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北アイルランド問題

北アイルランド紛争の本を読んで納得できなかったのですが なぜイギリス政府は北アイルランドをちょっとやっかいな存在としながらも北アイルランドから手を引かずブリテン島との連合関係を保っているのですか。 本にはイギリス国民の多くは北アイルランドから手を引くべきだと考えていると書いてあったのに、政府側がなんでそんなに北アイルランドを離さないのかがわかりません。 また、ユニオニスト達もブリテン島にまた移り住めばいいのにと思ったりしたのですが、なぜ移民という立場で勝手に北アイルランドで独立するために残虐なことをいくらでもできたのでしょうか。 回答よろしくお願いします。

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みんなの回答

  • eroero1919
  • ベストアンサー率27% (3007/11114)
回答No.4

#3さんが分かりやすい回答をされていますが、補足すれば領土問題というのはどこの国でもはいそうですかと簡単に引き下がれないものなのです。 例えば我が国には韓国との間に竹島問題があります。竹島なんて岩しかないちっぽけな島で、漁業に対する影響もそれほど大きなものではありません。でも竹島はどーでもいいから韓国にくれてやるとなったら、当然中国は竹島要らないんだから尖閣諸島も要らないよねといってきますし、ロシアもじゃ北方領土もロシア領でいいよねとなります。 かつてアルゼンチン近くにあるフォークランド諸島をめぐってアルゼンチンとイギリスが戦争をしました。アルゼンチンが突然イギリス領だったフォークランド諸島を占領したのですが、イギリスにとってフォークランド諸島なんて本当にどうでもいい島々でした。だから、閣僚の中にはあんな島々くれてやれって人も少なくなかったのですが、時のサッチャー首相は鉄の女ぶりを遺憾なく発揮し、受けて立ったろやないかいと戦争をしてとうとうアルゼンチン軍を粉砕してしまいました。 サッチャー女史が最も恐れたのはここでアルゼンチンに譲歩することで世界中から「サッチャーは女だから」と甘く見られることでした。それが男より勇猛だったことを全世界に知らしめ、以後サッチャーを甘く見る政治家は世界中のどこにもいなくなりました。

  • nacam
  • ベストアンサー率36% (1238/3398)
回答No.3

まず考えなくてはならないのが、北アイルランドの住民の多数が、イギリスへの帰属を望んでいるという事です。 6割程度が、イギリスへの帰属を望み、3割程度が独立、またはアイルランドへの統合をのぞんでいるという状況です。 イギリスとしましても、住民の過半数がイギリスへの帰属を望んでいる以上、簡単に手を引く事ができません。 ヘタに手をひきますと、今度はイギリス系住民が虐待されかねません。 >ユニオニスト達もブリテン島にまた移り住めばいいのにと思ったりしたのですが、なぜ移民という立場で勝手に北アイルランドで独立するために残虐なことをいくらでもできたのでしょうか。 北アイルランドの歴史をご存知なのでしょうか? 現在のプロテスタント系の人達も、既に400年に亘って北アイルランドに住んでいる人達なのです。 北海道が「アイヌの土地だから日本人は出て行け」と言われて、北海道の人が出てゆきますか? たった百年でその状態です。 それを400年前ですと、イギリスに親戚などもいなくなってしまっています。 質問者の方が、アメリカは、ネイティブアメリカンのものだから、ブッシュもオバマもアメリカ人全員を元の国に帰せるなば、北アイルランドでも可能でしょう。 アメリカは、北アイルランドの歴史の半分たった200年ですから。

  • cyototu
  • ベストアンサー率28% (393/1368)
回答No.2

人類の歴史を振り返ってみると、戦争以外で自分の持っていた土地を国が手放すことは、例外中の例外に属します。アラスカをアメリカに売ったロシアも、ルイジアナをアメリカに売ったフランスもその後大変後悔をして居りますし、その時の政治家は国賊と看做されております。ですから,政治家はその国が存在する限り永遠と国賊のレッテルを貼られる覚悟があるか、または、沖縄の返還のように、裏で国民の知らされていない余程異常な取引がないかぎり、資源がないだの、何の生産もないなどのどんな理由があろうとも、土地を手放したことがなかったの言うのが人類の歴史です。人類は長い歴史から、今現在何の役にも立たないと思っていた土地が、思いもよらないことで、突然役に立つという経験を何度もしてきたからです。ロシアもまさかアラスカを売った当時には、石油が重要になる社会が来るなどとは想像できませんでしたし、さらにアラスカから石油が出てくるとはなおさら想像していませんでした。また、まさかアメリカが将来ロシアの存在を危うくする時代がやってくることも想像ができませんでした。現在の例でも、リチウム電池が携帯電話やデジカメの普及で、突然重要になってきました。今後、電池で動く車の需要が飛躍的に伸びてくるために、増々重要になってきます。ところが、それを作るための最も基本的な元素は今のところ中国の西南部の大変小さい領域だけから出てきているそうです。ある意味で中国は世界の首根っこを押さえているわけです。しかし、そんなものはリチウム電池が発明されるまでは何の役にも立たない元素だったのです。今後ナノテクノロジーが進歩すればするほど、ごく微量な物質でも、大変重要になってきます。その微量な物質は大変小さい領域でも十分需要を賄える可能性があります。北アイルランドから出てくるものが、今後何の役に立つかは誰も分からないのです。 また人間の歴史を振り返ると、今までとるに足りないと思っていた小国が世界を席巻してしまうことが何度も起こっています。小さな島国のイギリスがそうでしたし、日本では小国尾張の信長がそうでした。そんな歴史を認識してしまうと、いつか小国アイルランドがそうならないという絶対的な保証はないのです。私がイギリスの政治家だったら、戦争で退却する以外には、どんな理由があっても北アイルランドを手放しません。

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.1

北アイルランドにいるイギリス国教徒(=ブリテン島からの移民者)というのは、つまり、北アイルランドの地主なのです。 北アイルランドでも貧乏、ブリテン島でも貧乏というのであれば、どっちにいてもいいのですが、北アイルランドにいれば地主で、ブリテン島に戻れば貧乏というのでは、だれもブリテン島には戻りません。 ブリテン島に戻れというのは、北アイルランドでの資産を捨てろと言うことと一緒ですからだれも戻りたいとは思わないでしょう。 ブリテン島の人間にとっては、北アイルランドの地主の権利などは知ったことありません。単に治安維持費用がかかるだけと思っています。

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