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酢酸リンゲルと乳酸リンゲルの代謝の違い

いつもお世話になっています。 輸液剤で酢酸リンゲル液と乳酸リンゲル液が細胞外液補充+アルカリ化剤として利用されていますが、乳酸代謝は肝臓に由来するが、酢酸代謝は多臓に由来し、代謝が早いと聞きます。 この代謝経路の違い(臓器特異性)はどのように説明されているのでしょうか? 乳酸は、肝臓で乳酸脱水素酵素によりピルビン酸となることはわかります。酢酸代謝についても、アセチルCoA合成酵素によりアセチルCoAとなり、クエン酸回路を経てH2O+CO2→重炭酸イオンとなる・・・。両者の臓器特異性はこれら酵素分布の違いによるものなのでしょうか?

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  • myeyesonly
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回答No.1

こんにちは。 主にLDHのせいではないでしょうか。 乳酸はLDHがないと代謝できませんので、肝臓で特異的に分解され、肝臓の代謝速度がほぼ反映されますが、酢酸の場合は殆ど全ての臓器で代謝可能なので、肝臓一つよりは代謝が早くなります。

lastword1
質問者

お礼

返答ありがとうございます。 もしご存じであれば、酢酸の代謝に関して記載してあるHPや書籍などご存じありませんでしょうか?

その他の回答 (1)

  • myeyesonly
  • ベストアンサー率36% (3818/10368)
回答No.2

お呼びでしょうか。 この位のページでいかがでしょう。 http://www.wdic.org/w/SCI/TCA%E5%9B%9E%E8%B7%AF

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