海上自衛隊の飛行場について

質問

日本の海上自衛隊には海上自衛隊厚木航空基地など空軍が含まれています。

陸・海・空といった識別は、地上、海上、空中と思っていましたので、少し驚きました。

ただ、空軍力とかいう場合は、どうしても航空機の総数などを思い浮かべます。

それで質問です。

１．自衛隊の陸・海・空の定義は、どうなっているのでしょうか。軍隊ですので、すべてケース・バイ・ケースということでいいのでしょうか。それとも、何か定義のようなものがありますか。

２．日本の空軍力（たとえば航空機の数とか）は、陸・海・空でどれくらいの比率になりますか。

よろしくお願いします。

回答No.4

osanem

制海権、制空権という言葉があります。
言葉の意味はウィキペディアを調べてください。
＞１．自衛隊の陸・海・空の定義は、どうなっているのでしょうか。軍隊ですので、すべてケース・バイ・ケースということでいいのでしょうか。それとも、何か定義のようなものがありますか。

空自、海自は制空権、制海権を担当しています。
陸上自衛隊は日本国内の陸地における有事の際に活動します。
機体として主にヘリコプターは同じ機体が使われているケースはありますが、用途は異なり当然、装備品も異なります。
ご指摘の海上自衛隊の保有している厚木基地での航空機と言うのは恐らく対潜哨戒機Ｐ３－Ｃの事ではないでしょうか？
この機体も制海権確保、奪取の為の航空機です。他国で同様の機体を有している国では海軍が有しているのが一般的です。

唯一、例外といってもいいのが航空自衛隊のＦ２支援戦闘機です。
この機体の開発における重要性能は対艦ミサイルを4発搭載できる事とされています。艦船を攻撃するのを主目的とする機体を海上自衛隊は保有していません。Ｆ２のような機体の運用、パイロットの育成は海上自衛隊にはできません（能力を持っていないと言う事です）。艦船への空からの攻撃に関しては航空自衛隊に付与されています。勿論、海上自衛隊にも艦船攻撃の能力はありますが、前文の通りＦ２のような機体は保有した事がないし、今後もないと思われます。

＞２．日本の空軍力（たとえば航空機の数とか）は、陸・海・空でどれくらいの比率になりますか。
他国の空軍と同様の能力という点で言えば、航空自衛隊のみが有しています。

防衛白書のリンクを添付します。ご参考までにどうぞ。

参考URL：

http://www.clearing.mod.go.jp/hakusho_data/2008/w2008_00.html