将来のためになる英語

質問

こんにちわ
高校一年の男子です
今自分は英語にとても興味があります
学校のテストはあまり良くないのですが英語が好きです

洋楽や英語の単語を勉強して知識が増えていくのがとても楽しいです
まぁそれを勉強に回せという話なんですが・・・
ただ今学校でやっている文法がなんとか～とか
そういうのは好きになれません
英語をやるにつれてそれは避けられないものだとは思いますが
どうも苦手です
「英語をやるなら今の学校の勉強をしっかりやれ」
と言われるのは分かっています
これから文法は頑張りますが
もっと、話したり、コミュニケーションをとる英語がやりたいんです

なので将来英語関係の仕事をやりたいなと思っています
まだ具体的に職業が決まっている訳ではないのですが
とにかく英語に触れる、英語を使う職業につきたいと思います

そこで質問なのですが、
今から大学受験対策も含め、将来英語を専門的にやるにあたって
今からやっておいた方がいいことや、やっておいた方がいい
教材などありますでしょうか？教えて頂きたいです

とくに「これがいい！」という教材などを具体的に教えていただけるととても嬉しいです

回答No.4

ucok

私はTOEIC900点台で、もっぱら英語力と日本語力を利用する職業についていますが、高校の英文法解説はちんぷんかんぷんです。見ただけで吐き気がしますし、理論を考え出すと余計に混乱するので、覚えようとも思いません。

洋楽と英語がお好きなのであれば、とことん洋楽と英語の好きな部分を身につけるといいでしょう。ただし、教科書でなくてもいいので、英語が読めて、話せて、書けるようになるまで頑張ってください。素材は、ティーン向けの洋楽雑誌、好きなアーティストのインタビューのヒアリング、なんでもいいです。また、教科書だって、今の時代は１つくらい洋楽を扱った単元があったりしますよね。そこをとことん、暗記するまで音読してみるのもいいでしょう。

そこまでできるようになれば、高校の教科書くらい、簡単に読解できるようになります。結局、文法は、その言語を論理的に解釈するための手段に過ぎないわけで、論理でなく感覚で言語をつかめている人には不要ですし、入試でも「文法用語を用いて説明せよ」なんて問題は登場しません。実際、洋楽関係の通訳や翻訳の世界で活躍しているプロの多くは、そこから入っています。洋楽を聴き過ぎて、歌詞にのめり込み過ぎて、英語が自然と身についてしまった人たちです。中には、毎週、トップ40のMCを暗記することで英語を身につけた、なんていう超オタクもいます。

逆に、その調子でいくら頑張っても、好きなアーティストの記事ひとつ読めるようになれないなら、教科書の文法に目を向けてみるのもいいでしょう。文法書が、あなたの好きな洋楽の世界へと近付けてくれるかもしれません。

そして、高校時代に好きなものにのめり込むことの最大のメリットは、それがあなたの「専門性」につながることです。高校生のミーハー魂というものは半端ではありません。例えば、高校時代に特定なアーティストをとことん追っかける人はいくらでもいますが、それを中高年になっても続けている人は、ごく少数です。そんなエネルギーは、たいてい枯れてしまっているのです。

しかし、プロの世界には、どういう人がいるかというと例えば、高校時代にバカみたいに洋楽ばかりを聴き込んだがために、その時代の洋楽に誰よりも詳しくなってしまった人たちばかりです。あなたの場合は、このままいけば、「英語もできる、２０１０年代洋楽オタク」になれるでしょう。その力をバネに、二十歳以降は、そのときどきで景気のいい方向へと転化していくといいと思います。例えば、英語力を活用してIT用語も研究してみるとか、洋楽の知識を活用して著作権法の勉強をしてみる、といった具合です。二十歳くらいまでに、その力が身につくよう、今は好きなものを追及して、自信と基礎を築いてください。