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会社が定年前の退職勧奨を自己都合とさせたいのは何故ですか?

60歳定年制の会社で、慣例的に管理者を55歳で他社への斡旋や退職勧奨をしているので、それに応じて退職しようとしたら、退職願を一身上の都合による自己都合退職として欲しいといわれております。 失業保険の給付期間の問題等が絡んでくると思いますが、会社にとって何のメリットがあって自己都合を選ばせたがるのでしょうか? どなたかご存知の方がおりましたら教えてください

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  • yasai-cap
  • ベストアンサー率84% (16/19)
回答No.5

 退職勧奨は慣例的なものでも、本来は「会社都合」の一つに入るものですが、企業側がそれを「自己都合」としたい理由は何点かあります。  ご質問のような、管理職に対する他社への斡旋を前提にした慣例的な定年前の退職勧奨は、ある意味では、社員自身にとっても定年後の継続した就職機会を得やすくするための有利な方策の一つなのですが、企業側も社内の新陳代謝を行い、働きざかりの若手を新たに採用することによって、業務遂行能力の向上や人件費の抑制などを行うための方策でもあります。また、希望退職制度や退職勧奨・リストラ策を実施している企業の株価は上がったりもします。  退職勧奨の際に、企業側が退職理由を「自己都合」としたいのは、「会社都合」とした場合、企業側の手続責任や、後々のケースによっては損害賠償責任を問われるような事例が過去にあるためです。退職勧奨は、一見すると本人の意思を尊重する希望退職制度と似ていますが、この両者は全く違うもので、本当はリストラ策の一つなのです。  退職勧奨もリストラ策である以上、企業側は解雇するための理由が必要になります。企業の維持・存続を図るため人員削減が必要であること、解雇回避の努力をしていること、解雇対象者の選定基準が合理的であること、解雇手続きが妥当であることなどです。  企業側にそれらの要件を説明できる自信があるかどうかがポイントです。「自己都合」であれば、そういった説明は一切必要なくなります。  ただ、ご質問のような他社への斡旋を前提にした退職勧奨の場合には、特に定年以後の就業機会も考えると、これまでの慣例に従った退職理由の方が円満に進む場合が多いと思います。企業が社員を他社に斡旋する際には、これまでの実績や功績などの良い面とともに、悪い面もはある程度伝わっているものと考えた方がいいと思います。  これは余談ですが、退職後、新たに自らが再就職先を探す場合、「会社都合」でも「自己都合」でも採用側に心証の差はほとんどありません。「会社都合」にクビという心証が伴うならば、「自己都合」にも働く意欲がないという心証が伴います。

daruma3
質問者

お礼

会社の気持ちが理解できました 斡旋条件は厳しいので、自己解決しようとしてます 会社は辞めさせたい、こちらは辞めてあげる、、、、、 だから会社都合で辞めた、、、と職安に言えるようにするにはどうしたらよいだろうかと思っています 再就職先への心証はまったく考えていません でも、仕事がすぐ見つかれば、問題はないのですが。難しそうなので 整然とした回答をいただきありがとうございました

その他の回答 (4)

  • ymmasayan
  • ベストアンサー率30% (2593/8599)
回答No.4

No.3のymmasayanです。補足します。 >退職金の問題がなくて、それでも60前に退職勧奨をするのを、公に認めたがら >ないとしたら、、、、、 >それって、何かの面子が立つのでしょうか > >本音は何なんだろうと思って悩んでいます 60歳前の退職勧奨を公に認めている会社はたくさんありますよ。 でも、60歳定年の建前だけは崩したくないのですね。 面子で認めたがらない会社もあるかもしれませんが。 何のための面子なのかは判りませんけどね。 いずれにしても、60歳定年制は温存して、早めにやめて欲しいが、 絶対に首が切れない。結局、自己都合退職をお願いするしかないのですよ。

daruma3
質問者

お礼

再度ありがとうございました なんとなく判ったようなよくわからない感じですが、、、 会社もうまくいえないのでしょうか?

  • ymmasayan
  • ベストアンサー率30% (2593/8599)
回答No.3

60歳定年制なので、それまでに首を切る事が出来ないからでしょう。 かといってリストラはしないといけないし、妥協の策が自己都合退職でしょう。 わたしがいた会社でも自己都合退職届を書きたくないと言って、書くまで軟禁状態 にされたというのがあったとかなかったとか。 No.2で言われている退職金は建前はそうですが、それでは従業員は納得しません。 退職勧奨の場合、自己都合の形でも、退職金は非自己都合並または割増金支給と 言うのが普通です。

daruma3
質問者

お礼

退職金の問題がなくて、それでも60前に退職勧奨をするのを、公に認めたがらないとしたら、、、、、 それって、何かの面子が立つのでしょうか 本音は何なんだろうと思って悩んでいます ありがとうございました

noname#24736
noname#24736
回答No.2

会社にとって一番のメリットは、退職金が増えないことです。 一般的に、退職金規程では、自己都合退職の場合、会社都合退職や定年退職よりも、支給率が低くなっていますから、自己都合退職にして、退職金の負担を減らしたいのです。

daruma3
質問者

お礼

ありがとうございます でも、ある事情があって、退職金には影響がないのです ほかに何があるでしょうか?

  • taranko
  • ベストアンサー率21% (516/2403)
回答No.1

職安からの照会で社員を雇った時国から援助金が出される場合があります。 その中で○○ヶ月内に会社都合で退職者を出している場合は支給されない という項目があったと思います。 これもメリットの一つだと思います。

daruma3
質問者

お礼

ありがとうございました 大きな会社で新卒採用しかとったことがないのですが、そのときに職安に世話になっているのでしょうか? 中途採用はとっていないので、普段は職安からの斡旋による社員を雇ったことはないと思うのですが、、、、 他に何かあるでしょうか

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