• 締切済み

リンゲル液について

ラクテック・フィジオ・ヴィーン・ハルトマン・ソルデムの5つのリンゲル液の違いがよくわかりません。 薬の本を見ても全部「細胞外液電解質輸液」でどのように使い分けているのかがわかりません。 詳しい説明でなくてもいいので、よろしくお願いします。

  • 医療
  • 回答数3
  • ありがとう数22

みんなの回答

回答No.3

ラクテック、フィジオ等々は商品名ですね。一般名は 乳酸リンゲル液(ラクテック、ソルラクトほか) 酢酸リンゲル液(ヴィーンFほか) 重炭酸リンゲル液(ビカーボン) です。 で、それらに糖類が付加されたりして、様々な商品が市販されています。 一般には、リンゲル液のみを特に急速に補液するとアシドーシスに傾くために、アルカリ化剤として(当時欧米で一般的に入手できた)乳酸を添加したと言われております。ところが、乳酸は肝臓でしか代謝されない(代謝されてはじめて重炭酸イオンをだす)ので、肝機能が悪い状況ではむしろ乳酸性アシドーシスを惹起するのでは?という突っ込みが入り、多くの技術的困難を克服して発売されたのが酢酸リンゲル(酢酸は、筋肉ほか多くの場所で代謝されるので)でした。で、発売当初は酢酸リンゲル屋(つうか、N科学)は「理論上も実際にもうちの方が良い」、乳酸リンゲル屋(つうか、O製薬)は「臨床上は有意差が無い」と正反対の研究結果を提示して争っていたのですが、その後に乳酸リンゲル屋が発売した新製品が酢酸リンゲルだったあたり、笑わせてくれました・・・(苦笑)。。。で、現在はさらなる技術革新によって、直接重炭酸イオンを添加したリンゲル液が発売されております。まあ、でもよほど重症な患者さんでもない限り、アルカリ化剤の違いによって臨床的な効果が異なるとは思えませんが・・・。。。  さて、こういった進化の他に、フィジオ140とビカーボンにはもう一つ改良点があります。それは、ナトリウム濃度の見直しとマグネシウムの添加です。従来のリンゲル液よりもより等張に近づいた、とメーカーは言っております。また、フィジオ140の1%グルコースというのも、以前は麻酔中にグルコースを投与しても意味が無いと言われていたのに対しこの程度(一般的5%は多すぎるそうな)の添加がむしろ必要なのでは?と言われ始めたためにそうしているそうです。  と、まあ、うんちくはいろいろありつつも、結局のところ臨床的には「気分で使い分け」しているというのが現状でしょう(肝移植とか特殊な場合を除き)。  以上、先ずはご参考まで。

  • php504
  • ベストアンサー率42% (926/2160)
回答No.2

ラクテックとハルトマンは乳酸リンゲル フィジオ、ヴィーンは酢酸リンゲル ソルデムにはリンゲル液はないですね 後はこれらにいろいろな糖質が加えられて種類が増えていますが特に使い分けることはないですね 病院内で採用されているものを自分の好みで使うだけです ちなみに今の病院にあるリンゲル液はラクテック、ラクテックD、ポタコールRの3種類だけです

回答No.1

一応医師にラクテックつないどきますか?と聞くと ハイ お願いしますと答える筈です。正直言って血管確保してあるなら医師に取っては何でも良いのです。と言うのは必要ならそれから医師は補液を変えたり必要なものを加えたり までのつなぎ ですから 血管確保してあれば何でも良いのです。

関連するQ&A

  • 輸液製剤の選択について

    細胞外液補充液の中の電解質でLactateが入っているものと、Acetateが入っているものがありますが、どのような使い分けをするものなのでしょうか。状態や症例などを挙げていただきたいと思います。できれば、その理由を細かく教えていただけたらと思います。 グルコースの入っていない細胞外液補充液はヴィーンFとラクテックが採用されています。ヴィーンFはOpe前のライン確保とイレウス管などのおっかけに使っているようです。より、細胞外液に近いということなのでしょうか?しかし、整形のOpeはラインには主にラクテックを使っています。

  • ソルデム1液って…

    ソルデム1液って、グルコース何%液になるんでしょうか…。 低張電解質輸液というとこまでしかわかりません。 更に、血管内に入るのはmlになるのですか…計算も困惑しています、 詳しい方、どなたか助言お願いします。

  • 酢酸リンゲルと乳酸リンゲルの代謝の違い

    いつもお世話になっています。 輸液剤で酢酸リンゲル液と乳酸リンゲル液が細胞外液補充+アルカリ化剤として利用されていますが、乳酸代謝は肝臓に由来するが、酢酸代謝は多臓に由来し、代謝が早いと聞きます。 この代謝経路の違い(臓器特異性)はどのように説明されているのでしょうか? 乳酸は、肝臓で乳酸脱水素酵素によりピルビン酸となることはわかります。酢酸代謝についても、アセチルCoA合成酵素によりアセチルCoAとなり、クエン酸回路を経てH2O+CO2→重炭酸イオンとなる・・・。両者の臓器特異性はこれら酵素分布の違いによるものなのでしょうか?

  • 頭蓋内亢進時の低張液ソリタT1・T3

    脳出血が確定した患者に対して、低張液を継続することについて伺いたいのですが、ソリタ製剤は電解質を含まない輸液で,細胞内液との浸透圧差より細胞の浮腫をきたします.と以前回答をいただいたのですが、通常低張液を持続して行うものなのか、輸液を他のものに変える場合、何を使うのでしょうか?

  • 点滴の開始時刻について

    朝6時が一日の点滴の開始時刻になっている病院では、朝6時になると それまで投与していた輸液は全部廃棄して、新たに全部セットし直すのですか? 例えば、リンゲル液500ml中400mlが残っていたりしても、6時になると、 一旦全部廃棄して、新たにリンゲル液500mlをセットし直すのですか?

  • 輸液製剤の3号液のNa濃度について

    低張電解質輸液製剤の3号液は「生理食塩水と5%ブドウ糖液を1:3の比率で混合したもの」と聞きました。 500mlの3号液であれば、生理食塩水が250ml、5%ブドウ糖液が750ml混合していることになり、生理食塩水が1Lの25%量なのでNa濃度は154mEq/L×0.25=38.5mEq/Lということになります。 しかし、KN3号輸液やソルデム3輸液はNa濃度が50mEq/Lあり、Na濃度だけで言えば生理食塩水と5%ブドウ糖液を「1:2」の比率で混合した場合のNa濃度と近似します。 この「1:3の比率で混合したもの」というのは、大まかなニュアンスとして捉えるのが良いのでしょうか? どなたか回答して頂けると助かります。宜しくお願い致します。

  • 新人看護師です。輸液について困っています。

    先輩看護師に術前の輸液はソリューゲンFで術後はアクチットに変更する根拠は何? と質問さました。 アクチットの方が糖分が多く栄養を取るためと答えたのですが、 それもあるけど他にも根拠があると言われていしまいました。 ヒントは急変時に何の輸液を使用するかと言われました。 調べたのですが、ソリューゲンは酢酸リンゲル液で循環血液量及び組織間液の減少時における細胞外液の補給・補正、代謝性アシドーシスの補正として使用するので絶飲食である術前と手術室で緊急時に使用できるために術前に使用し、アクチットは経口摂取が困難な場合の維持液として使用し緊急時にはあまり使用しないので術後経口摂取が困難であるためアクチットに変更すると考えたのですがいまいち根拠が理解できません。 すいませんが分かる方いましたら教えてください。

  • 浸透圧は細胞内と細胞外で等しくない?

    生物学を気ままに勉強している中年男です。 (1)浸透圧は分子やイオンの種類に関係なく、それらの溶液中(水)での濃度(mEq/L)の総和で表されると理解し、更に人体の浸透圧は細胞内と細胞外で等しいと理解してきました。 (2)ところが参考書(専門学校、大学)或いはWebで、細胞内液と細胞外液の物質(電解質+非電解質)の濃度の比較をした、よく見る棒グラフでは細胞内の方が20-30mEq濃いと表示されております。 (1)と(2)は矛盾するように思います。どなたかご教示ください。

  • 生物Iの質問なんですが…

    生物Iの質問なんですが… 植物細胞を高張液に浸した時、細胞から水が失われて原形質の体積が減少し、細胞の浸透圧は高くなる と、教科書に書いてあるのですが、「浸透を受ける側の溶液に加わる圧力は、浸透圧と呼ばれる」とも教科書に書いてあります。 細胞を高張液に浸した時、浸透を受けるのは高張液の方なのに細胞の浸透圧が高くなるということは高張液に浸している間も細胞は水を排出と同時に吸収?しているのですか? 浸透圧が高くなるということは細胞にも水が浸透している…つまり水が入っているし水が出ていっているということですよね 矛盾していませんか? 水を出して外液の濃度と等しくなったから水が出なくなるのなら拡散したんだなぁ…ってわかるのですが、細胞の浸透圧が高くなるのは意味がわかりません 割り切ってしまえば、試験には問題ないのですが、暗記より理解がしたいのでご説明願えないでしょうか? 乱文失礼しました

  • 自宅での皮下輸液。テープしても針が皮膚から抜けます…良い方法を。。(針は1cmの長さ) & 輸液バッグは温めますか??

    皆さん、どうぞよろしくお願いします。 昨夜、初めて愛猫への自宅での皮下輸液に挑戦しました。 (中間チューブ付スリムプラスチック型ピン針タコ管付。静脈針21G、針の長さ1cm) ■質問1■輸液が皮膚内に無事流れた後の上手な手順を教えて下さい 針を刺して液も上手く入っていったのですが、問題はその後で、 針を刺したとこにテープをつけていたのですが、針が皮膚から抜けました。輸液は最高に早く出してるので、その勢いで抜けるのでしょうか? 何がいけないと思われますか? 針が抜けてしまったので、新たに針を交換して再挑戦した後の私のやり方は変ですよね? ↓↓↓   点滴が無事入っていってる状態で、テープで留めてから、針先を持った手を離すと 、針先がどっか変なとこに刺さらないか心配だったので、輸液してる間、ずっと針が刺さったとこの皮膚を指先で持ち上げていました。また、手を離すと、最初のように抜けないか心配で…とはいえ、当然、安定が悪く、針はますます抜けそうになり、これも全然よくありませんでした。 輸液が無事に入った後の手順としてはどうしたらよいでしょうか? 愛猫は、点滴中も割と大人しく、たまに動こうとはしますが、今後、そういうときにも、ますます針が抜けやすいのでは?と心配です。 ■質問2■ 輸液バッグは温めたがよい? どの位ですか? それと、輸液バッグは温めるらしいが、病院からはそういう指導はありませんでした。実際はどうするのがよいと思いますか? また、輸液によっては温めないものなのでしょうか? 今回、私が頂いた輸液バッグは、ラクテックという電解質輸液500mlです。 しかし今後は200mlを貰うこともあるらしいので、それぞれの量での温め時間を教えて頂けたらとても嬉しいです。 病院の先生から言われてもいないことを、こちらから「温めなくてよいのか?高齢猫な上、寒がりなのですが…。ネットでは輸液バッグは温めたが良いと、みんな、そう言ってます」などとはもちろん言えず、みなさんの体験談など教えて頂ければとても嬉しいです。 また、温めた方がよい場合、実際、電子レンジでどのくらいの長さを温めたら大丈夫でしょうか?温めすぎて成分が壊れないかも心配なので、 よろしかったら教えて下さい。 私の電子レンジは600ワットです。 質問1と2,どちらか片方の答えだけでもありがたいです。 どうぞよろしくお願いします。

    • ベストアンサー