。よろしくお願いします。