日商簿記3級 購入に伴う諸費用と支払手数料の違い

このQ&Aのポイント
  • 日商簿記3級第1問の売買目的有価証券の購入に伴う諸費用と支払手数料の使い分けについて教えてください。
  • 購入した株式に加えて売買手数料も支払わなければならないため、適切な仕訳の方法を知りたいです。
  • 「支払手数料」という勘定科目と「諸費用に含める」方法の使い分け方を教えてください。
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日商簿記3級 購入に伴う諸費用と支払手数料の違い

 皆様、いつも お世話になっています。よろしくお願いします。 日商簿記3級第1問の仕訳の問題には、あらかじめ勘定科目(「売買目的有価証券」「支払手数料」等、約30科目)が与えられています。    問題 売買を目的として、他社が発行する株式1,000株を1株あたり 60円で買い入れ、代金は証券会社に対する売買手数料1,000円とともに小切手を振り出して支払った。  解答 借)売買目的有価証券  6,100   貸) 当座預金  6,100  解説には、「売買目的有価証券の購入に伴う諸費用は、売買目的有価証券勘定に含める」とあります。  私は 借)売買目的有価証券  6,000   貸) 当座預金  6,100   支払手数料     1,000 とやってしまい、間違ってしまいました。解説の意味はわかるのですが、「支払手数料」という勘定科目と「諸費用に含める」方法とどのように使い分けるのでしょうか?  皆様、どうかご教授を宜しくお願い申し上げます。

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回答No.3

こんにちは #1です。 >仕入・・・仕入に算入   売上・・・支払手数料に算入 > サービスの場合 >与えた場合・・・受取手数料に算入  受けた場合・・・支払手数料 >                           に算入 3級の範囲としては基本的にそれでいいと思いますが、一点 売上にかかる手数料は、販売手数料という勘定科目になりますね。 販売手数料 http://kanjokamoku.k-solution.info/2006/07/post_105.html 支払手数料 http://kanjokamoku.k-solution.info/2006/07/post_113.html 受取手数料 取引の仲介になどによって受け取った手数料 ちなみに厳密にいうと受取手数料ですが、たまたま不動産の仲介など をして手数料を得た場合などに発生する可能性はありますが、その サービスが "主たる事業目的の場合" には、売上として計上します。 サービス業の場合は、商品の販売ではなくサービスの提供が目的です から受け取った手数料自体が、売上になる訳です。 (勘定科目自体は○○手数料収入とか使ったりすることもあるようで  すが、意味合いとしては売上です。) このあたりは3級の範囲外ですので、一応ふ~ん、そうなんだ くらいに覚えておいてください。(笑) ちょっと混乱させてしまったかも知れませんが、3級の範囲であれば こんないじわるな問題はでないと思いますので、 (1)売上に伴う手数料は、販売手数料として処理する。 (2)仕入や資産購入に伴う手数料は付随費用として取得価額に算入する。 (3)銀行振込、証明書の交付による手数料、税理士費用、弁護士費用など  のコンサルタントにかかるいわゆる外部委託手数料は、支払手数料  として処理する。 (4)仲介手数料などの手数料を受け取った場合は受取手数料として処理する。 というように覚えておけば、問題ないと思います。 また何かあれば補足してください。 ご参考まで。

janeway
質問者

お礼

nayuta_lot 様へ  大変、詳細かつご丁寧なご教授を有難うございました。手数料に関しては、自信をもって本試験に臨めそうです。 11月16日の検定試験合格目指して頑張ります。  nayuta_lot 様の解説はわかりやすいですね。もしかして、どこかの学校の簿記の教師をなさってるのですか?  

その他の回答 (2)

回答No.2

こんにちは。 #1です。 なぜ、"取得価額に算入するのか"ということでよろしいでしょうか? 取得価額に算入する理由は、その資産を取得する為に"その付随費用が なければ、取得できなかった"ということを考えた場合、購入した資産 の価値は、"資産そのものの取得価額と付随費用の価値がある"と考えます。 付随費用の支出は、費用として計上して利益を減らすような性質の ものではなく、資産として認識する性質のものだと考えるのです。 このあたりは、簿記の考え方なのでそう理解してください。 また、資産を売却した場合は、資産そのものがなくなり支出のみ残り ますから売却費用ということですね。 仕入の場合も同様で、正確な売上原価は、売上総利益はいくらなのか という損益計算をする為には、原価性のあるものを算入する必要が あります。 正確な売上原価、売上総利益を求める為に販売費ではなく"売上原価" として算入することに意味があるのです。 売上原価の計算は 期首商品棚卸高 + 当期総仕入高 - 期末商品棚卸高 でしたね。 従って、仕入の際の付随費用は、"その支出がなければ、仕入が行え なかったものなのだから原価性がある"ものとして仕入に算入するのです。 こんな感じでよろしいでしょうか? また、何かあれば補足してください。 では、がんばってください^^

janeway
質問者

補足

nayuta_lot様へ  補足へのご教授ありがとうございました。  かなり、イメージが掴めてきましたが、お手数をお掛けしますが「何かあれば補足してください。」とのお言葉に甘えさせて下さい。  私なりに付随費用の算入先勘定科目を纏めてみました。私の纏めにどんな些細な事でも結構ですので、アドバイスを頂けましたら、大変 嬉しく存じます。  モノの場合 仕入・・・仕入に算入   売上・・・支払手数料に算入  サービスの場合 与えた場合・・・受取手数料に算入  受けた場合・・・支払手数料                            に算入  どうか宜しくお願い申し上げます。

回答No.1

こんにちは 支払手数料 http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Euro/1397/s31.html 上記のURLを見てもらえるとなんとなくわかるかと思いますが、 基本的に銀行への振込手数料、証明書の交付手数料、外部への業務委託 手数料というものが、主な対象です。 内容をみてわかるのは、なにかのサービスを受けて手数料を支払って いることがわかると思います。 対して、有価証券に限らず、備品、土地などの固定資産の取得などに かかった手数料は、"資産取得に要した付随費用"として取得価額に算入 します。  "資産取得に要した付随費用"というのがポイントです。 仕入のときも同じですね。 仕入にかかった諸費用は仕入に算入します。 資産を売却した場合は、資産がなくなるのですから支払手数料になりますね。 ここの違いをおさえておけば判断できると思います。 もし質問があれば補足してください。 ご参考まで

janeway
質問者

補足

nayuta_lot 様へ   ご教授、ありがとうございました。  3級の試験対策上では、「資産取得に要した付随費用」の場合は、仕入や固定資産に「付随費用を算入」し、「資産が無くなった」場合は「支払手数料」になると暗記すれば、良いという事ですね。スッキリしました。有難う御座いました。  申し訳ありません。試験対策を離れて深い理解をしたいのですが、なぜ「資産取得に要した付随費用」の場合は、仕入や固定資産に「付随費用を算入」し、「資産が無くなった」場合は「支払手数料」になるのでしょうか?使い分ける必然性や合理的な理由があるのでしょうか?お忙しいとは思いますが、再度ご教授下されば、幸いに存じます。

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