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助詞「と」と「との」の、後続名詞への関係性の有無または強弱

例文 「欠陥があると(の)通知を受けた」 で、前半の従属節が後半の主節に関係を持つことを表すには「の」が要りますよね。「の」が無い場合には前半と後半とは「形式上」関係が全く表されておりませんよね。それとも少しは関係を表しておりますか。

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  • ベストアンサー
  • jo-zen
  • ベストアンサー率42% (848/1995)
回答No.1

「欠陥があると通知を受けた」の場合は、   「欠陥がある」と(いう内容の)通知を受けた という構文であり、「と」は引用を表します。文や句をそのまま受けて、動作・作用・状態の内容を表しています。かっこ内の「いう(内容の)」などが省略されていると考えて、補って考える必要があります。 「欠陥があるとの通知を受けた」の場合は、   「との」が、格助詞「と」+格助詞「の」の連語で、   「・・・いう」ということを表しますから、 普通に何も補わなくても、意味が通ります。 前者の用法は、文法的な完成度は低い言い回しではありますが、日常会話では同様なことは多々あるかと思います。十分に意味を補い得ますし、慣用表現としては一般的に使われる言い回しだと思います。

noname#200115
質問者

お礼

お示しくださった  「欠陥がある」と(いう内容の)通知、 によって欠落部分が有ることがわかりました。 有難う。単なる「と」の誤用と思っておりました。 この欠陥文は英和翻訳の納品で現れたので無視できませんから 「の」を入れて直しました。しかし なにゆえ「と」だけでは誤りなのかが説明できませんでした。

その他の回答 (3)

回答No.4

> 「の」が無い場合には前半と後半とは「形式上」関係が全く表されておりませんよね。それとも > 少しは関係を表しておりますか。 (1) 「との」は前の語句を引用して連体修飾語を作ります。直後の体言を修飾する場合、「の」は必須です。 ○ 敵艦隊見ゆとの警報に接し、聯合艦隊は直ちに出動、これを撃滅せんとす。 × 敵艦隊見ゆと警報に接し、聯合艦隊は直ちに出動、これを撃滅せんとす。 (2) 体言を修飾する場合以外は付けません。 × お前はクビだとの言われた。 ○ お前はクビだと言われた。

  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.3

こんにちは。 A「欠陥があるとの通知を受けた。」 B「欠陥があると通知を受けた。」 AとBは、意味が違います。 A = 欠陥があるという通知を受けた。 B = 欠陥があったときには、通知を受けたものである。 さらに、 C「『欠陥がある』と通知を受けた。」 があります。 これは、Aと同じ意味を、直接の引用によって、表現を変えて表したものです。 簡潔な説明しかできなくて、ごめんなさい。

noname#200115
質問者

補足

「と」と「との」との比較が論題なので 前者を使った文の意味は後者と同じである前提で話題を出したのであることは与えた記述によってわかると思っておりましたが、しかし、別の意味を作り出して質問者の目的とは違う説明を与える方がおいでになるとは思いませんでした。

  • Parismadam
  • ベストアンサー率65% (2756/4211)
回答No.2

はじめまして。 ご質問: <「の」が無い場合には~それとも少しは関係を表しておりますか。> はい、表しています。 1.「の」の無い「と」は、次に来る動詞句との関係を表します。 2.この「と」は次に来る動詞が指す動作・作用の状態や内容を示すのに使われる格助詞です。 3.ここではその用法の中でも「引用」の格助詞として使われています。 4.つまり、この「と」がかかるのは名詞ではなく動作を表す「動詞」になります。 5.従ってこの「欠陥があると」が修飾するのは、「通知」という名詞ではなく「通知を受けた」=「知らされた」という動詞句になります。 これが、「との」と大きく異なる点です。 6.「との」は『引用の「と」+格助詞「の」』の連語で、名詞にかかります。ここでは「通知」という名詞にかかっています。 この「との」は別の言い方にすると「~という」などに置き換えることができます。全て「名詞」にかかることができるからです。 例: 「~との連絡を受けた」=「~という連絡を受けた」 「~との知らせに驚いた」=「~という知らせ」 「連絡を受けた」=「知らされた」と置き換えられますから、「~と連絡を受けた」にしても違和感はありません。 しかし「~と知らせに驚いた」では、「知らせに驚いた」を一語の動詞句に置き換えられませんから、不自然になります。この場合は、「~と知らされ驚いた」というように、「知らせ」を動詞化する必要があるのです。 7.以上のように、「と」単独では、名詞にかかるのではなく動詞(句)にかかりますから、ここでは、「欠陥があると」は連用修飾語として、動詞句にかかるという関係性が成り立つのです。 以上ご参考までに。

noname#200115
質問者

補足

上と同じコメントを与えます。 「・・・と」はうしろの名詞にかかる「べき」文脈で「と」の働きについて話題を出しましたので動詞にかかるとの説明はこの前提無視になっております。。

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