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乳酸からピルビン酸になる仕組み
- 乳酸からピルビン酸になる仕組みについての疑問や不明点を解説します
- 生化学の入門書には乳酸からピルビン酸になる話は出てこないので、疑問に思っていましたが、その仕組みについて調べてみました
- 乳酸からピルビン酸になる反応はどこで起きているのか、またピルビン酸がどのように利用されるのかについても詳しく説明します
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>一旦肝臓にはいるということは、上記リンクの乳酸はエネルギーになるとかいう話は、コリサイクルの話をしているだけなのでしょうか? ああごめんなさい、糖新生の話では無いです。 単純に血液からでいいと思います。 リンク先を読む限りはまあこの下の話しでは無いだろうと思われますが、 なんか媒介するたんぱく質があって乳酸をミトコンドリアに送れる らしいです。 UCLAの下記と前後の研究を読むと書いてあると思います。 思いますというのは、私は面倒できちんと読んでないからです。 Colocalization of MCT1, CD147, and LDH in mitochondrial inner membrane of L6 muscle cells: evidence of a mitochondrial lactate oxidation complex Takeshi Hashimoto, Rajaa Hussien, and George A. Brooks Department of Integrative Biology, University of California, Berkeley, California http://ajpendo.physiology.org/cgi/content/full/290/6/E1237
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- Anaerobic
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>1、typeIIで出来る乳酸が、どうやってtypeIの中にはいるのか? 血中→肝臓→血中 >2、どのような物質がどう働くことで乳酸がピルビン酸になるのか? 乳酸デヒトロゲナーゼによる触媒 >3、乳酸からピルビン酸になる反応はどこで起きているのか? 肝臓 >4、「ピルビン酸がミトコンドリアで使われれば」と書かれていますが、ピルビン酸が直接利用されるのですか?アセチルCoAにはならないのですか? ミトコンドリア内で補酵素結合によりアセチルCoAへ変換される
補足
一旦肝臓にはいるということは、上記リンクの乳酸はエネルギーになるとかいう話は、コリサイクルの話をしているだけなのでしょうか? コリサイクルとは別の代謝経路があるのかと思っていたのですが。
- diet7
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ご指摘のAllAbout 「乳酸は疲労物質」の記事は、糖代謝の生化学反応を示しながら、 動物実験で乳酸を飲んでも筋肉疲労に差がないので乳酸飲料を安心して飲みましょう と結論付けていますが、とんだ勘違いのように思います。 乳酸飲料とは牛乳に乳酸菌を働かせて作った醗酵飲料で、 小腸で吸収される時にグルコースとアミノ酸になって血液中に入るので、 糖の代謝経路で言う乳酸とはまったく別の物質です。 ですから、そもそも乳酸菌飲料を飲んで疲労するなどと心配するのが、 とんでもない勘違いなのです。 > 2、どのような物質がどう働くことで乳酸がピルビン酸になるのか? 乳酸->ピルビン酸->オキサロ酢酸->ホスホエノールピルビン酸->2-ホスホグリセリン酸->・・・ 乳酸は、解糖の時と逆の経路で同様の反応を経てD-グルコースになります。 > 3、乳酸からピルビン酸になる反応はどこで起きているのか? 肝臓 > 4、「ピルビン酸がミトコンドリアで使われれば」と書かれていますが、ピルビン酸が直接利用されるのですか?アセチルCoAにはならないのですか? 乳酸は肝臓の糖新生でグルコースになり、筋肉に返されるので、 ピルビン酸が直接利用されるわけではありません。
お礼
あちらのほうもありがとうございます。