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出願時の打ち合わせ

去年知財職に就いた者です。 以前は異業種で働いており(技術職でも知財職でもないです)、出身分野も異なるため、まだ技術用語もあまりわからない状態ですが、既にいくつかの部署を担当しています。 経験があまりないまま、中間処理や一応出願業務をやっていますが、出願の打ち合わせで何を聞いておけばよいかというのが、未だわかりません。 現在の職場である知財部門は人数も少なく、上司も忙しいためか、あまり打ち合わせに同行することもないので、学べる機会も少なく、明細書案を書く上でポイントがわからなくて何度も発明者に聞いたり、考え込んだりして進まず、長い間出願できないというものが多々あります。 そこで伺いたいのですが、発明者とのヒアリングで、どういうように(どういうところを)聞いていけばよいのでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • takapat
  • ベストアンサー率81% (48/59)
回答No.3

私は、メーカの技術者として20年程勤め、 3年ほど前から特許事務所に勤務しております。 私が発明者に対するインタビューで心がけていることを 書きましたのでご参考にして下さい。 私はインタビューで、その発明の解決すべき課題は 何なのかを聞き出すことを最も重視しています。 課題を明確にしていく過程で発明の本質的な部分は何なのか、 従来技術との違いが明確になり、より強力なクレーム案や、 実施例のバリエーションの提言にも繋がります。 また、従来技術を予め理解しておくためにも、 インタビュー前の準備が重要です。 何事も最初は人のまねをすることから始めよといいます、 特許庁の電子図書館にはお手本となる公開公報が山のようにあります。 従来技術の検索スキルアップにも役立ちますので、 与えられた資料だけでなく、自分なりにも従来技術を調査し、 それらの明細書をまねることから始めてはどうでしょうか。 自分の型を確立できれば、明細書はスラスラと書けるようになります。 お互いがんばりましょう。

commupla
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 是非参考にさせていただきます。 これからは準備ももっと力をいれるようにしたいと思います。

その他の回答 (2)

回答No.2

> 自分の会社の技術もよくわかってないので、打ち合わせ時には > 気付かないで、後になって気付かされることが多いんです。 技術というのは、流れが大切です。技術の開発の経緯・動向・将来予測、市場のニーズの予測が、発明発掘の成果に結びつきます。また、それなくしては、「後になって気付かされる」のは当然です。 発明者が自分の「発明」を理解していないのはよくあることです。それを知財部員や特許事務所などがサポートすることで、企業にとって価値のある特許を作ります。そのためには様々な視点で物事を考えることも必要ですし、技術についての理解も必須だと思います。

commupla
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 難しいのかもしれませんが、もう少し具体的に教えていただければ、なおありがたかったです。 自社技術については、担当部署間の技術分野が異なるながらも、現在自己研鑽して理解しようとはしています。 が、私に今の業種の技術的背景がないので、しばらく時間が掛かりそうだとは思います。

  • kougan
  • ベストアンサー率61% (39/63)
回答No.1

(1)従来技術 (2)その問題点 (3)解決手段 (4)その効果 (5)実施例 (6)変形例 です。 基本は、明細書と同じです。

参考URL:
http://benrishikoza.blog24.fc2.com/blog-category-8.html
commupla
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。

commupla
質問者

補足

確かにそうだとは思います。 けれど、例えば、発明の効果と従来技術の課題がずれていたり、発明に内容がなかったりするんです。極端にいうと、発明者自身もよくわからないで、思いつきで出願の話を持ち込むこともあるんじゃないかと思わなくもないです。 そのため、私もまだまだ経験が浅く、自分の会社の技術もよくわかってないので、打ち合わせ時には気付かないで、後になって気付かされることが多いんです。 そういうことにならないためにも、打ち合わせ時にどういうことに気をつければいいのかと思っています。

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