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他動詞と自動詞

“contact”や“marry”などといった単語は他動詞、と教わったのですが、 辞書で引いてみると自動詞と他動詞の両方が記載されていました。 自動詞ではほとんど使用しないため他動詞だと教えているのかもしれませんが、 だとしたら何故辞書には記載されているのでしょうか? 辞書にあるということは、少なからず利用例があるということではないのでしょうか? それを他動詞、と固定して教えていることに疑問を感じました。 “marry”は他動詞、と覚えても問題はないのでしょうか? ぜひ回答の方お願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • duosonic
  • ベストアンサー率51% (585/1140)
回答No.2

こんにちは。 1. 何故辞書には記載されているのでしょうか? 、、、英語の動詞には自動詞と他動詞があるからです。でも寂しいことに、この二種類しかありません。そしてもっと寂しいことには、「自・他動詞の違い」と言っても、「目的語 ~を があるかないか」だけなのです。 2. 「自動詞しかない動詞」というのはほとんどありません。「他動詞しかない動詞」はいっぱいあります。そして「自・他動詞両方がある動詞」がほとんどです。例えば: ・I sing. (僕は歌う ⇒ 「目的語 ~を」がないので自動詞) ・I sing a song. (僕は{歌を}歌う ⇒ 「目的語 ~を」があるので他動詞) 、、、これが全てです。「覚える」と言っても、これしか覚えることはありません。本当です。sing という動詞は自・他動詞両方になりますが、その形自体は変わらず sing であって、あとに「目的語 ~を」があるかないかの違いだけです。 3. 例えば、英語ネイティブの友達がkotora3さんにこう言ったとします: ・I play. 、、、主語と動詞とピリオドがあって、これも立派な英文です。自動詞です。 でも kotora3さんは、「あそう、プレイするんだ。でもプレイって、何をプレイするの?」と聞きますよね? すると友達は: ・I play soccer. 、、、と言うでしょう。これで初めて「僕はサッカーをする」となりますよね?  そしてご覧の通り、これは「目的語 ~を」があるので他動詞ですね。 それでkotora3さんはさらに、「へぇ、そうなんだ。いつサッカーしているの?」と聞きます。すると友達は: ・I play soccer after school. 、、、と言います。kotora3さんは「へぇ、放課後にね。どこで?」と聞きます。すると友達は: ・I play soccer in the park after school. 、、、kotora3さんは「そうなんだ。で、誰と?」と聞きます。友達は: ・I play soccer with my classmates in the park after school. 、、、と言います。「僕は放課後、クラスの仲間と公園でサッカーしているんだよ」という立派な英文の出来上がりです。英文って全部こうなっているのです。 ところがここで「目的語~を」がなかったら、すなわち「サッカーを」がなかったら、「僕は放課後、クラスの仲間と公園でプレイしているんだよ」ですよね?  こうなるとサッカーなのか、鬼ごっこしているのか、或いはギターを弾いているのか分かりませんよね?  「あそう、プレイするんだ。でもプレイって、何をプレイするの?」という疑問が残ったままです。つまり英語でコミュニケーションする上で、「目的語 ~を」がどれだけ重要かが分かります。その重要な「目的語~を」を伴う動詞、それが「他動詞」ということです。だから重要なのです。 4. “marry”は他動詞、と覚えても問題はないのでしょうか? 、、、marry はよく自・他動詞の用法がごっちゃにされる常習犯ですね: ・He married her. 、、、「目的語 彼女と(「彼女を」嫁として取る)」があるので他動詞ですね。ご指摘の通り、marry ではこれが一番よく使われる形です。 では、こう言いたい時にはどうでしょう?: ・Because her family was poor, she married young. (若くして結婚した) 、、、「誰と結婚した」ということはそれほど関係がなく、「早婚だった」とだけ言いたい時、これは自動詞でしか言い表せませんよね。或いは: ・After divorce, he soon remarried. (間もなく再婚した) 、、、これも「目的語 ~を」、つまり「誰と結婚した」ことではなくて、「離婚後どれくらいしてから再婚したの? ⇒ すぐに」という事実にスポットライトが当たっていますよね。これも自動詞でしか表現できません。 このように、自動詞 marry でしか言い表し様がない場面も結構あるものです。なので、「marry ⇒ 自・他両方がある動詞」と覚えるべきところかと考えます。 ご参考までに。

kotora3
質問者

お礼

私の質問に事細かに答えていただきありがとうございます。 特に3の部分では単純な質問をさらに噛み砕いた回答で、 非常に分かりやすかったです。 『「marry ⇒ 自・他両方がある動詞」と覚えるべきところかと考えます。』 この箇所を忘れずに、その上で試験などでは他動詞が狙われやすい、 といった部分に注意して勉強を続けていきたいと思います。 迅速かつ丁寧な回答で、良回答とさせていただきます。

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その他の回答 (3)

  • P-Tech
  • ベストアンサー率54% (144/262)
回答No.4

先回答者のいうところはすべて正しいのですが、では、質問者に英語を教えている先生は、なぜ、「marryは他動詞」と教えたのか? 答えは簡単です。 「幸子は和夫と結婚した」──これを英語にするとき、 [×]Sachiko married with Kazuo.としてはいけない、と言いたかったのです。 [○]Sachiko married Kazuo. としなければなりません。「なぜなら、marryは他動詞だから」です。 先回答者が挙げた例文「They married.[彼らは結婚した]」のように、「(誰それ)と」の部分が要らないときは、marryを自動詞として使ってもよいのですが、「(誰それ)と」が必要な場合には、marryの後に直接もってきなさい(前置詞をはさんではいけません)というのが、質問者に教えた先生の趣旨です。 さらにいうと、日本の多くの学生は、英語を教わる際、「英語における目的語は、日本語の「~を」にあたる」と習います。 ところが、marryの場合は、「和夫を結婚する」とは言いません。ここでは、「目的語=をの法則」は成り立ちません。 さらに、「結婚する」という動詞は、「一緒になる」という日本語表現もあるため、前置詞withを連想させやすいという偶然もあります。 そのため、多くの学生が、[×]marry with Kazuoという誤りを犯しやすいわけです。 学生が誤りを犯しやすいということは、学生を選抜しなければならない入試問題の作成者にもねらわれやすいポイントだということ。 ですから、「marryは他動詞だ、他動詞だ」と強調するのです。 質問者のような学習者がいることもふまえて説明するとすれば、 「『(誰それ)と結婚する』と表現する場合は、marryを他動詞として扱い、直後に(誰それ)を持ってこなければなりません。ただ単に『結婚する』というときは、marryを単独で用いてもOKです」 と言っておくのがよいのでしょうね。

kotora3
質問者

お礼

私の質問からさらに、『なぜ“marryは他動詞”と教えたのか?』 という面まで踏み込んで教えていただきありがとうございます。 実に丁寧に説明していただき、非常にわかりやすかったです。 『学生が誤りを犯しやすいということは、学生を選抜しなければならない入試問題の作成者にもねらわれやすいポイントだということ。 ですから、「marryは他動詞だ、他動詞だ」と強調するのです。』 この箇所は特に参考になりました。 【marryは単独でも用いることができる】ということを念頭に置きながら、【marryは他動詞】と覚えたいと思います。 非常に悩みましたが、良回答とさせていただきます。

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  • KappNets
  • ベストアンサー率27% (1557/5688)
回答No.3

他動詞と固定して教えるのは多くの場合間違いです。仮に一番普通に使われる用例が他動詞だとしても自動詞としての用法もおそらくあるだろうと考えるのが普通です。 marry ですが、これは明らかに両方の用法があります。他動詞、自動詞の例は He married her. (他動詞) She married very young. (自動詞) contact は他動詞です。自動詞の用法はおそらくないでしょう。

kotora3
質問者

お礼

『仮に一番普通に使われる用例が他動詞だとしても 自動詞としての用法もおそらくあるだろうと考えるのが普通です。』 これには自分で気付かないとだめですね・・・。 普段から多くの英文や問題に触れておけば、両方の用法があると気付くのは容易でしょうし。 回答ありがとうございました。

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  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.1

こんばんは。 >>>“marry”は他動詞、と覚えても問題はないのでしょうか? 文法は法律の条文ではありませんから、ケースバイケースで考えなくてはいけません。 kotora3 さんも、他動詞・自動詞という用語を覚えてから日本語を覚えたわけではないですよね。 日本語でも 「ご飯を食べる」の「食べる」は他動詞。 「なんとか食べていける」の「食べ」は自動詞。 しかしながら、 「食べる」は、基本的に、他動詞である場合が多いのと同様、 marry も他動詞として使われることは多い、という理解の仕方ならば問題ないでしょう。 自動詞の marry の最も単純な例。 They married. 以上、ご参考になりましたら幸いです。

kotora3
質問者

お礼

日本語に置き換えての解説が非常に分かりやすかったです。 『文法は法律の条文ではありませんから、ケースバイケースで考えなくてはいけません。』 この部分でもあるように、私は英語をやや難しく考えすぎてしまうようです。 もっと頭をやわらかくして勉強をしたいと思います。 回答ありがとうございました。

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