積の微分公式の証明と積分の計算について

このQ&Aのポイント
  • 積の微分公式 (dfdg/dx) = (df/dx)g + f(dg/dx) について説明します。
  • 右辺第3項を無視した場合の積分の計算についても試してみました。
  • 質問1:右辺第3項を無視しても良いのでしょうか?質問2:積分の計算が合っているかどうか気になります。
回答を見る
  • ベストアンサー

積の微分の公式 (dfdg/dx)=0?

y=f(x)×g(x)の微分は,(dy/dx)=(df/dx)g+f(dg/dx)だと思います。(微分そのまま+そのまま微分)と暗記しました。この公式の証明として,次のような説明を見付けました。 (y+dy)=fg+gdf+fdg+dgdf y=fgより dy=gdf+fdg+dgdf 両辺をdxで割ると (dy/dx)=g(df/dx)+f(dg/dx)+(dgdf/dx) よって,微分そのまま+そのまま微分が成り立つ。(右辺第3項 dgdf/dxですが,dgdfは微少量同士のかけ算ですから無視しているようです。) 質問1 右辺第3項は無視しても良いのでしょうか。 次に,右辺第3項を無視したまま,上記の式をxで積分したときに元に戻るかどうか試しました。 y=fgより,f=y/g g=y/f (dy/dx)=(y/f)(df/dx)+(y/g)(dg/dx) 積分記号(1/y)dy=積分記号(1/f)df+積分記号(1/g)dg log|y|=log|f|+log|g| log|y|=log|fg| y=fg  となり,元の原関数が導けました。 質問2 右辺第3項を無視したままxで積分して元に戻るかどうか試したのですが,元に戻りました。 私のした積分の計算はあっているのでしょうか。(右辺第3項を無視したまま計算を始めたことが気になります。)

  • hdai
  • お礼率36% (66/182)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.3

<質問1 質問に書かれている説明は証明ではありません.都合の良い暗記法です.もう少しマシな(ただし厳密ではない)説明をしてみましょう. 導関数の定義から f'(x) = lim (f(x + h) - f(x))/h です.したがって十分小さな h ≠ 0 に対しては f'(x) = (f(x + h) - f(x))/h と思ってよいでしょう.したがって f(x + h) = f(x) + h f'(x) です.同様にして g(x + h) = g(x) + h g'(x) です.さて積の微分を計算します.まず f(x + h) g(x + h) - f(x) g(x) = (f(x) + h f'(x))(g(x) + h g'(x)) - f(x) g(x) h f'(x) g(x) + h f(x) g'(x) + h^2 f'(x) g'(x). を計算しておきます.定義から h → 0 のときに (f(x + h) g(x + h) - f(x) g(x))/h = f'(x) g(x) + f(x) g'(x) + h f'(x) g'(x) → f'(x) g(x) + f(x) g'(x) となり積の微分が得られました.この導出だと第3項が落ちる理由がよくわかるとおもいます(単に導くだけならalice_44さんの回答の方が厳密です). ## 都合の良い暗記法も"微分形式"と呼ばれるものだと思えば意味を持ちます.しかしその場合でも y = fg の外微分をとって (dy/dx)dx = dy = d(fg) = g df + f dg = g (df/dx)dx + f (dg/dx)dx なので係数を見比べて dy/dx = (df/dx) g + f (dg/dx) とするべきでしょう.

hdai
質問者

お礼

 もう少しマシな説明は大変明解だと感じました。(第3項が落ちる理由がよくわかります。) y=fgの外微分をとる説明も明解で分かりやすいです。大変助かりました。

その他の回答 (6)

回答No.7

ANo.5のお礼について 一つ訂正20行目以降ぐらいの >d{f(x)g(x)}={df(x)/dx}g(x)+f(x){dg(x)/dx} の左辺ははもちろんd{f(x)g(x)}/dxです.失礼しました. さて,ご質問の >「合成関数の微分公式の証明に納得できます。」とは >例えば,y=(2x+3)^5の微分をするとき,u=2x+3として >(du/dx)=2 (dy/du)=5u^4 >(dy/du)(du/dx)=(dy/dx)=10(2x+3)^4 >とする計算方法の説明のことでしょうか。 についてですが,それは合成関数の公式の適用例です.私はもっとおおもとの公式そのものの証明法について述べました.高校以下のレベルの教科書などでは dy/dx=(dy/du)(du/dx) という非常に分かりやすいイメージで解説していると思います.でも,duは0になることが理論的な可能性としてあります.例えばy=f(u),u=g(x)であるとしましょう. dy/dxを考えるときは極限をとる約束からdx≠0としますが,このxの変動dxからくるuの変動 Δu=g(x+dx)-g(x)=g'(x)dx+o(dx) の主要部du=g'(x)dxが0でないとは言い切れません.xによってはg'(x)=0でdu=0かもしれないのです.だから次のようにして証明します. Δy=f(g(x+dx))-f(g(x)) =f(u+⊿u)-f(u) =f(u)+f'(u)du+o(du)-f(u) =f'(u)du+o(du)=f'(u)g'(x)dx+o(g'(x)dx) =f'(u)g'(x)dx+g'(x)o(dx) ※g'(x)o(dx)はdxより高次の微小量なのでo(dx)と書いてよい. dy=f'(u)g'(x)dx+o(dx) これから主要部 dy=f'(u)g'(x)dx をとりだせます.dx≠0なのでこれを dy/dx=f'(u)g'(x)=(dy/du)(dx/du) と書いてよいのです.これはg'(x)=0となり主要部du=g'(x)dx=0となっても通用する公式の証明法です. 要するにy=f(x)の導関数が存在することはある関数f'(x)があって f(x+dx)=f(x)+f'(x)dx+o(dx)(dx→0) が成り立つことというのをまず出発点にすると, Δy=f(x+dx)-f(x)の主要部:dy=f'(x)dx を定義でき,分数計算によって dy/dx=f'(x) となるわけです.

hdai
質問者

お礼

 改めて御回答くださりありがとうございました。  du=g'(x)dxが0でないとは言い切れません.xによってはg'(x)=0でdu=0かもしれないのです.だから次のようにして証明します。  御指摘のとおり,ゼロでないとは言い切れないですね。そのための証明法まで示してくださり大変勉強になりました。お返事が遅くなって申し訳ありませんでした。

  • jmh
  • ベストアンサー率23% (71/304)
回答No.6

はい。上手くいく方法には、それなりの理由があります。

回答No.5

Landauの記号はご存知でしょうか.つまりh≠0でわってもh→0のとき0に近づく量を一般にo(h)と書いてhよりも高次の微小量と言います.つまり lim_{h→0}o(h)/h=0 です.また,主要部の意味をご存知でしょうか.f(x+dx)-f(x)の主要部をdf(x)とかきます.つまりfが微分可能なら ☆f(x+dx)-f(x)=f'(x)dx+o(dx)(dx→0) が成り立つので,この右辺の主要部f'(x)dxを df(x)=f'(x)dx と書くわけです. するとd{f(x)g(x)}は f(x+dx)g(x+dx)-f(x)g(x)={f(x)+df(x)+o(dx)}{g(x)+dg(x)+o(dx)}-f(x)g(x) =df(x)g(x)+f(x)dg(x)+df(x)g(x)+g(x)o(dx)+f(x)o(dx)+df(x)o(dx)+g(x)o(dx)+o(dx)^2 の主要部です.この右辺のうち g(x)o(dx)+f(x)o(dx)+df(x)dg(x)+df(x)o(dx)+g(x)o(dx)+o(dx)^2 =g(x)o(dx)+f(x)o(dx)+f'(x)g'(x)(dx)^2+df(x)o(dx)+g(x)o(dx)+o(dx)^2 はdxでわると g(x)o(1)+f(x)o(1)+f'(x)g'(x)(dx)+df(x)o(1)+g(x)o(1)+o(dx) はdx→0のとき0に近づきます.つまりdxより高次の微小量です.したがってf(x+dx)g(x+dx)-f(x)g(x)の主要部d{f(x)g(x)}は d{f(x)g(x)}=df(x)g(x)+f(x)dg(x) となります. これが d{f(x)g(x)}={df(x)/dx}g(x)+f(x){dg(x)/dx} の意味です. 有名な解析概論はこのスタイルで微分を論じています.とくに合成関数の微分公式の証明に納得できます. >右辺第3項を無視したまま計算を始めたことが気になります。 これは微分可能性の定義☆によって正しいことがわかります.ご質問1,2ともにこれで解決したでしょうか.

hdai
質問者

お礼

Landauの記号は知りませんでした。しかし,回答者様の説明を見て納得できました。 ところで,「合成関数の微分公式の証明に納得できます。」とは 例えば,y=(2x+3)^5の微分をするとき,u=2x+3として (du/dx)=2 (dy/du)=5u^4 (dy/du)(du/dx)=(dy/dx)=10(2x+3)^4 とする計算方法の説明のことでしょうか。  もしそうだとしたら,私は合成関数の微分法の証明にとても納得した記憶があったので,微分係数の定義にしたがった導出でなく,dx,df,dgなどを使って積の微分を説明したウェブサイトに興味をもったのです。

  • hugen
  • ベストアンサー率23% (56/237)
回答No.4

f(x)=f(a)+p(x)(x-a) . p(x)={f(x)-f(a)}/(x-a) . p(a)=f'(a) g(x)=g(a)+q(x)(x-a) . q(x)={q(x)-q(a)}/(x-a) .q(a)=g'(a) f(x)g(x)=f(a)g(a)+p(x)(x-a)g(a)+f(a)q(x)(x-a)+p(x)(x-a)q(x)(x-a) (f*g)(x)=(f*g)(a)+{p(x)g(a)+f(a)q(x)+p(x)q(x)(x-a)}(x-a) (f*g)'(a)=p(x)g(a)+f(a)q(x)+p(x)q(x)(x-a)|x=a =p(a)g(a)+f(a)q(a)+p(a)q(a)(a-a) = f'(a)g(a)+f(a)g'(a)

  • kabaokaba
  • ベストアンサー率51% (724/1416)
回答No.2

>右辺第3項は無視しても良いのでしょうか。 数学的にはナンセンスの一言で 証明どころか説明にもなってない感じです. そもそも「dy」とか「y+dy」ってなんですか? 微分係数の定義にしたがって y=fgの「変化量」 f(x+h)g(x+h)-f(x)g(x) の計算をすればいいんです. f(x+h)g(x+h)-f(x)g(x) =(f(x+h)-f(x))g(x+h)+f(x)(g(x+h)-g(x)) の両辺をhでわって,h->0の極限をとれば 期待した公式を得ることができます. 「微小量の積を無視する」とかいう「怪しい操作」は不要です. y+dy = (f+df)(g+dy) ってことなんでしょうけど 「dy」「df」「dg」が明確に定義されない限り そもそも計算することなんかはできません. じつは「d」と呼ばれる演算(外微分という)が定義できて 「df」とかは定義できるんですが, それを正しく定義するには d(fg)= df・g + f・dg という「積の微分」に相当する式(実際はもっと一般化されてて 形はもうちょっと違う)が必要なので, この「d」を使って積の微分を証明するのはナンセンスというか できて当たり前なんです ちなみに「微小量の積」dfdgを無視するというのも 実は「外微分の積」というもの(「微分形式の外積」)が あるので正当化はされます. が・・・それは「積の微分に相当する式」があってのことです. ここらへんは 線形代数の上級な部分,テンソルとかを知ってると 比較的容易に理解できます. 直感的には「微小量の積dfdgを無視する」というのは 微分は「関数の一次近似」なんだから「二次」に相当するものは無視する ということで,応用上は大きな問題はないのかもしれませんが 数学ではこれじゃあ証明にはなりません. 「無視する」とはどういうことかきっちり考えないといけないのです. なお,(fg)'=f'g+fg'という式自体は正しいので 積分すれば元に戻るというのは 積分定数とか分母が0になったらどうするの?という よくある部分を処理すれば問題ありません.

hdai
質問者

お礼

 直感的にはdfdgを無視するということが応用上問題ないが証明にはなっていないという指摘に納得しました。  ちなみに私は,これまでそこらへんはあまり深く考えず,「まあ小さそうだから無視しちゃえ」というあいまいなやり方で困ったことがないので,こうした安易な発想が生まれたのだと思います。  無視するとはどういうことかを考えることが大切だと知りました。(なお,テンソルという言葉は聞いたことがありません。もしよろしければまた教えてください。)

  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.1

質問1も、質問2も、 dx や dy を使った、そういう大雑把な式変形は、 公式の暗記や、暗記内容の検算の役には立っても、 証明にはなりません。 微分係数の定義に返って、地道に計算してみましょうか。 y(x) = f(x)g(x) であれば、 dy/dx = lim[h→0] {f(x+h)g(x+h)-f(x)g(x)}/h = lim[h→0] {f(x+h)g(x+h)-f(x)g(x+h)+f(x)g(x+h)-f(x)g(x)}/h = lim[h→0] {f(x+h)-f(x)}g(x+h)/h + f(x){g(x+h)-g(x)}/h = lim[h→0] {f(x+h)-f(x)}/h lim[h→0] g(x) + f(x) lim[h→0] {g(x+h)-g(x)}/h = f'(x)g(x) + f(x)g'(x) です。

hdai
質問者

お礼

 早速御回答くださりありがとうございました。 多くの本を調べましたが,回答者様と同一の説明がしてあるものばかりです。(回答者様が示した微分係数の定義の計算は一応理解できたつもりです。)  ただ,私が質問した式(右辺第3項(dfdg/dx)を無視する)は,斬新な証明に感じました。 証明にはならないが検算には役立つという回答者様の回答に納得です。ありがとうございました。

関連するQ&A

  • 微分積分について

    微分積分初心者です。 dy/dx=5という微分方程式があって、これの両辺をxで積分すると ∫dy/dx・dx=∫5dx y=5x + C(Cは積分定数)というのはわかるのですが、 dxを右辺に持って行って、 dy=5dxとして両辺を積分する時は、左辺をyで積分、右辺をxで 積分ということになるのでしょうか? こういうことは可能なのでしょうか? また一階微分の時は右辺にdxを持っていくことができますが、 二階微分以上ではできないのはなぜでしょうか? よろしくお願い致します。

  • 多変数関数f(x,y)の多変数関数g(x,y)による微分∂f/∂gを計

    多変数関数f(x,y)の多変数関数g(x,y)による微分∂f/∂gを計算するには? xとyに関する多変数関数f(x,y)と、g(x,y)が与えられたとき、微分∂f/∂gを計算するにはどうしたらよいでしょうか?(そもそも偏微分なのだろうか?) 具体例で考えます。 f(x,y) = (x+2y)^2 g(x,y) = x+2y である場合。当然∂f/∂g = 2 gです。このような場合は問題ありませんが、 f(x,y) = x + 3y g(x,y) = x + 2y のような場合はどのように考えたらよいのでしょうか? 全微分の関係を使って考えてみました。 df(x,y) = (∂f/∂x) dx + (∂f/∂y) dy + O(dx,dy) = dx + 3 dy + O(dx,dy) dg(x,y) = (∂g/∂x) dx + (∂g/∂y) dy + O(dx,dy) = dx + 2 dy + O(dx,dy) ∂f/∂g = limit_{dx→0,dy→0} df/dg を考えれば良いのではないかと。 どの方向から極限をとっても極限値が変わらないと仮定して、 つまりdx = dyとして、極限を考えると。 ∂f/∂g = 4/3 とても正しいとは思えないのですが、他にどう考えればよいのかわからず悩んでいます。 そもそも、微分が存在しないと言うことなのでしょうか? 質問は以下の2点です。 (1)この様な場合、どのように考えていけばいいのでしょうか? (2)この様な微分に関して、数学的に何か名前があるのでしょうか?分野名など。 以上 よろしくお願いします。

  • 微分の公式について

    すいません。 おしえてください。 u=f(x),y=g(u)がともに微分可能のとき、合成関数 y=g(f(x))=g・f(x) も微分が可能であって、次式が成り立つのに dy/dx=dydu ・  du/dx または y'=g'(u)・f'(X) の証明がわかりません。 初心者向けにおしえてください

  • 微分、積分の一般化

    微積分の一般化について、 dを差分演算子として df(x):=f(x+h)-f(x) と定めれば、普通の微分は df(x)/dx=(f(x+h)-f(x))/hで普通の定義と一致し、xを任意のg(x)とすることで、 df(x)/dg(x)=(f(x+h)-f(x))/(g(x+h)-g(x))として微分を一般化でき、積分についても ∫を差分演算子の逆、総和演算子として定めれば ∫f(x)dxの微分を考えたとき d∫f(x)dx/dx=f(x)dx/dx=f(x) として通常の微分と一致し ∫f(x)dg(x)=∫[f(x)dg(x)/dx]dx=∫[f(x)*g'(x)]dxとして一般化できますよね? さらにこの定義なら連鎖律などを簡単に計算できますよね? これは微積分の一般化になりますか? それとこの定義の仕方について触れているweb等があれば教えてください

  • 陰関数媒介変数表示の微分、媒介変数表示陰関数の微分

    なにか微分可能な平面曲線があるとし、その傾きが知りたいとします。 陽関数y=f(x)の微分は、 dy/dx=f'(x)です。 媒介変数表示x=f(t),y=g(t) の微分は、 dy/dx={df(t)/dt}/{dg(t)/dt}です。 陰関数f(x,y)=0の微分は、 dy/dx=-{∂f(x,y)/∂x}/{∂f(x,y)/∂y}です。 陰関数の中に媒介変数があるh(x,y)=h(f(t),g(t))=0 の微分は、どうなるのでしょうか? 媒介変数表示が陰関数になっているf(x,t)=0,g(y,t)=0 の微分は、どうなるのでしょうか?

  • 微分のdy dxの意味

    微分で、dy/dx=f '(x)とあります、これをdy=f '(x)・dxとするのは分かるのですが、 さらに逆にしてdx/dy=1/f '(x)というのも成立するのでしょうか? 例えばdy/dx=2x+5として、 dx/dy=1/2x+5も成立するのでしょうか? もしこれが成立するなら、逆になってxをyで微分するっていうことになりますよね? あと2回微分や3回微分でも同様なことができるでしょうか? このあたりのことって教科書にも載ってないし、詳しい説明もないまま ただ計算しているという感じになってしまってます。 よろしくお願いいたします。

  • 微分でd/dx (xp) = p+x dp/dx

    微分方程式 x (d^2 y/dx^2) + dy/dx = x^3 の一般解を求めよう。 dy/dx = p とおくと、微分方程式は次のようになる。      x dp/dx + p = x^3 積の微分により、      d/dx (xp) = p + x dp/dx     ← であるから、この微分方程式は次のように変形することができる。      d/dx (xp) = x^3 ・・・と続くのですが、この d/dx (xp) = p + x dp/dx はどうやって求めたのでしょうか? 積の微分というと、      (f*g)' = f'g + fg' ですよね? x dp/dx + p = x^3 にはそもそも掛けている要素が無いことないですか? dy/dx = p と置き換えをしているので、さらにややこしく思えます・・・。 どうか教えてください。お願いします。

  • dx を変数として扱える理由

    高校の数学では、微分を次のように習いました。 y=f(x) ...f(x)はxの関数 yをxで微分することを次のように書く。 dy/dx=df(x)/dx 例えば y=f(x)=x^2+3x+4 なら dy/dx=2x+3 高校の授業で数学の先生の漏らした言葉に、 dx は、ひとつの変数と扱って計算してよい。 とすると dy=(2x+3)dx と書ける。 ここで積分の魔法をかけると ∫dy=∫(2x+3)dx y+A=x^2+3x+B (A,Bは定数) なんと、これはA,Bを B-A=4とすれば 最初のf(x)と一致してます。 このようなめちゃくちゃな話をそのまま信じるのも あれなので、こんな計算が許される理由を教えてください。

  • 逆関数の微分と全微分の違い

    「y=1+x*c^yで定まる陰関数yについてdy/dxを求めよ」という問題の 解き方で、逆関数の微分と全微分のどちらで解けばよいのか分かりません。 私は、f(x,y)=1+x*c^y-y=0とおき、dy/dx=df(x,y)/dx*1/{df(x,y)/dy}で解き dy/dx=c^y/{x*c^y-1}となったのですが、 全微分の解き方をすると、c^y*dx+{x*c^y-1}*dy=0より dy/dx=-c^y/{x*c^y-1}となり、私が出した答えと符合が逆になってしまいます。 この場合どちらの解き方で解けばよいのでしょうか? 見づらいとは思いますが、どうかよろしくお願いいたします。

  • 多変数の微分(掛け算の微分法則)

    U⊂R^N、f:U→R^M、g:U→Rがx∈Uで微分可能とすると。積fgもxで微分可能で D(fg)(x)=Df(x)g(x)+f(x)Dg(x) がなりたつと書いてありました。 これは、 Df(x)g(x)はDf(x)というM×N行列にg(x)というスカラー倍をすればいいのでしょうか? f(x)Dg(x)はf(x)とDg(x)の内積でいいんでしょうか? わかるかたお願いします