• ベストアンサー

dx を変数として扱える理由

高校の数学では、微分を次のように習いました。 y=f(x) ...f(x)はxの関数 yをxで微分することを次のように書く。 dy/dx=df(x)/dx 例えば y=f(x)=x^2+3x+4 なら dy/dx=2x+3 高校の授業で数学の先生の漏らした言葉に、 dx は、ひとつの変数と扱って計算してよい。 とすると dy=(2x+3)dx と書ける。 ここで積分の魔法をかけると ∫dy=∫(2x+3)dx y+A=x^2+3x+B (A,Bは定数) なんと、これはA,Bを B-A=4とすれば 最初のf(x)と一致してます。 このようなめちゃくちゃな話をそのまま信じるのも あれなので、こんな計算が許される理由を教えてください。

noname#91216
noname#91216

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • rabbit_cat
  • ベストアンサー率40% (829/2062)
回答No.1

dy/dxとか、∫f(x)dx とかいう表記は、ライプニッツという人が考えたものなんですが、実際、不思議なほどよくできてますね。 dxとかdyという単体の記号が何を表わすのかというのは、いろんな解釈の仕方があって、まあ、数学の世界で一番よく使われているのは、大学で習う、微分幾何というものでの定義です。普通は、大学3年くらいで習うでしょうかね。(もしかしたら理学系じゃないと習わないかも) 実は、その前に大学1年くらいで、全微分っていうのを習うはずで、そのときには、dxなどの単体の記号が必然的にでてくるんですけど、そのときには、たいてい、その意味するところをちゃんとやらないまま、なんとなくで済ます場合が多いです。 というわけで、大学3年になるまで待って、としかいいようがないかな。 ただ、物理や工学の人なら、そんなことを気にせずに、ばんばん、そういう計算をやりますし、物理や工学の世界で出てくるような普通の世界の問題ならば、それで実際何も問題ないです。 ただ、とりあえず、そこに書いてあること自体は、微積分の基本定理(微分と積分が互いに逆演算である)そのものですね。 dy/dx=2x+3 の両辺をxで積分して ∫(dy/dx)dx = ∫(2x+3)dx で、左辺をyで置換積分した、と言うことなので、高校範囲でも理由は説明できますね。

noname#91216
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 数学は美しくできているので、 理解せずにdxを変数として 道具として使うというのは 論理の飛躍があり 自分は美しくなかったなぁ・・・と反省しております。 学生時代は、確率、行列、オレレーションズリサーチの 整数問題がほとんどで、微積分からはかなり離れた 世界にいました。

その他の回答 (2)

  • arrysthmia
  • ベストアンサー率38% (442/1154)
回答No.3

高校教程では、微分積分そのものが最初から魔法でしかないのだから、 そのような説明になってしまうのは、しかたがない。 今の標準的な大学教程でも、微積分の基礎はεδ論法に基づくから、 魔法が、タネのある手品に替わるだけだ。 dx を変数として扱える理由を、ライプニッツ流で素直に理解したいなら、 超準解析に基づく微積分の基礎づけが望ましい。 参考: http://www.junkudo.co.jp/detail2.jsp?ID=0191603324 絶版なので、ぜひ図書館で。

noname#91216
質問者

お礼

ご回答、および書籍の紹介をありがとうございます。 多分、市町村の図書館では無いなと想っていますが、 大学の図書館は在籍中の学生にしか本貸さないですよね?

  • KI401
  • ベストアンサー率53% (44/82)
回答No.2

dxをΔxの極限と考えればその話も「信じ」やすいんじゃない? 例えばdy/dxはΔy/Δxの極限。 微分方程式の変数分離形: f(y)dy = g(x)dx は、 f(y)Δy = g(x)Δx の極限だ。 適当な区間で和を取れば  Σf(y)Δy = Σg(x)Δx で区分求積の形なので、極限を考えて∫f(y)dy = ∫f(x)dx 上に書いたのはあくまで概略だから、きちんと数学的に同じことを言うなら、 x(t),y(t)みたいにtの関数にして  Δx→dx (Δt→0) って計算してみるといいんじゃないかな。 そもそも微分も積分も極限で定義されていて、dxなんてのは それを表すために都合が良いただの「記法」にすぎないんだから、 色々極限考えるときにも都合良く使ってしまえっ、ってことだわな。 あんまり「記法」に囚われない方が良いかと思われ。 # しかし"積分の魔法をかける"とはまたひどい教え方だな。 # 完全に「オマジナイ」か…… # ま、高校数学の段階ならそれでもいいって考えなんだろうなぁ。

noname#91216
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 高校ではd/dxをxで微分の演算子のように説明するため、 dxを変数と見てよいと言い直されると、話がちがうじゃんか という話になっているように想います。 偏部分の∂xと、普通の微分のdxは、何が本質的に違うの? という疑問を持ってる人もいるのではないでしょうか。 私もその組です。

関連するQ&A

  • 多変数関数f(x,y)の多変数関数g(x,y)による微分∂f/∂gを計

    多変数関数f(x,y)の多変数関数g(x,y)による微分∂f/∂gを計算するには? xとyに関する多変数関数f(x,y)と、g(x,y)が与えられたとき、微分∂f/∂gを計算するにはどうしたらよいでしょうか?(そもそも偏微分なのだろうか?) 具体例で考えます。 f(x,y) = (x+2y)^2 g(x,y) = x+2y である場合。当然∂f/∂g = 2 gです。このような場合は問題ありませんが、 f(x,y) = x + 3y g(x,y) = x + 2y のような場合はどのように考えたらよいのでしょうか? 全微分の関係を使って考えてみました。 df(x,y) = (∂f/∂x) dx + (∂f/∂y) dy + O(dx,dy) = dx + 3 dy + O(dx,dy) dg(x,y) = (∂g/∂x) dx + (∂g/∂y) dy + O(dx,dy) = dx + 2 dy + O(dx,dy) ∂f/∂g = limit_{dx→0,dy→0} df/dg を考えれば良いのではないかと。 どの方向から極限をとっても極限値が変わらないと仮定して、 つまりdx = dyとして、極限を考えると。 ∂f/∂g = 4/3 とても正しいとは思えないのですが、他にどう考えればよいのかわからず悩んでいます。 そもそも、微分が存在しないと言うことなのでしょうか? 質問は以下の2点です。 (1)この様な場合、どのように考えていけばいいのでしょうか? (2)この様な微分に関して、数学的に何か名前があるのでしょうか?分野名など。 以上 よろしくお願いします。

  • 積の微分の公式 (dfdg/dx)=0?

    y=f(x)×g(x)の微分は,(dy/dx)=(df/dx)g+f(dg/dx)だと思います。(微分そのまま+そのまま微分)と暗記しました。この公式の証明として,次のような説明を見付けました。 (y+dy)=fg+gdf+fdg+dgdf y=fgより dy=gdf+fdg+dgdf 両辺をdxで割ると (dy/dx)=g(df/dx)+f(dg/dx)+(dgdf/dx) よって,微分そのまま+そのまま微分が成り立つ。(右辺第3項 dgdf/dxですが,dgdfは微少量同士のかけ算ですから無視しているようです。) 質問1 右辺第3項は無視しても良いのでしょうか。 次に,右辺第3項を無視したまま,上記の式をxで積分したときに元に戻るかどうか試しました。 y=fgより,f=y/g g=y/f (dy/dx)=(y/f)(df/dx)+(y/g)(dg/dx) 積分記号(1/y)dy=積分記号(1/f)df+積分記号(1/g)dg log|y|=log|f|+log|g| log|y|=log|fg| y=fg  となり,元の原関数が導けました。 質問2 右辺第3項を無視したままxで積分して元に戻るかどうか試したのですが,元に戻りました。 私のした積分の計算はあっているのでしょうか。(右辺第3項を無視したまま計算を始めたことが気になります。)

  • 陰関数についての計算

    陰関数:f(x,y) = x^2 + xy + y^2 - 36 = 0 があって、 導関数:dy/dxを求める問題なのですが、 途中でつまづいてしまっているので質問させていただきます。 計算途中で2変数関数 の全微分df (x, y)を求め、それぞれdxとdyについてまとめることが小問としてあるのですが、dxとdyについてまとめろとはどういう計算をすれば求まるのでしょうか? 全微分はdf = (2x+y)dx + (x+2y)dyとなりここから どのように展開すればdxとdyについてまとめたことになるのでしょうか? 書籍では、全微分を求めた後、df=0として全微分を展開していき、 dy/dxを求めていて、途中でdx、dyについてまとめる過程は出てきていないので、書籍を参考にできずOKwaveで質問させていただきます。 よろしくお願いします。

  • 微分のdy dxの意味

    微分で、dy/dx=f '(x)とあります、これをdy=f '(x)・dxとするのは分かるのですが、 さらに逆にしてdx/dy=1/f '(x)というのも成立するのでしょうか? 例えばdy/dx=2x+5として、 dx/dy=1/2x+5も成立するのでしょうか? もしこれが成立するなら、逆になってxをyで微分するっていうことになりますよね? あと2回微分や3回微分でも同様なことができるでしょうか? このあたりのことって教科書にも載ってないし、詳しい説明もないまま ただ計算しているという感じになってしまってます。 よろしくお願いいたします。

  • 逆関数の微分 dy/dx=1/(dx/dy)

    逆関数の微分はdy/dx=1/(dx/dy)と表せるらしいですが混乱してしまいよくわからなくなってしまいました。混乱の原因となった問題を通して教えてください。 (1)(x^3)'=3x^2 dy/dx=1/(dx/dy)を用いて、y=x^3の逆関数y=f(x)の導関数を求めよ (2)rが有理数の時、(x^r)'=rx^r-1を証明せよ。 (1)例えばy=h(x)逆関数というのはこれをxについて解き、yとxを入れ替えて求めますよね。(1)の場合y=f(x)はx=y^3⇔y=x^(1/3)ですので、これを微分してy'=とすれば答えは求められるようです。でも、dy/dx=1/(dx/dy)を使う場合がわかりません。 df(x)/dx=1/(dx/dy)=1/3y^2=3^(-2/3)と書いてあります。 (2)はpが自然数のときy=x^(1/p)とするとx=y^pなので、dy/dx=1/(dx/dy)=1/py^(p-1)・・・・=1/px^(1/p-1)と回答が始まっています。 (1)(2)では逆関数の使い方がそれぞれ異なる気がします。簡潔にいうと「dy/dx=1/(dx/dy)の(dx/dy)の部分に来るものがわかりません。」(1)では逆関数(xについて解いてそれをさらにxとyを取り替えたもの)がその部分に来ているのに(2)ではただ単にxについて解いたものがきていますよね(xとyを取り替えるといる作業がない)。 まったくわからないので教えてください。ほんとによろしくお願いします!!

  • テイラー展開と偏微分について

    テイラー展開について思ったのですが、 例えば yに依存する関数 f(y)があるとして y=x+aだとします。 そして、aに対してこの関数fをテイラー展開すると f(y)=f(x)+[df/da]a=0 * a+... となりますよね? ですがこの df/daはdf/dy*dy/daとも書けますので [df/da]a=0は[df/dy*dy/da]a=0 とも書けるはずです。 この時 df/dy=df/dxとしてもいいのでしょうか? と言うのも [df/dy]a=0はy=x+aのため、[y]a=0 =[x+a]=x なので、勿論直接的な証明にはなってないのですが、 [df/dy]a=0 = df/dxに出来そうな気がするのですが、これは間違いなのでしょうか? もう一度要点をまとめると、 [df/dy*dy/da]a=0 を求める時、 fをyで微分する”前”にaを0にして [df/dy]a=0 をdf/dxとしてもいいのか? つまり、 [df/dy*dy/da]a=0 =[df/dy]a=0*[dy/da]a=0 =df/dx*[dy/da]a=0 とするのは間違っているのか? となたか分かる方よろしくお願いします。

  • (d/dx)∫(a~b)f(x,y)dy=∫(a~b)(d/dx)f(x,y)dyの成立条件

    (d/dx)∫(a~b)f(x,y)dy(つまり、f(x,y)をyで積分(定積分)したものをxで微分したもの)を考えます(ただし、(a~b)は積分範囲を表し、aやbは定数であって、xの関数ではありません)。 これは多くの場合、∫(a~b)(d/dx)f(x,y)dy(つまり、f(x,y)を先にxで微分してからyで積分したもの)と等しくなります。しかし、まれに一致しない場合があります。例としては、f(x,y)=(sin xy)/y (x>0)の場合が挙げられます。 そこで、 (d/dx)∫(a~b)f(x,y)dy=∫(a~b)(d/dx)f(x,y)dy が成立するための必要十分条件を教えていただきたいと思っています。 もし簡単には述べられない条件でしたら、何のどこを参照すればこのことが論じられているのかを具体的にご教示いただけると幸いです。

  • dy = f'(x) dx の理由

    お世話になります。 高校数学で dy / dx = f'(x) = lim {h→0} {f(x+h) - f(x)} / h と習ったかと思います。これを変形すると dy = f'(x) dx ・・・(1) となります。 一方、テイラー展開の公式 f(x + h) = f(x) + f'(x) h + f''(x) h^2 / 2 +・・・ より Δy = f(x+h)-f(x) = f'(x) h + f''(x) h^2 / 2 +・・・ です。h → 0 の極限をとると dy = f'(x)dx + f''(x) dx^2 / 2 + ・・・(2) となるかと思います。 (1)と(2)が一致しないことについて、どう考えればよいでしょうか? ((1)が(2)の2次以上の項を無視した近似だとすると、 近似式で微分という分野がうまく回っている理由がよくわかりません。。 数学ではなく物理なら「実用上」2次以降の微小量を無視するのは わかるのですが。。) よろしくお願いします。

  • 微分 (d^2)y/(dx^2)

    微分で、(d^2)y/(dx^2)っていう表現よく出てきますよね? これについてそもそもなぜ2乗の位置が違うのかって言うのがわからなくなったのですが,,, そもそもdというのはたとえばxで微分したら、微分したののあとにxで微分したことを示すためにdx、yで微分したのならそのあとにdyとかくのですよね? そこから考えたのですが(数学的に正しいかどうかは一切わかりませんが個人的にはこれが一番筋が通りそうな気がしました)、たとえばy=x^3とかで dy=3(x^2)dx d(dy)=D[3(x^2)]dx (d^2)y=6x(dx)dx=6x(dx^2) とつまりdxのまえにxの文字式があればxで微分できるため新しいdxができるが、dyの前にyを含んだ文字がないのでyで微分できないため?といった風に考えました。。。(汗) 正確な解釈を教えてください。あとdxとかの扱い方がいまいちよくわかってないので、上ので間違ってるところの指摘お願いします。

  • 陰関数媒介変数表示の微分、媒介変数表示陰関数の微分

    なにか微分可能な平面曲線があるとし、その傾きが知りたいとします。 陽関数y=f(x)の微分は、 dy/dx=f'(x)です。 媒介変数表示x=f(t),y=g(t) の微分は、 dy/dx={df(t)/dt}/{dg(t)/dt}です。 陰関数f(x,y)=0の微分は、 dy/dx=-{∂f(x,y)/∂x}/{∂f(x,y)/∂y}です。 陰関数の中に媒介変数があるh(x,y)=h(f(t),g(t))=0 の微分は、どうなるのでしょうか? 媒介変数表示が陰関数になっているf(x,t)=0,g(y,t)=0 の微分は、どうなるのでしょうか?