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どこにも入れる副詞の場所が分かりません。
He studied [hard].(彼は一所懸命勉強した) これに「英語」を入れたとき「彼は英語を一所懸命勉強した」「彼は一所懸命英語を勉強した」でどっちも通じますが英文では He studied english hard. He studied hard english. 上が正しいんですよね?下でも間違いじゃありませんか?駄目なら何で駄目なんですか? 5文型を習ったときに副詞はどこにも入れられると聞いてさらによく分からなくなってしまいました。 正しく副詞を置く方法を教えて下さい。
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こんにちは。 1. 「副詞はどこに入れても良い」というのは、とんでもない勘違いですよ。副詞によっては、入れられる箇所が決まっているものもあれば、入れる箇所によって文意を違えることも多々あります。 (1) ご質問文では: ・He studied English hard. 、、、これが正解です。 ・He studied hard English. 、、、こうすると、「英語」の中に「hard English、soft English」という小項目の学問があり、「彼はハード・イングリッシュの方を勉強した」と僕には読めます。何故なら、どうしてもこの場合 hard が直後の名詞 English に掛かる、すなわち形容詞 hard になってしまうということですね。つまり、他動詞 study と目的語 English の間に副詞 hardが割って入れないという話ですね。 (2) 入れる箇所によって文意を違える副詞: ・He likes English too. ⇒ 彼は英語も好き(=彼は他の科目も好き) ・He too likes English. ⇒ 彼も英語が好き(=他の人も英語が好き) 蛇足ですが、English は必ず大文字にして下さい。これがテストだったら減点対象です。 2. 第5文型であっても、それは同じです。例えばこんな文があります: ・You called me dishonest. ⇒ 「me = dishonest」の関係が成り立つので第5文型 、、、これに also という副詞を入れてみます: ・You also called me dishonest. (君も僕を不誠実だと言った ⇒ 他の人も僕を不誠実だと言ったことに加えて) ・You called me dishonest also. (君は僕を不誠実でもあると言った ⇒ ケチと言った上、さらに不誠実だとも) 、、、もちろんこれらの文章は前後文脈にも左右されるものです。しかし副詞の位置が明らかに文意を変えているのは確かですよね。是非「副詞はどこにも入れられる」と教えた人にこれらの文章を見せて聞いてみて下さい。書いた人が例え「こう解釈されるべきだ」と主張したところで、他の人が同じ文を読んで「そうではなくて、こうにも解釈できる」と反論される可能性がある、すなわち「二通りに解釈する余地がある」ということでだけでその文は "unclear" とされます。 今ここで「この副詞はここ、あの副詞はこっちに置く」という説明はできませんが、とにかく今の段階では「副詞はどこに入れても良いというワケではない。入れる箇所によっては文意自体を違える場合がある」と理解されると良いと思いますよ。 ご参考までに。
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文型に関しては勉強をしませんでしたので、解説はできないのですが、副詞は動詞の後に付けることができます。ですか He studied hard english. と言っても文法的に間違いはないと考えます。 たぶん、 He studied english hard. の方が He studied hard english. より居心地がよから、殆どの人が好んで前者の場所にhardを副詞として置くと考えればよいと思います。 何故? He studied hard english hard. と言っても文法間違いは無いし文意も成り立つからです。 この場合のstudyの後に来るhardは形容詞として”難しい英語”として使います。Englishの後にくるhardがご指摘の副詞で"いっしょうけいめい”になります。 He studied hard english hard. の副詞をとると? He studied hard english. に戻りますが、 あれ~気が付きません? この場合のhardは副詞ですか?それとも形容詞? 言葉は相手に意思や考えを伝える道具であって、人を迷わすものではありません。ですから、居心地の良し悪しが出てくるのでは?
お礼
ありがとうございます。 文法的には間違っていないという一文が理解する上で分かりやすかったです。 副詞として入れたつもりでも場所によっていつの間にか形容詞にとらえられかたが変化してしまう(形容詞としてのふさわしい場所に副詞を入れてはいけない)のですね。 たぶんもっと複雑な文になればどっちともとれてしまうというものが出てきそうですね。今のうちから副詞をきちんと勉強して惑わされないようにしたいです。
- Agee
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Oxford University Press 'A Practical English Grammar' の日本語版『実例英文法』には、「副詞の位置」として、様態・場所・時・頻度・程度などの副詞について、なんと13ページにわたって説明されています。 その一番最初の「様態」の項に「普通は動詞の直後に置く。動詞の目的語があればその直後に置く。動詞とその目的語との間に副詞を入れてはいけない」と書かれています。 つまり"He studied English hard."はよくても、"He studied hard English."は許されないのです。「駄目なら何で駄目なんですか?」と聞かれても、それが英語の決まりだからと云うしかありません。日本語でも、そういうケースはいくつもあると思います。
お礼
ありがとうございます。 実例英文法はちょっと高いですが購入を検討してみようと思います。
お礼
わかりやすい解説をありがとうございました。 副詞はどこにでも入れるのではなく、どこにでも入り込む可能性があるのが副詞である。副詞は個々に入れる場所は決まっているし場所によって意味が変わるものもある。それらは覚えるしかないと言うことなのですね。