北朝鮮のミサイル発射は世界大戦の始まり？

質問

今回の北朝鮮のミサイル（人工衛星？）発射は世界大戦あるいは大きな戦争の序章となりうるのでしょうか？
この北朝鮮のミサイル問題をめぐり、各国、特に中国＆ロシアとアメリカ＆日本を中心とする国々で意見が対立し、戦争に発展するのではないでしょうか？特に現在は世界的に不況であり、過去も世界恐慌がきっかけで第二次世界大戦になっているので、今まさに戦争になりやすい状況なのではと不安です。

回答No.5

boikof · ベストアンサー

質問の意図はミサイルを日本が迎撃した場合ですか？単純に北朝鮮がミサイルを発射した場合ですか？それぞれによって回答内容が若干変わりますが、双方の場合に合わせて簡潔に回答します。

まず共通事項として全く世界大戦の心配はありません。ミサイルを日本が迎撃した場合、冷戦時代の対立軸であった資本主義と共産主義の勢力争いがあれば強力なバックボーンを持つ北朝鮮が強気な姿勢で報復行為としてミサイルを迎撃すれば日本を攻撃する可能性がありますが、現代では日米韓と中露が北朝鮮問題で対立しても戦争には成り得ません。何故ならば対立事項があっても冷戦時代と違い相互依存関係にあり、特に共産主義を捨てたロシアと資本主義に依存する体質になった中国にとって、アメリカやその同盟国との対立は自国の経済状態を破滅に導きます。つまり中国とロシアは武力行使でアメリカと一戦を交えてまで北朝鮮を守る意思はないし、北朝鮮を同盟関係にあるからといって武力を使って保護しなければならないような状況に追い込まれることが両国にとって最悪の事態になるので最優先に避けるでしょう。また経済的に瀕死の状態にある北朝鮮は両国にとって朝鮮半島へ影響力を残すために支援しているだけであり、本音は弱者のくせに融通の利かないお荷物的な存在です。北朝鮮が武力行使の準備を始めれば中露が圧力をかけて止めるでしょうし、それに対して北朝鮮はミサイル迎撃で生じた損害の補填を経済援助として無理難題の要求すると思います。

北朝鮮が世界でも有数の軍事力と経済力を持っていれば戦争の心配もありますが、北朝鮮の軍事力は人数が多いだけで自衛隊でも圧勝してしまうほど脆弱なものです。自衛隊でもと書くと語弊がありますが、自衛隊の軍事力は防衛費、装備、訓練度は世界有数です。しかも北朝鮮は日本と国境を接しておらず朝鮮戦争のように陸軍の奇襲侵攻作戦はできないし、空母を持たない北朝鮮に制空権を握られることはありません。日本と戦争状態になれば防空網を突破して迎撃できなかった数発のノドンミサイルで日本にも局地的に被害は生じるでしょうけど、アメリカとの共同作戦で北朝鮮は焦土化します。それは金正日総書記や朝鮮労働党幹部、朝鮮人民軍幹部も理解しています。

もしろミサイル発射に関して脅威なのは、北朝鮮が発射に成功した場合にその技術がアメリカのテロ指定国家やアルカイーダ等の国際テロリストに渡ることです。過去に偽ドルや麻薬を外貨獲得のために密輸した事実が存在しますし、経済的に瀕死の北朝鮮にとってミサイルの輸出が貴重な外貨獲得資源になる事の方が脅威です。北朝鮮がミサイルを売却したところで経済は立ち直りませんし、テロの脅威が増えるだけという悪循環になります。ある意味世界大戦より危惧すべきシナリオだと思います。

お礼

今の時代は世界大戦よりも恐ろしいことが増えているんでしょうかね。ご回答ありがとうございました。

回答No.4

２０１１年 ２月変更（@wwbc）

戦争回避が将来の重大な危機を引き起こすことも有り得る。
この推量の下、米国の共和党は北朝鮮ミサイル（宇宙ロケット）の迎撃を主張するが、オバマ政権は基本的に迎撃しない方針。
日本にも防衛大臣同士で「慎重な対応」を申し入れてきた。暴走するなよ、との指揮権発動ですね。

発射を許し、飛行を許せばそれだけのデータを北朝鮮に入手させることとなり、米国国防上の重大な危機となる。このデータがイランにも渡り、イスラエル・中東の危機に連結し、米国・ロシアの脅威となる。
我々日本は今度の危機でイスラエルと直結してる。

ミサイルが太平洋上に到達した時点では地球周回軌道に乗る人工衛星になっている。
本来ならば、北朝鮮の「人工衛星と偽った弾道ミサイルの発射実験」で撃ち上げられるミサイルを、その発射直後のブースト段階で、日米共同で迎撃するのが好ましい。効果的迎撃のチャンスはブースト時にある。

ブースト時の迎撃は、戦争行為であると考えられ、よってここに北朝鮮 対 全世界の戦争となる。恐らくこの状況下で北朝鮮の側に軍事的につく国家は存在しないと考えられ、北朝鮮の国家としての消滅は確実になる。
これで北朝鮮問題は解決し、事後処理は中国にでも任せておけばよい。韓国・日本・中国・ロシアは北朝鮮領域を緩衝地帯として活用し、４国とも平和共存できる。

北朝鮮 対 全世界の戦争は、戦争とも言えないんじゃなかろうか。
本来ならばここに中国軍が出てきて、米韓 対 中国　の戦争となり、これに追従してイスラエル攻撃を行う中東一部諸国が出る。こういう流れでないと世界大戦にならない。

だが、現在中国は、やはり日米同盟側につき、米中日の３国擬似同盟期の幕開けのようになってきているので、今のところ世界大戦の希望は薄れてきている。

お礼

なるほど。そうなると北朝鮮問題が解決すれば、将来的にもより平和を保っていられるってことなんですね。ご回答ありがとうございました。

回答No.3

yayoi4736

今度の件は、北朝鮮が切った政治的なカードのひとつでしょう。北朝鮮の軍隊は仮に頭数があったとしても、装備は旧ソ連製の2世代前、しかも部品取り用につぶしているという話ですので、本気でやったら最新装備の米軍・そのアメリカから飛行機を買っている自衛隊に本気で勝つなんてことは考えられないと思います。余談ですが、いつもテレビに写る各施設に使われている監視用モニターは、未だにCRTディスプレイ…普通だったらカラー液晶モニターに置き換わっていると思いますが、それだけ遅れている国なのです。実際に始まっても、持って2週間、本気出したら数日で決着するかもしれません。

最近あったイラク戦争を含め、最近のアメリカが絡む戦争は大体資源争奪戦です。しかしながら、現在の北朝鮮には大きな鉱物資源は発見されてなく、また農産についても主体農業により壊滅的に生産低下しています。占領したからといって、特にうまみがあるようには思えません。

ひとつうまみがあるとすれば、たった2つのアメリカにモノ言える国…中国とロシアと国境を接せるということなのかもしれません。今のところこの2つの国はだんまりを決め込んでいますが、特に中国はころっと態度を変えるかもしれません（自衛隊の金の使い方はぼろくそにけなすが、片や自分は空母を作るような国なので）。

どっちにしろ、中学生が打ち上げるロケット花火を、消防署の人が放水車とともに狙っているような感じだと思いますので、大したことはないと思います。PAC３もホントは撃墜できる性能があると思いますが、無事に何もないところに落ちるということがわかればワザとはずし、それこそ今度のミサイル発射を政治的に無能力化するのでしょう。

これらのことは、金正日が求心力を高めるために行っているものです。こっちがまともに取り合うことは無用です。

お礼

やはり技術的に問題があるとたかが知れているって事なんですね。ご回答ありがとうございました。

回答No.2

noname#140045

少なくとも、日本は軍事的なことに関しては蚊帳の外ですね。
日米安保で、アメリカの言いなりになるしかないですから。
あとは、2～3日後に結果はわかるでしょう。

お礼

２～３日後に何もおきていないことを願います。ご回答ありがとうございました。

回答No.1

weakweak

北朝鮮&過激派の国々vsG20って構図での世界大戦ならありうるかもね。
一瞬でケリつきそう。

お礼

ご回答ありがとうございました。